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為替介入後も続く円安進行

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UPDATE2024.07.18
為替介入後も続く円安進行
プレスリリース

2024年6月の重要イベントと人気銘柄のボラティリティにみる市場動向

当社(FXplus)は、2024年6月1日〜2024年6月30日の期間を対象とした、「重要イベント」と「主要銘柄のボラティリティ」にみる市場動向をまとめたデータを公開しました。

2024年6月のドル円は、先月の為替介入時に円高へ向いたものの再び円安が進行しています。当月28日には約37年ぶりに一時161円台まで下落しました。

人気通貨ペアのボラティリティ動向と取引量

人気通貨ペアであるドル円(USD / JPY)、ユーロドル(EUR / USD)、ユーロ円(EUR / JPY)、ポンド円(GBP / JPY)を対象とした今回の調査結果では、クロス円を中心に5月と比べてボラティリティの縮小傾向が見られました。為替介入が行われボラティリティの高い1カ月間だった5月から一転して、6月は比較的落ち着いた相場展開となりました。一方、ボラティリティは縮小したものの円安方向へのトレンドが見られ、下落局面では円安方向への買い戻しが入りやすく、取引量の増加傾向が見られました。

ボラティリティが縮小し明確なトレンドを欠いたドル円

ドル円(USD / JPY)のボラティリティ推移(対象月:2024年5月・2024年6月)

ドル円(USD / JPY)のボラティリティ推移(対象月:2024年5月・2024年6月)

ドル円(USD / JPY)の5月・6月の1カ月間のボラティリティ推移を比較した上記グラフから、6月のドル円は為替介入があった5月と比べてボラティリティが縮小したことが確認できました。1日当たりの平均ボラティリティは、5月の121.8pipsに対して6月は111.4pipsと、先月と比べて10.2pips低下しました。1日当たりの最大ボラティリティに関しては、5月の498.5pipsに対して6月は5日の175.4pipsが最大となり、323.1pipsも低下しています。6月で最もボラティリティが高かった5日は、同日21時15分(日本時間)に発表されたADP雇用統計にて雇用者数が予想より低い結果となったため、ドル円相場は急落しました。さらに、同日23時(日本時間)に発表されたISM非製造業景気指数が予想に反して良好な結果となり、ドル円相場は急騰しました。この上下方向に大きく振れる展開により、6月最大のボラティリティを記録しました。なお、その後はトレンドが進行することはなかったため、単純にADP雇用統計の結果を受けた投機的なショートポジションの決済が行われたのみだったと考えられます。このような相場展開は、市場参加者の慎重な姿勢を反映し、明確な方向性を見出すことが難しい状況だったことを示唆しています。

ポンド円は高値更新も最大ボラティリティが縮小

ポンド円(GBP / JPY)のボラティリティ推移(対象月:2024年5月・2024年6月)

ポンド円(GBP / JPY)のボラティリティ推移(対象月:2024年5月・2024年6月)

上記は、ポンド円(GBP / JPY)の5月・6月の1カ月間のボラティリティ推移を比較したグラフです。6月のポンド円はドル円同様に、5月と比べてボラティリティが低下しました。1日当たりの平均ボラティリティでは、5月の148.5pipsに対して6月は133.8pipsと、先月と比べて14.7pipsの低下となりました。1日当たりの最大ボラティリティに関しては、5月の566.1pipsに対して6月は4日の321.6pipsが最大となり、先月と比べて244.5pips低下しています。6月のポンド円のチャート形状は上昇ウェッジに近い形となり、高値を更新する一方でボラティリティが縮小しました。また、月の大半は日足が陽線で引けており、下がったところで買われやすい相場環境でした。1時間足レベルでは200日移動平均線や、直近のトレンドラインなど一定の下げ幅で買い戻しの動きが見られましたが、上値の更新は限定的だったことがボラティリティが鈍化した要因となったと考えられます。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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