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2021年10月から、海外FX業者BigBossが仮想通貨(暗号資産)CFDのトレード環境を大幅強化しました。自社で仮想通貨取引所FOCREXも手懸けるBigBossですが、今回のアップデートで仮想通貨CFDを使った短期トレードの需要が増えそうです。
アップデート内容は「最大50倍のレバレッジに引き上げ」、「21種類の仮想通貨CFDの追加」や取引手数料の廃止、さらには仮想通貨CFDが取引ボーナスの対象に加えられました。本記事では、大幅強化されたBigBossの仮想通貨CFDを深堀りしていきます。
仮想通貨CFD全ての最大レバレッジが50倍へ
BigBossの仮想通貨CFDは、2021年10月より最大20倍→最大50倍に引き上げられました。仮想通貨CFDは、海外FX業者で取り扱いが少しずつ増えてきています。最大50倍のレバレッジへと上方修正されたことで、仮想通貨CFDのトレードに使いやすくなりました。
仮想通貨のレバレッジ50倍はかなりの損益変動率
BigBossのCFD取引は、従来仮想通貨CFDのみ20倍に引き下げられるルールでした。しかし、今回のアップデートで仮想通貨CFDにも50倍のレバレッジが適用されます。見た目の倍率は低く見えますが、仮想通貨と50倍のレバレッジは必要十分。例えば、ドル円の直近5年間の価格変動は、1ドル当たり30円にもなりません。一方で、仮想通貨の代表格ビットコインは、1BTC当たり10万円以上の動きが日常的に起きています。つまり、根本的に動く値幅が為替と仮想通貨で1万倍以上の差があるのです。そのため、BigBossの仮想通貨CFDに対するレバレッジ50倍への引き上げは、仮想通貨の投機的な魅力を最大源に引き出せるでしょう。
仮想通貨取引所とも遜色のない取引環境に
BigBossの仮想通貨CFDは最大50倍のレバレッジとなり、仮想通貨の取引環境は海外FX業者で随一となりました。世界的に展開する大手FX業者でも、仮想通貨CFDのレバレッジは3倍~20倍が多いです。仮想通貨を中心に取り扱うハイブリットなFX業者を除けば、BigBossの仮想通貨CFDのレバレッジは非常に高い部類になります。国内の仮想通貨取引所は最大2倍、海外の仮想通貨取引所でも5倍~125倍が目安です。BigBossの仮想通貨CFDは、本家の仮想通貨のデリバティブ取引に近い環境で取引できます。
仮想通貨CFDの取引ペアが30種類へと増強
仮想通貨CFDのラインナップも大幅に増えました。9種類から30種類の仮想通貨CFDへと21種類の銘柄が新たに追加されています。具体的な銘柄は以下の通りです。
旧ラインナップ |
BTCUSD、ETHUSD、XRPUSD、BCHUSD、EOSUSD、LTCUSD、NEOUSD、BTCJPY、ETHJPY |
新ラインナップ |
BTCUSDT、BTCJPYT、ETHUSDT、ETHJPYT、XRPUSDT、XRPJPYT、BCHUSDT、BCHJPYT、EOSUSDT、EOSJPYT、LTCUSD、LTCJPYT、NEOUSD、NEOJPYT、UNIUSDT、UNIJPYT、DOGEUSDT、DOGEJPYT、BNBUSD、BNBJPYT、DOTUSDT、DOTJPYT、XLMUSDT、XLMJPYT、ENJUSDT、ENJJPYT、ADAUSDT、ADAJPYT、AXSUDT、AXSJPYT |
既存の9種類に加えて21種類の取引ペアを追加
アップデート前でも9種類の仮想通貨CFDをBigBossは取り扱っていました。海外FX業者が取り扱う、仮想通貨CFDの種類としては9種類でも満足できるラインナップです。しかし、近年の仮想通貨業界で言えば、ビ ットコイン一強の風潮が終りつつある印象があります。NFT(非代替トークン)やDeFi(分散型金融)など、新しい経済圏が2020年あたりから注目されるようになりました。仮想通貨業界のトレンドを受け、BigBossは9種類から30種類の仮想通貨CFDのバラエティを大幅に増強。海外FX業者でも唯一、仮想通貨取引所も運営するBigBossらしく、他社が揃えていないラインナップを追加しています。ちなみに、国内の仮想通貨取引所で、レバレッジ取引に対応する仮想通貨の種類より2倍以上の豊富さです。
AXSやDOGEなど旬な銘柄もあり
BigBossの仮想通貨CFD新ラインナップには、AXSやDOGEといった話題の仮想通貨もあります。AXSは、2021年になってから日本のテレビメディア等で話題に上がっている非代替性トークン 「Non-Fungible-Token(NFT)」の仕組みが採用されたゲームの仮想通貨です。アクシーインフィニティというゲーム内でAXSを稼ぐことができ、同ゲームでは「遊びながら稼ぐ」をテーマに開発されています。AXSに限らず、NFT関連の銘柄は新しい需要を生み出してきました。その値段の高騰ぶりから投機目的では目が離せない銘柄になりつつあります。
AXSは驚くことに、2021年だけでも約200倍の価格へ急騰しています。もちろん、海外FX業者でAXSのCFD取引ができるのはBigBossのみ。単純に他社にない取り扱い銘柄というだけでなく、仮想通貨市場のトレンドを加味しているのが印象的です。
仮想通貨CFDの取引コストを極限まで縮小
BigBossで仮想通貨CFDを取り扱う口座タイプはスタンダード口座です。
スタンダード口座は、プロスプレッド口座と違い取引手数料が無料な事が特徴ですが、現在までは仮想通貨のみ0.2%の取引手数料が発生していました。
今回のアップデートで仮想通貨CFD全銘柄の取引手数料が無料になり、晴れて完全に取引手数料無料の口座となりました。
新規追加された仮想通貨CFDの取引手数料を撤廃
もともとBigBossの仮想通貨CFDは、他社と比べて厳しい取引条件ではありませんでした。とは言え、多くのユーザーは「1ロット当たり片道0.2%の取引手数料」を理由に手を出しづらかったのでないでしょうか?
今回の仮想通貨CFDの大幅アップデートでは、全銘柄の取引手数料無料化が実現しました。取引手数料の無料化は、レバレッジの上方修正よりも嬉しい人は多いと思います。
なぜなら、1ロット当たり0.2%とは言え、1通貨当たりの価格が高いビットコインやイーサリアムは、取引手数料が非常に高いからです。
例えば、1BTC=500万円の時に1ロット(1BTC)の取引をすれば、手数料だけで1万円にもなります。1万円もあれば、BigBossなら一通りの通貨ペアでポジションが十分に持てる金額です。
高額な仮想通貨CFDの取引手数料が一転して、完全無料になった恩恵は大きいでしょう。
仮想通貨CFDのスプレッドを大幅に縮小
今回の仮想通貨CFDの大幅アップデートでは、取引手数料の無料化のみならず、スプレッドまでも大幅に縮小されました。
BigBossは「顧客第一主義」の下、自社の利益を極限まで削減することで優良な取引環境の構築を実現しています。
業界大手のブローカーと比較しても「最狭」と言っても過言ではないほどのスプレッドで、仮想通貨の取引コストにおいては業界の最前線を走るブローカーに肩を並べる形となりました。
仮想通貨CFDも取引ボーナスの対象に
BigBossでは、常時取引ボーナスを実施しています。毎週月曜日に集計され、自動的にクレジットが取引口座へ反映されるので申込み等は不要です。今回のアップデートでは、取引ボーナスの対象外だった仮想通貨CFDも対象になりました。
10万ドルの取引ごとに5ドルのボーナスが発生
仮想通貨CFDの取引ボーナスは、1ロット単位ではなく10万ドル毎に5ドル相当のクレジットのレートで付与されます。仮想通貨CFDは、1ロット当たりの金額が銘柄によって大きく異なるため、為替の様に1ロット単位の計算ではないので注意しましょう。仮想通貨CFDの取引ボーナスも同様に、為替や他のCFD商品の取引ボーナスと合算して月曜日に取引口座へ反映されます。
10万ドルの取引とは何ロット?
10万ドルの取引で5ドル相当のクレジットが貰えるBigBossの取引ボーナス。仮想通貨CFDは、前述した通り銘柄によって価格の違いが大きいです。おそらく、具体的に10万ドルの取引って何ロットなのか仮想通貨の銘柄別に即答できる人はいないでしょう。そこで、各仮想通貨CFD銘柄で5ドル相当の取引ボーナスを得られる目安のロット数をまとめました。
銘柄 | 目安ロット /10万ドル相当 |
ADA | 45,000 |
AXS | 1,600 |
BCH | 185 |
BNB | 265 |
BTC | 2 |
DOGE | 45,000 |
DOT | 3,200 |
ENJ | 76,000 |
EOS | 25,000 |
ETH | 33 |
LTC | 625 |
NEO | 2,400 |
UNI | 4,700 |
XLM | 330,000 |
XRP | 100,000 |
どの仮想通貨CFDも、取引ボーナスが貰える割合は同じなので無理にBTCやETHといった必要なロット数が少ないものを選ぶ必要はありません。自由に取引したい仮想通貨CFDを取引して、取引ボーナスを貰いましょう。
BigBossの進化した仮想通貨CFD
大幅強化されたBigBossの仮想通貨CFDを深堀りしてみました。かなり使いやすくなった仮想通貨CFDの新体制、国内の仮想通貨銘柄は網羅していますし、海外FXへ主戦場を乗り換える良い機会ではないでしょうか?個人的には、仮想通貨自体のボラティリティ(価格変動幅)が大きいことを考えると、最大50倍のレバレッジがちょうど良いバランスに感じます。アップデート以前では、取引手数料が発生していましたが、「取引手数料が無料になったことに加え、取引ボーナスが貰える」これだけでもメリットがありそうです。