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海外FXは国内FXよりメリットがある?安全に取引するための見極めポイントは?

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UPDATE2017.07.28

海外FXに関する基本知識

海外FXは国内FXよりメリットがある?安全に取引するための見極めポイントは?

FX取引を始めたいと考えている人の中には、国内FXにするか海外FXにするかについて悩んでいる人もいるでしょう。国内FX、海外FXそれぞれ特徴がありますが、特に海外FXのメリットに焦点をあててご紹介します。また、海外FXは海外ブローカーとやりとりをすることになるので、安全に取引できるかどうかについて不安を感じる人もいるでしょう。そのため、安全で信頼できる海外FXブローカーを選ぶポイントについてもお伝えします。

国内FXと比較した場合の海外FXのメリットとは?

メリットは主に3つある

FX取引には、国内FXと海外FXの2つがあります。両者はそれぞれ、外国通貨の売買を行うという点では共通していますが、違いもあります。では、国内FXと比較した場合の、海外FXのメリットとは何でしょう?

海外FXのメリットは主に3つあります。1つ目は、海外FXの方が、国内FXと比較して高い倍率でレバレッジをかけることができるという点です。

2つ目のメリットは、海外FXブローカーで口座を開設しFX取引に必要な資金を入金すると、入金ボーナスとよばれる特典がもらえることです。

3つ目は、ゼロカットシステムと呼ばれる損失確定システムが使えるようになることです。それでは、この3つのメリットについてそれぞれ詳しくご紹介しましょう。

レバレッジとは小さな金額で大きな取引ができること

国内FXと比較した場合の海外FXの1つ目のメリットであるレバレッジとはいったい何なのでしょう?

レバレッジとは、てこの原理のことを指す言葉です。てこの原理は、小さな力で大きなものを動かすことができるという力学の原理ですが、これがFX取引においても当てはまります。FX取引を行う場合には、FXブローカーに対し証拠金を拠出する必要があります。そして、この証拠金の何倍もの取引を行うことができるというのがFXの大きな特徴となっています。

安全な取引のための見極めポイントは?

国内FXでも海外FXでもレバレッジをかけることはできます。しかし国内FXの場合は、日本の法律により最大25倍までという規制がかかっています。これに対して海外FXは最大25倍という規制はありません。そのため数百倍のレバレッジをかけることもできますし、海外FXブローカーによっては千倍を超えるレバレッジをかけることも可能になるケースもあります。

例えば、拠出金として10万円を拠出した場合、国内FXで取引できる金額は最大250万円ですが、海外FXで千倍の倍率でレバレッジをかけた場合には1000万円の取引ができることになるのです。手持ちの資金が少額であってもハイレバレッジをかけることによって、大きな利益を狙うことができるのが海外FXのメリットであり、国内FXにはない魅力といえるでしょう。

海外FXのボーナス入金とは?

国内FXと比較した場合の海外FXの2つ目のメリットは、入金ボーナスがもらえることです。

海外FXブローカーで口座開設をした後は、いよいよ取引を開始することになります。取引を開始するにあたっては、海外FXブローカーに対し、証拠金にあたる金額を送金する必要があります。入金ボーナスとは、投資家からの入金をブローカーが確認した場合に投資家に対して支払われるボーナスのことです。

入金ボーナスは2つ面でメリットがあります。1つは、ご自身の資金を使うことなくFX取引ができるという点です。ご自身が負担をしたお金ではありませんので、普段はできないような取引に挑戦するきっかけにも使えるでしょう。

もう1つは、節税にもつながる可能性があるという点です。入金ボーナスで受け取った資金を拠出金として使用したFX取引で損失が発生した場合、税法上、その損失と他のFX取引で発生した利益とを相殺することが認められています。ご自身の元手でもない資金が減少した損失を節税に使えるというメリットは大きいでしょう。

国内FXで求められる追証とは?

国内FXと比較した場合の海外FXの3つ目のメリットは、ロスカットシステムが使えることです。このロスカットシステムのメリットを理解するためには、国内FX取引における追証についてまず理解することが必要です。

安全に取引するための見極めポイントは?

国内FX取引をしている途中段階において、国内FXブローカーが預かっている証拠金の金額に対して一定以上の損失が発生すると、FXブローカーは投資家に対し追加の証拠金拠出を求めることになります。この追加証拠金のことを一般的には追証と呼んでいます。このまま取引を続けていくと、最初に預かった証拠金だけではカバーできなり損失が発生する可能性があるため追証が求められるのです。

このため、国内FX取引を行う場合には、反対売買により取引を完了させるまで損失がいくらになるか分からないというデメリットがあります。これに対し、海外FX取引を行う場合には、追証を求められることはありません。その理由は、ロスカットシステムが採用されているからです。

ロスカットシステムとは、証拠金を上回る損失が発生した場合、損失額を証拠金と同額として強制的に取引を終了させるシステムのことです。このシステムがあれば、損失の最大額は証拠金の金額に限定できます。このため海外FXブローカーは、追加証拠金を求める必要がないのです。

海外FX取引を行うにあたってはハイレバレッジ取引を行う可能性もありますが、最大の損失額を限定できますので、リスクを抑えながら高いリターンを狙う取引ができるようになるというメリットがあります。

安全で信頼性が高い海外FXブローカーを判断する基準とは

取得ライセンスと登録国で判断する

安全に海外FX取引を行うためには、海外FXブローカー選びにも気を使う必要があります。安全で信頼できるブローカーを選ぶ基準はいくつかありますが、まず取得ライセンスの数やライセンス登録国で判断するとよいでしょう。海外FXブローカーは、キプロスやニュージーランドなどの金融監督庁で登録されていることが多いですが、国によって登録の基準が違うことは知っておく必要があります。

ニュージーランドのライセンスは世界標準に近い登録基準といわれていますので1つの目安になるでしょう。どの国でライセンスを取っているかわからないようなブローカーは避けるのが無難です。

開業後の経過年数の長さで判断する

安全で信頼性が高い海外FXブローカーを選ぶためには、そのFXブローカーが開業してから何年間営業しているかという点も重要な判断基準となるでしょう。

安全な取引のための見極めポイントは?

海外FXブローカーは激しい競争にさらされていますので、サービスが悪いブローカーや安全に取引きできないブローカーは淘汰されてなくなっていく運命にあります。そのため、長期間営業を続けている海外FXブローカーは、顧客本位の経営をしているといえるでしょう。海外FXブローカーを選ぶ際には、開業後の経過年数の長さも判断要素に加えることをお勧めします。

資産保全の方法で判断する

投資家から預かった資金の保全方法は2つあります。1つは単にブローカーの資産と顧客の資産を別管理する分別管理、もう1つは信託銀行などに管理を委託する信託保全です。信託保全の方がより安全な方法です。

海外FXブローカーの場合は、分別管理・信託保全は義務ではなく自主的な判断に任されている場合が多く、投資家補償基金によって数百万円程度の救済措置があるというのが一般的です。信託保全が行われているか、分別管理プラス投資家補償基金による保全かは、ブローカー選びの段階で確認しておく必要があるでしょう。

海外FXブローカーの実績で判断する

海外FXブローカーの口座数や取引金額などで判断する方法もあります。取引金額を調べるのが難しい場合でも開設口座数は把握できるケースが多いです。口座開設数が多いということは、それだけ多くの人から支持されている証拠ですので、ブローカー選びの判断基準の1つとなるでしょう。

安全で信頼できる海外FXブローカーを選びメリットを活かして取引する

海外FX取引を始めるためには、まず国内FXにするか海外FXにするかを選ぶことになります。両方で取引をすることも可能ですが、慣れてくるまでは1つのブローカーに絞って取引をした方がよいでしょう。国内か海外かを選ぶにあたっては、ご紹介した海外FX取引のメリットについてしっかり理解したうえで判断することをお勧めします。

また、安全に取引を行うために信頼できるFXブローカーで口座開設をすることも大きなポイントとなります。ライセンスや開業後の経過年数、資産保全方法などについてよく調査したうえで決定するとよいでしょう。長期間に渡ってFX取引を続けていくためには、海外FX取引のメリットの理解やブローカー選びが重要となります。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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