FX取引開始の前に!知っておきたい口座開設の基本の流れとポイント
FX初心者のお役立ち情報
FXでの取引を開始したいと考えたら、まずは口座開設から始めなければなりません。国内でも海外の取引についても、信頼できるブローカーを選んで口座開設を申し込むのが最初の一歩となります。しかし、FX初心者は手順や流れ、ブローカー選びの段階で戸惑うことも多いでしょう。ここでは口座開設の基本の流れや、その際に押さえたほうが良いポイント、海外FXならではの注意点などを解説します。
FXを正しく知ろう!口座開設から取引開始までの流れを解説
口座開設までの流れ
FX取引を始めるには、FXブローカーに申し込んで口座を開く必要があります。ブローカーによって多少の違いはありますが、ほとんどの部分が共通なので紹介します。
まずFXブローカーのホームページにアクセスし、口座開設をクリックします。そうすると、契約締結前の確認書類の扱いなどについて、同意するかどうかを確かめられます。規約を一通り読んだ上で、問題がなければ同意欄をクリックしましょう。
その後、氏名や住所、生年月日、電話番号、メールアドレスなどの口座開設者の本人情報を入力していきます。住所は、別途送付する本人確認書類と一致していることが求められるので注意して入力しましょう。 続いて、資金の払い出し先などで使用する銀行口座情報を入力し、最後にこれまでの投資経験で該当する欄をクリックします。入力事項はこれで終了です。
その後で、マイナンバーカードや免許証などの個人番号確認書類と本人確認書類を郵送かオンラインで送ります。ブローカー側で番号と本人の確認ができれば、口座開設手続きは終了です。
口座開設完了から取引開始までの流れ
口座開設が完了したら、口座開設通知書を受け取る必要があります。これは、登録した住所に間違いなく本人が住んでいるかを確かめるために送られる書類です。また、この書類は、口座番号やログインパスワード、証拠金の入金先が記載されている重要な書類でもあります。ですから、大切に保管しておかなければなりません。
受け取ったら、口座開設通知書に書かれているパスワードを使ってログインできるかどうかを確認しましょう。一般的には、初回以降はご自身で設定したパスワードに変更できるので、最初のログイン確認ができたら、合わせてパスワードの変更を行うことをお勧めします。
それから証拠金に必要な資金を入金し、ようやく取引が開始できる状態になります。個人番号を確認するための書類と本人確認書類がしっかりしていれば、口座開設から取引開始まではそれほど時間はかかりません。国内FXブローカーはもちろん、海外FXブローカーであっても日本語に対応しているブローカーがほとんどのため、海外FXに挑戦してみるのも良いでしょう。
海外FXを始めよう!口座開設で気をつけたいポイント
安易に選ばない!しっかり吟味して口座開設を
海外FXの場合、安易な気持ちで口座開設をしないようにするのが重要です。FXブローカーによって、対応の仕方やサイトの使い勝手、入出金にかかる手数料など、さまざまな面が異なっているので、それらの情報をしっかりと集め、比較しなければなりません。
広告を見かけたからとりあえず口座開設してみるというような方法だと悪徳ブローカーに引っかかってしまう可能性もあるため、注意しておきましょう。
FX口座への入金は大切なお金を預ける行為なので、信頼の置けるブローカーかどうかをその前に見極めなければなりません。また、レバレッジやスプレッドなどの値もFXブローカーによって異なるため、比較しておくと良いでしょう。当てずっぽうで選ぶよりもずっとリスクは少なく、お得に海外FXでの取引を始められます。
特に、スプレッドや出金手数料などは、取引を行ったり収入を獲得したりする上でかかってくるコストになります。利益を最大化するためにも必要な事柄のため、見比べてみて、総合的に優れているブローカーを選ぶと良いでしょう。
よりお得に始めるために!キャンペーンに乗っかろう
スプレッドが狭いことや、出金手数料のかからなさでもコストを抑えることはできますが、よりお得に海外FXを始めたいのなら、キャンペーンに乗るのをお勧めします。口座開設や入金ボーナスによるキャンペーンを行っているブローカーがあるので、対象期間内かどうかを確認してから開設してみると良いでしょう。
キャッシュバックキャンペーンやボーナスの具体的な内容は、FXブローカーによって異なっています。もちろん、ボーナスの内容や条件だけで決めるのではなく、その他の面がきちんと優れているかどうかもチェックしておきましょう。ある程度候補を絞って、その中で出来るだけお得になりそうだと思うブローカーを選ぶのがベストです。
キャッシュバックがあれば、海外FXを始めやすい上に、最初から損失をある程度恐れることなく取引を行えます。特に、最初の段階で資金があまり用意できないという場合には、キャッシュバックの金額が高めのFXブローカーだと取引を始めやすいでしょう。
最初は不安なもの!海外口座のFX取引を安心して行うためには?
最初は大手企業が安心?実際に利用してみてご自身で確かめる
初めてFXの海外口座を開設しようと考えているのなら、悩むのがブローカー選びではないでしょうか。海外FXといっても膨大な数のブローカーがあり、どのブローカーが優良で安心して利用できるのか、初心者には分かりづらいものです。
どうしてもご自身では判断できないということであれば、最初は信頼のある大手企業が良いでしょう。長期間に渡って運営しており、信用を培ってきた企業であれば、まず出金トラブルなどの被害に遭うリスクは避けられます。
海外FXはハイレバレッジであることが魅力のため、レバレッジ上限などの条件のほうが気になるかもしれませんが、初心者はそういった点はまず横に置き、有名な大手企業を選択するのが安心です。初めてであれば、なおさらまずは海外のFX取引がどんなものなのか、雰囲気をつかむためにメジャーな海外ブローカーで慣らしていきましょう。
実際にご自身で利用してみることで、口コミや広告以上の事実確認ができ、優良か悪質か判断もつけられます。入出金がきちんとできるか、サポートの対応は丁寧か、取引内容に問題はないかなど、さまざまな点から本当に信用できるブローカーなのかをご自身の目で確かめていきましょう。
いきなりハイレバレッジは避けよう!徐々にコツをつかむと安心
海外口座でFX取引をするとなると、まず試してみたいのがハイレバレッジでのトレードではないでしょうか。国内では最大25倍までしかレバレッジがありませんから、100倍や200倍、あるいは1000倍で取引してみたいと考える人は多いかもしれません。
海外FXはロスカットやゼロカット制度が主流であるために、ローリスクハイリターンだと言われてはいますが、感覚をつかまないうちから、いきなりハイレバレッジでの取引はリスクが高いです。
よく分からないうちにロスカットされてしまうということも十分にあり得るため、安心して取引したいのであれば、徐々に慣れることで感覚を養うようにしましょう。どうしてもハイレバレッジで挑戦したいのであれば、最初は取引せずにデモトレードで練習を重ねてみるのも1つの方法です。
リスクへの対応が徹底している海外FXでも、為替レートが変動する限り、当然ながら収益だけでなく損失もあります。しかし、いきなり損をしてしまうと、不安が大きくなり委縮して取引の経験を積みにくくなります。
どれくらいのレバレッジでどれくらい変動したら利益が出るのか、あるいは損失が出るのかということについて、ゆっくりシミュレートして感覚をつかんでいくのが取引上達のポイントとなります。