海外FX初心者
徐々に減少する海外FX業者のボーナス
海外FX業者の大きな魅力といえば、豊富なボーナスの存在です。
ボーナスには、口座開設をするだけで数千円~15,000円の取引ができる口座開設ボーナス、入金額に応じて10%~100%のボーナスが付与される入金ボーナスがあります。
ボーナスはそれだけで証拠金を増やすことができ、初心者でもリスクを最小限におさえながら取引が始められるので、活用しない手はないですね。
最近では、豪華なボーナスキャンペーンを打ち出していた海外FX業者にて出金トラブルが起こった事や入金ボーナスを組織ぐるみで悪用するユーザーも現れたりしたことで、海外FX業者同士のボーナス合戦は落ち着いてきている印象です
今や貴重になりつつある入金ボーナスや口座開設ボーナスも受け取る条件や有効な使い方など、知らないと損してしまうことも多々あるため、ボーナスについての理解を深めておくことも重要です。
この記事では海外FXのボーナスの種類や、ボーナスを賢く活用するコツなどを詳しく解説していきます。
この記事はこんな方におすすめします
海外FXでもらえるボーナスの種類
海外FXのボーナスには、大きく分けて次の3種類があります。
- 口座開設ボーナス(未入金ボーナス)
- 入金ボーナス
- キャッシュバックボーナス
それぞれ、金額やルール・条件などが異なるので、まずはその内容について見ていきましょう。
口座開設ボーナス(未入金ボーナス)
口座開設ボーナスとは、その業者で初めて口座を開設した人に与えられる特典のことです。「未入金ボーナス」ともいわれるように、入金をする必要はありません。
誰でも口座さえ開設すればコストゼロでもらうことができるので、とてもお得なサービスといえるでしょう。
金額は業者によってまちまちですが、およそ数千円から2万円程です。口座開設ボーナスは、基本的にそのまま引き出して現金化することはできません。
あくまで取引のために用意されたものなので、それを使って得られた利益のみ出金できるような業者がほとんどです。
ただし、業者によっては一定の入金額や取引量を条件として、ボーナスそのものを引き出すことができる場合もあります。
未入金ボーナスに関する詳しい内容は下記記事をご参照ください。
入金ボーナス
入金ボーナスとは、入金した金額に応じて一定の割合で受け取ることができる特典のことです。
例えば、ボーナス加算率が100%であれば、入金額に対してそれと同額のボーナスが付与される(資金が2倍になる)ことになります。
ボーナス加算率は業者によってまちまちですが、おおよそ入金額の10〜100%程度となっています。ただし、一度の入金でもらえる上限額も数十万円から数百万円程度と設定されています。
入金ボーナスは、基本的にそのまま現金として引き出すことはできない業者が多いですが、一定条件をクリアすれば出金できる業者もあります。
例えば、TradersTrust(トレーダーズ トラスト)は、ボーナス付与から90日以内に要件満たすトレードを行うことで1ロット(往復取引)につき300円のボーナスの出金が可能です。
下記記事にて各社入金ボーナスの特徴を徹底比較していますので、ご参照ください。
キャッシュバックボーナス
キャッシュバックボーナスとは、取引量に応じて現金あるいはポイントなどが付与される特典のことです。
「1ロットあたりいくら」という形で付与され、金額はおおよそ2〜15ドル程度となっています。口座開設ボーナスや入金ボーナスと異なり、そのまま現金として引き出すことができるのが大きな特徴です。
ただし、出金の際には取引量や取引日数などの条件を設けている業者もあります。
口座開設ボーナスの有効的な使い方
口座開設の手続きが完了し、いよいよトレード開始です。口座開設ボーナスは一度しかもらえませんので、上手に有効活用したいものです。他のユーザーはどのようにボーナスを有効活用しているのかも気になるところでしょう。では、口座開設ボーナスのおすすめの使い方やポイントを紹介します。
口座開設ボーナスは、全くコストをかけずにもらうことができるのが特徴ですので、この特徴をふまえると、以下のような使い方をすることでボーナスを有効活用できます。
- トレードの練習にボーナスを活用する
- トレンドフォロー手法にチャレンジしてみる
それぞれについて詳しく解説していきます。
トレードの練習をする
口座開設ボーナスは、新規に口座開設をした人に与えられるボーナスです。そのため、なかには海外業者が初めてだという人や、FXそのものが初経験という人もいるでしょう。
そこでまずは、実際のトレードがどのようなものなのか、感覚を慣らすための練習用にボーナスを使うのがおすすめです。
もちろん、海外FXでは多くの業者がデモトレードを用意しています。
デモ口座でも十分に操作性などの確認を行うことはできますが、実際に資金を投じて行う取引とはやはり緊張感が大きく異なります。 また、業者によってはリアル口座とはレートの反映や約定スピードなどに違いが出るケースもあります。
しかしながら、特に初心者には、トレードを肌感覚で身に着けるために、コストゼロで利用できる口座開設ボーナスは多いに活用できるでしょう。
トレンドフォロー手法にチャレンジしてみる
ある程度のFX経験者であれば、元手資金ゼロで利益を狙ってみるのもいいでしょう。ハイレバレッジを提供しているブローカーであれば、ボーナスだけでも十分に利益を出せる可能性があります。ボーナスのみを元手に勝ち続ける方法として、トレンドフォローがあります。トレンドをフォローしながら計画的なピラミッティングでポジションを買い増しし、利益を積み上げていく方法です。
レバレッジを高めに設定しても、ゼロカットシステムの業者なら失敗してもボーナスがなくなるだけなのでリスクは0です。そのうえ、追証もないのでマイナスになることはなく思い切り勝負にでたトレードが可能です。
特にハイレバを提供している業者であれば、ハイレバレッジを利用したトレードの醍醐味も体験することができますね。
ボーナスとハイレバレジを提供する海外FX業者
口座開設ボーナスのポイント
海外FX会社によってはキャンペーンで口座開設ボーナスが増額されることがあります。
口座開設ボーナスは金額が大きいに越したことはないので、過去のキャンペーンを確認し一番お得なタイミングで口座開設することがポイントです。
例えばTraders Trust(トレーダーズ トラスト)が20,000円、FXGT(エフエックスジーティー)、XMTrading(エックスエム)では15,000円の高額な口座開設ボーナスを提供しています。
また、ボーナスキャンペーンは開始直前に告知されることもあるので、口座開設前には最新情報をチェックしておくことをおすすめします。FXplusでは最新のキャンペーン情報を随時まとめていますので、ぜひご参考ください。
入金ボーナスの有効的な使い方
海外FXの入金ボーナスは、上手く活用することで、より効率的で安全な取引を行うことができるようになります。
入金ボーナスの活用方法と利用時のポイントについて、紹介していきます。
ポジションを大きくする
入金ボーナスは、たとえば、50%であれば資金が1.5倍に、100%であれば資金が2倍など、ボーナス加算率の分だけ資金は増えます。証拠金が増えれば、ポジション量を大きく増やすことができますし、海外FXのメリットであるハイレバレッジと合わせて活用するとトレードの幅が各段に拡がります。また、 有効証拠金が増えるということは、それだけ含み損にも耐えられるようになり、強制ロスカットのリスクも軽減できることになります。
利益分を再投資してさらなる利益を狙う
ボーナスは出金すると消滅してしまうため、ボーナスが残った状態で出金をしてしまうのはもったいないです。しかし、入金ボーナスに限っては、上限額に達するまで、何度でももらうことができるため、入金→トレード→利益分を出金→利益分を入金(再投資)という方法を繰り返すことで、ボーナスを有効活用することができる上、さらに、利益も積み上げていくことができます。
入金ボーナスのポイント
入金ボーナスを有効活用するために、下記の3つのポイントを事前に押さえておきましょう。
- 入金ボーナスが一度限りでない業者を選ぶ
- ボーナス付与率と、上限金額の高い業者を選ぶ
- ボーナスにクッション機能がある業者を選ぶ
ボーナスのクッション機能とは?
ボーナスのクッション機能とは、取引口座の残高が0円となった場合でも、ボーナスが消滅せずに、ボーナスを証拠金として利用できる機能です。クッション機能ありのボーナスは、XMTrading、GeneTrade、FXGT、HF Markets等が提供しています。
入金ボーナスでひとつ気をつけておきたいのは、取引の際にはリアルマネーの方が優先して使用されるという点です。
たとえば、100万円の入金で100%のボーナスを得たとしても、先に100万円分の資金を使い切らなければ、ボーナスを利用することはできません。とにかくボーナスを沢山もらおうと多額の入金をした結果、かえって資金を使い切ることができず、ボーナスが有効期限を迎えて消滅してしまった、というケースも少なくないのです。
したがって、入金ボーナスをできるだけ多く使うには、自分の取引量をあらかじめよく考えておく必要があります。
少額の入金を繰り返していったほうが、結果的により多くのボーナスが利用できた、という場合もあるでしょう。
また、ボーナス加算率が10%と低くても、そのまま現金として引き出すことができる業者もあります。これなら、どれだけ資金を多く投じたとしても、確実にボーナス分を手元に残しやすくなり、より有効活用できるようになります。
ボーナスの金額が大きくても、引出しの条件が厳しい業者もありますので、高額ボーナスのみに注目するのではなく、総合的な判断で業者を選ぶことをおすすめします。
各社が提供している入金ボーナスの比較や最新の入金ボーナス開催情報については、下記をご参照ください。
キャッシュバックボーナスの有効的な使い方
海外FXのキャッシュバックボーナスは、金額自体はそれほど大きくはありません。しかし、うまく活用することで確実に取引コストを減らしていくことができます。
キャッシュバックボーナスの使い方とポイントを紹介していきます。
証拠金として使うもよし、出金するもよし
キャッシュバックボーナスは、取引量に対して現金やポイントなどが付与されるサービスです。したがって、その分だけ毎回の取引コストが割引されていくと考えればよいでしょう。
たとえば、1ロット(10万通貨)につき2ドル(200円程度)のキャッシュバックボーナスがあるとします。
このとき、米ドル円のスプレッドが1.0pipsだとすると、本来であれば1ロットにつき1,000円の取引コストがかかることになります。
しかし、キャッシュバックを割り引いて考えれば、毎回1,000円-200円=800円程度のコストで済むという計算になります。
キャッシュバックボーナスはそのまま現金として扱えるので、あまり使い方を意識することなく、必要に応じてそのまま証拠金として利用するのもいいですし、出金して手元に現金として残すのもいいでしょう。
キャッシュバックボーナスのポイント
キャッシュバックボーナスは、付与される金額が大きければ大きいほど、取引コストを軽減することができるようになります。
ただし、このタイプのボーナスを用意している業者では、元々スプレッドが広めに取られているところもあります。それでは、いくらキャッシュバックを多くもらえたとしても、差し引きであまり意味がなくなってしまうでしょう。
キャッシュバックボーナスが多くもらえる業者を選ぶ際のポイントとしては、あくまでスプレッドや他の業者との比較でどれだけお得になるか、ということを念頭に置くのがよいでしょう。
当社FXplusでは、取引条件を達成した方を対象に、1万円の現金キャッシュバックキャンペーンを実施しています。ぜひこちらもご活用ください。
海外FXのボーナスの注意点
海外FXのボーナスはメリットが多く魅力的ですが、利用時の条件や注意点を理解しておかないと、有効活用ができません。特に確認しておきたいポイントをまとめていますので、事前にしっかり確認しておきましょう。
海外FXのボーナス利用時の注意点
- ボーナス金額だけで判断しない
- 出金時にボーナスが無効になるかどうかチェックする
- 複数口座間での移動でボーナスも移動するのかチェックする
- 使用期限を前もって調べておく
たとえば、いくらボーナス加算率や金額が有利だったとしても、代わりに受け取り条件が厳しかったり、スプレッドが高かったりしては、あまり効率的ではありません。
また、ボーナス獲得後に出金を行うと、ボーナスのすべてや一部が無効となってしまう業者も多いので注意が必要です。
出金をする際には、未使用のボーナスがどれだけ口座に残っているかをしっかり確認しておきましょう。
もうひとつ注意が必要なのが、同一業者で複数の口座を開設しているケースです。この場合、資金を移動させると、移動額に応じてボーナスも一緒に移動先の口座に移動してしまうことになります。
たとえば、10万円入金して100%ボーナスで10万円のボーナスをもらったとします。5万円の資金を移動させると、10万円のボーナスの内、5万円のボーナスも移動してしまう、ということです。
また、業者によっては口座間資金移動も出金とみなされ、ボーナスが消滅することもあるので、気を付けましょう。
ボーナスに申請期限や使用期限がないかを確認することも重要です。せっかく獲得したボーナスを無駄にしてしまわないように、なるべく早めに申請し使用するようにしましょう。
まとめ
海外FXのボーナスは、もらい方や使い方を工夫することで有利にトレードすることができます。
業者を選ぶ際には、ボーナス取得の条件と自分の取引スタイルをよく照らし合わせて、どこを選べば最も有利になるか検討しておきましょう。
業者によっては、期間限定のキャンペーンなどでよりお得なボーナスを提供していることもあるので、その情報にもアンテナを張っておくのがおすすめです。
編集部の
コメント
入金ボーナスには、獲得できる上限額がありますが、すでに上限に達しているユーザーも対象となる入金ボーナスキャンペーンを企画したり、XMのように定期的に上限のリセットを行う業者もいます。口座開設ボーナスは1回しかもらうことができませんが、入金ボーナスには多くのチャンスがあります。こうしたサービスは、継続的にトレードするユーザーへの手厚い還元の一つといえます。