FXで主婦が失敗しないために知っておきたい税金や口座の審査に関する知識
FX初心者のお役立ち情報
自宅にいながら、パソコン1台で24時間簡単に取引をすることができるFXは、主婦の間でも大変人気があります。実際に家事などのスキマ時間を利用しながら、月に大きな利益を出している主婦の方も多くいるようです。これからFXを始めようと考えている方や、興味を持っている主婦の方が知っておきたいFXに関する知識を、見ていくことにしましょう。
FXをやりたい主婦は必見!税金で失敗しないための知識
会社員の夫だけでなく主婦がFX取引を行う場合、一定の所得以上になると確定申告が必要です。
国内FX、海外FXで課税方法が違う点や、主婦側の申告が夫の課税所得計算にも影響する点など、取引を始める前に知っておきたい税金知識があります。知らずに申告漏れになり、予想外に夫の手取り金額が減るような失敗は避けたいものです。
主婦がFXで得た利益は確定申告が必要
主婦であっても、パソコンやスマホがあれば手軽にFX取引ができる時代です。国内FXに限らず、レバレッジ規制が少ない海外FXも、簡単にネット取引ができます。大損を出して取り返しのつかない失敗をしないように、リスクをよく理解したうえで、取引に参加することが大切ですが、もうひとつ重要なポイントがあります。それが税金です。
主婦がFXで得た利益が基礎控除の38万円を超える場合は、確定申告が必要になります。申告方法は、国内FXと海外FXで違います。国内FXの利益は、20.315%の申告分離課税とされていて、同一年中に発生した損益は通算できます。また、損益通算しても消せなかった損失がある場合は、翌年以降3年間、損失の繰越控除をすることが認められています。
一方、海外FXの所得に対する課税方法は総合課税です。総合課税の特徴は、所得金額が大きくなればなるほど税率がアップする、超過累進税率が適用されることで、最高税率は55%です。所得が大きくなると国内FXよりも税負担は増えますが、海外FXだからこそ、しっかりレバレッジをかけて大きく儲ける余地があるという考え方もあります。
主婦のFX所得申告が夫の課税計算に影響を与えることがある
主婦がFXで得た利益が年間38万円を超えると、確定申告が必要です。しかし、主婦側だけの問題にとどまらず、夫側の税金に影響を与える可能性があることも知っておく必要があります。つまり、夫婦単位での税の影響を考える必要があるということです。
例えば、主婦が国内FX取引で失敗して大損した場合、本人は損失の繰越控除のために確定申告をするでしょう。妻は損失のみで所得は発生していませんので、夫側の配偶者控除に影響はありません。
その後、翌年に主婦が38万円を超える国内FXの所得を得たら、前年発生した損失の繰越控除をするでしょう。その結果、課税標準が38万円以下になる可能性もあります。ただ、損失の繰越控除をした結果38万円を下回っても、控除前の所得(合計所得金額)が38万円を超えていると、夫の配偶者控除はなくなります。配偶者控除の所得判定基準は、合計所得金額となります。
国内FXの場合は、夫婦単位で税の影響を考える範囲が広くなりますが、海外FXの場合は損失の繰越控除はありませんので、そんな心配が不要な海外FXを夫婦でメインにして取引するのも、有効な選択肢のひとつでしょう。
無職や主婦でもできる!海外FX口座開設の審査において気をつけたいこと
投資に対しての関心が高まりつつあり、そのなかでも少ない資金で大きな投資ができるFXに人気があります。レバレッジの制約が少ない海外FX投資にチャレンジする人が増えているなかで、海外FX口座開設の審査については、気をつけておくことがあります。
審査が難しいケース:主婦、学生の方
大きなチャンスがある海外FXの投資を始めるにあたって、まずはFX取引のための口座を開設する必要があります。ただし、口座開設前には審査が必要であるため、準備が必要です。審査においては、年齢が20歳以上であるという事や、ある程度はパソコンやメールが使えること、また、ある程度の投資経験があることが条件としては求められています。
また、審査で気になるのが、職業や金融資産の額といった条件があることです。例えば、学生であれば20歳以上であることはもちろんのこと、投資のための資産や投資経験といった面で、条件を満たすことができないケースがあります。また、主婦である場合には、パートなどの職業に就き収入があれば、条件をクリアして海外FXの口座を開設し、投資を始められます。
審査が難しいケース:無職、無収入の方
海外FXの投資を行うため、口座開設を行う場合に審査をクリアしなければなりません。その基準として、職業に就き収入があるかどうかは、重視されている点です。
無職である人の場合、必ずしも審査がクリアできないわけではありませんが、何らかの職業に就いていた方が審査では有利です。もちろん、たとえ無職でも資産を保有している、何らかの収入源があるのであれば、海外FXの投資を行う条件が十分にあります。
無収入である場合には、海外FXブローカーからの評価は比較的厳しい状態にあります。この場合には、まず何らかの簡単な職業にでも就くことによって、条件はクリアすることができます。たとえ投資を始めるにあたって、各種の条件を満たす必要があったとしても、それらのハードルに向けて対処する何らかの対策は見つけられます。
海外口座開設のメリットとは?
日本に滞在してFX投資を行う場合には、まず国内のFXブローカーを利用するという考え方が一般的です。しかし、海外口座開設による金利や外貨両替などのメリットを考えれば、海外口座開設を行い、海外FXで投資するという判断もメリットが大きいです。
リスクの回避・高金利
海外口座開設を行い、海外FXを始めるという方法には、メリットがあります。魅力的であるのが、海外の高い金利です。日本の銀行に資金を預けていたとしても、得られる金利の利益は小さいです。しかし、海外では高い金利を設定しているケースが多いです。同じお金を預けるのであれば、高金利であった方が得られる利益も大きくなります。
また、海外に資産を1部でも移しておくということは、リスク回避のメリットがあります。経済状況の大きな変化により、資産を大きく損なうといった事も可能性としてあります。そのため、1箇所にまとめて資産を集めておくよりも、海外FXを機会に海外口座開設を行っておくことに利点があります。
資産運用においてリスクの回避は基本であり、海外FX投資にも海外口座が役立ってくれます。
先進の銀行サービスと税制メリット
国際化が進んだ世界では、資産運用も世界を見ての判断が必要です。世界の銀行や各種投資関連会社も、グローバルな競争を繰り広げています。日本国内のFXブローカーのみならず、海外FXブローカーの利用も視野に入ります。
海外FXブローカーを利用するには、海外口座を開設することが有利であり、またそのほかにも、銀行サービスや税制面でのメリットにも注目できます。海外のなかでも特にネームバリューの高い銀行であれば、そのサービスは日本以上に充実しています。日本の銀行ばかりを見ていては、恩恵が受けられません。
また、税制面でも、海外口座から得られるメリットは大きいです。税率は世界各国で大きな違いがあります。節税のために海外口座を積極的に利用する人も多く、大切な資産をできるだけ多く残すことに効果があります。