FX投資と株式投資の違いとECNブローカー徹底比較!
FX比較いろいろ
金融資産運用をする場合、株式投資やFX投資などの選択肢があります。どちらも預金や債券投資などと比較するとリスクが高い反面、大きなリターンが狙えるイメージがあります。資産を増やしていくという目的は同じですが、具体的にはどういう違いがあるのでしょうか。また、ECNブローカーが一般的な海外FXですが、アメリカを始めとして、さまざまな国で多くのFXブローカーがひしめき合っているのが現状です。そこで、株式投資とFX取引の相違点や優位性について、ECNブローカーの中でどのブローカーが本当に優れているのかについて徹底的に比較してみました。
FXと株の難易度を比較!どちらから始めるべき?
株式投資とFX取引のリスクから判断する難易度の違い
株式投資のリスクには、購入した価格から値下がりする価格変動リスクや発行企業が倒産して株式が無価値になってしまう信用リスクなどがあります。しかし、信用取引などを除く、一般的な株式投資の場合は、最悪でも投資元本を超える損失を被ることはありません。発行企業の倒産などにより株の価値全額を失うのが最大の損失です。
一方、FX取引の場合は少額の証拠金を差し出せば、レバレッジをかけることで証拠金の何倍もの取引ができる点が特徴です。そのため、自己資金を超える取引が可能になります。予想通りの相場展開となり利益が得られた場合は、証拠金の何倍もの利益が得られる可能性がありますが、相場が予想と逆の動きをした場合は、証拠金の額を超える損失が生じるリスクがあります。
そのため、レバレッジをかける場合は、FX取引の方が難易度は高いといえるでしょう。ただし、レバレッジを抑えた倍、通貨の価値は発行国家が破綻するなどの場合以外は無価値にはなりませんので、低倍率のレバレッジでの取引をしている限り、株式投資よりはリスクの面で難易度は低いといえます。
リターン面で株式投資とFX投資の難易度を比較する
投資対象の特性は、リスクとリターンの両面で見る必要がありますので、リターンの面からも難易度を比較してみる必要があります。
株式投資の場合、短期間で株価が高騰し投資額の何倍もの売却益を得られる可能性があり、大きなリターンも夢ではありません。配当金によるインカムゲインは得られますが、業績によって変動します。ただし、値上がりする銘柄を選択する難易度は高いといわれています。
FX取引はレバレッジをかけない場合、為替レート変動分だけ利益が生じることになります。短期間で数%変動することもありますが、株式投資と比較するとそれほど大きな変動とはいえないでしょう。
しかし、国内FXであれば最大25倍、海外FXであれば約1000倍のレバレッジをかけられるブローカーもありますので、ハイレバレッジ取引をすればリターンが株式投資を超える可能性もあります。
FX取引の場合は、レバレッジをどの程度かけるかによって難易度が変化することをよく理解しておく必要があります。その点を上手く管理できるのであれば、まずはFX取引にトライしてみるといいでしょう。
資産運用と言えばコレ!株とFXを比較してみました!
レバレッジが高ければ低い?入金最低金額はブローカーによりけり
海外FXでは基本的に最大レバレッジ数が高いブローカーが多いですが、入金の最低金額が必ず低いというわけではありません。ブローカーによって異なっているため、レバレッジが高ければ高いほど最低入金額が低いという誤解はしないようにしましょう。
400倍、もしくは500倍の最大レバレッジ数を掲げているブローカーの多くは、250ドルや500ドルを初回最低入金額に設定しています。単純計算しても数万円単位なので、極端に低い金額だとは言えません。しかし中には、レバレッジが極端に高いというわけでもないのに10ドルや5ドル、1ドルといった最低入金額を提示しているブローカーもあるのです。
最初の投資金額がそこまで用意できないようであれば、最低入金額の低さのみにこだわってブローカー比較するのもいいでしょう。極端に高レバレッジではなかったとしても、国内FXよりは高めに設定されていることがほとんどなので、細かくこだわらずに参入してみるのも1つの手段です。
特に、初めて海外FXに参入する場合、高いレバレッジ数ならではの取引姿勢も整っていないため、気軽に選んでみてはいかがでしょうか。
高いレバレッジの魅力!最低入金額を気にしないのもあり!
最低入金額が低ければ少ない投資金で済むため、海外FXへの参入がしやすいものですが、特に最低入金額を気にせずに高いレバレッジを優先していくのも1つの方法です。
レバレッジが高ければ、それだけ少ない投資金でポジションを広く取れるのが大きな魅力なので、入金額自体の敷居が高く感じたとしても、1回の取引に賭ける金額自体は大幅に制限できます。試しにやってみるだけではなく、継続して取引を行っていく予定なのであれば、最低入金額はあまり大きな問題とはならないでしょう。
レバレッジが高いほど、それだけ少ない資金で大きな勝負に出ることもできますから、海外FXならではのメリットを活かしたいのなら、レバレッジ数の大きさに指標をおいてブローカーを比較してみることをお勧めします。
高いレバレッジと最低入金額の低さ、どちらのほうがご自身にとって円滑な取引をできるのかを念頭にいれておくことで、的確なブローカー選びを行うことができるでしょう。
また、直ちに参入したいけれど、レバレッジにこだわりたいということなら、どちらもバランスの取れたブローカーに絞り込んでみるというのもいいでしょう。
ECNブローカーを徹底比較!
総合的に優れているのは?!初心者にもお勧めのFXブローカー
ECNブローカーを比較する上では、入出金にかかる手数料やスプレッドの狭さ、約定スピードの高さなどが指標となります。これらの条件の中で、総合的に優れている海外のECNブローカーは、XM(エックスエム)です。
XMはまず、海外FXの中でも最大級のレバレッジを誇っています。他の海外FXブローカーは大きくても400倍程度となっていますが、XMは最大888倍です。これだけでもとても魅力的な条件ではありますが、約定スピードも平均0.276という数値を叩き出しています。
スプレッドもドル円の取引では0.4です。入手金にかかる手数料も無料となっているので、さまざまな面で優れていると言えるでしょう。
元々はTrading Point(トレーディングポイント)という名のブローカーで、その頃から知名度の高かったFXブローカーでもあります。日本人トレーダーにも高く評価されていますし、信頼性の高いブローカーです。海外FXを利用するのが初めてだからよくわからない、不安があるといった初心者には、まずこのブローカーを選んでおけば間違いないでしょう。
各面で優れているのは?ブローカーの特徴を比較!
海外のECNブローカーで最も優れていると言ってもいいのは「XM(エックスエム)」ですが、他にも優良ブローカーと言えるブローカーは沢山あります。それぞれのブローカーに強みがあるので、特徴を見ていくといいでしょう。
まず、スプレッドの面で高く評価されているのは、AXIORY(アキシオリー)のナノスプレッド・アカウントです。スプレッドの狭さに関してはXMよりも優れているのが特徴になります。ドル円だけに限らず、ユーロなどの取引もXMよりも狭くなっているので、とにかくスプレッドを重視したい方には向いているブローカーです。
XM以上のスプレッドとして考えるのなら、FXDD(エフエックスディーディー)のプレミアム・アカウントもお勧めできます。
次に、レバレッジの高さでは、FxPro(エフエックスプロ)やTraders Trust(トレーダーズトラスト)などが挙げられるでしょう。それぞれ最大レバレッジ数は500倍です。大抵の海外FXブローカーは高くても200倍や400倍程度なので、少ない資金で取引をするのには十分な数値となっています。
このように、ブローカーによって強みとしている部分は異なっているため、優れた点が多い、かつ利用しやすいECNブローカーを選んでみるといいでしょう。