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「Exness(エクスネス)のスタンダードセントってどんな口座?」
「スタンダードセント口座とスタンダード口座ってなにが違うの?」
などの疑問をお持ちではありませんか?
Exness(エクスネス)のスタンダードセント口座は、取引単位が小さく少額から取引できる口座タイプです。
完全にノーリスクであるデモトレードばかりでは、適度な緊張感が感じられず、実戦さながらのプレッシャー下でのトレードが行えません。
少額ながら実際のお金で取引ができるスタンダードセント口座を利用すれば、デモトレードからリアルトレードへのスムーズな移行が可能です。
この記事では、「Exnessスタンダードセント口座」についての以下の内容を解説しています。
- スタンダードセント口座とは?
- スタンダードセント口座とスタンダード口座の違い
- スタンダードセント口座の便利な使い方
この記事を参考に、Exnessの「スタンダードセント口座」を使いこなしてみてください。
スタンダードセント口座とは?
Exness(エクスネス)のスタンダードセント口座は、通常の口座よりも小さい取引単位でトレードができる口座です。
Exnessの口座は大きく2つのカテゴリに分けられます。
- 初心者向けのスタンダード
- 中上級者向けのプロ
それぞれのカテゴリには、以下のような口座が用意されています。
スタンダード | スタンダード口座 |
スタンダードセント口座 | |
プロ | ロースプレッド口座 |
ゼロ口座 | |
プロ口座 |
スタンダード口座は、ほとんどの入金方法で最低入金額が10米ドルからで、取引手数料は無料に設定されています。少額から取引できますので、初心者トレーダーにおすすめです。
プロ口座は、スプレッドが狭く、約定力が高いという特徴があります。スプレッドが狭いことで、頻繁に取引する場合や、取引数量を増やした場合にコストを抑えられます。最低入金額が1,000ドルに設定されているため、中上級者のトレーダーにおすすめです。
今回追加されたスタンダードセント口座は、スタンダードのカテゴリの中で、特に取引単位の設定に特徴のある口座タイプです。
スタンダードセント口座の取引単位
スタンダードセント口座の取引単位は「セントロット」と呼ばれます。Exnessの他のスタンダード口座、プロ口座の取引単位は1ロット=10万通貨ですが、スタンダードセント口座では1ロット=1,000通貨です。
つまり、スタンダードセント口座では、他の口座タイプと比較すると1ロットあたり1/100の取引量でトレードが行えるということです。
また、スタンダードセント口座の最小ロット単位は「0.01セントロット」なので、10通貨から取引できます。
スタンダードセント口座とスタンダード口座の違い
Exness(エクスネス)スタンダードセント口座とスタンダード口座の違いを確認していきましょう。主な違いは以下の4つです。
- 取引量
- 口座通貨
- 取引可能銘柄
- 取引プラットフォーム
両者の違いを理解することで、スタンダードセント口座の利用の仕方を把握することができます。
取引量の違い
スタンダードセント口座とスタンダード口座では、取引量が異なります。また、スタンダードセント口座は他の口座タイプよりも1/100の取引量でトレードが行えるため、同じロット数でも、値動きによる損益が他の口座タイプよりも小さくなります。
以下の条件での値動きによる損益で比較してみましょう。
- ドル円が1ドル=100円
- スタンダードセント口座で1セントロット
- スタンダード口座で1ロット
値動き | スタンダードセント口座 (1セントロット) |
スタンダード口座 (1ロット) |
±1pips | ±10円 | ±1,000円 |
±10pips | ±100円 | ±10,000円 |
±100pips | ±1,000円 | ±100,000円 |
値動き:±1pipsの損益比較
スタンダードセント口座 (1セントロット) |
±10円 |
スタンダード口座 (1ロット) |
±1,000円 |
値動き:±10pipsの損益比較
スタンダードセント口座 (1セントロット) |
±100円 |
スタンダード口座 (1ロット) |
±10,000円 |
値動き:±100pipsの損益比較
スタンダードセント口座 (1セントロット) |
±1,000円 |
スタンダード口座 (1ロット) |
±100,000円 |
100pips動いた場合、スタンダード口座では±100,000円動くのに対して、スタンダードセント口座では、±1,000円の損益内でトレードが可能です。
最小ロットで取引した場合は、さらに1pipsあたりの損益を小さくすることができます。
値動き | スタンダードセント口座 (0.01セントロット) |
スタンダード口座 (0.01ロット) |
±1pips | ±0.1円 | ±10円 |
±10pips | ±1円 | ±100円 |
±100pips | ±10円 | ±1,000円 |
値動き:±1pipsの損益比較
スタンダードセント口座 (0.01セントロット) |
±0.1円 |
スタンダード口座 (0.01ロット) |
±10円 |
値動き:±10pipsの損益比較
スタンダードセント口座 (0.01セントロット) |
±1円 |
スタンダード口座 (0.01ロット) |
±100円 |
値動き:±100pipsの損益比較
スタンダードセント口座 (0.01セントロット) |
±10円 |
スタンダード口座 (0.01ロット) |
±1,000円 |
スタンダードセント口座の最小ロット「0.01セントロット」で取引すれば、100pips動いても±10円しか動きません。このように、スタンダードセント口座なら、損失のリスクを極限まで軽減することができます。
スタンダードセント口座から学ぶべきことは、リスクが取引数量によってコントロール可能ということであって、むやみやたらにリスクを避けることではありません。したがって、スタンダードセント口座を利用する際は、リスクを抑える目的を明確にしておくとよいでしょう。
口座通貨の違い
スタンダードセント口座とスタンダード口座では、口座のベースとなる口座通貨が異なります。スタンダード口座では日本円をはじめとする42種類から口座通貨を選択できますが、スタンダードセント口座で選択できる口座通貨は6種類のみです。
スタンダードセント口座で利用できる口座通貨は以下の通りです。
- USC(米セント)
- EUC(ユーロ・セント)
- GBC(イギリスペニー)
- CHC(スイス・ラップ)
- AUC(オーストラリア・セント)
- CAC(カナダ・セント)
日本円に対応していないため、日本円で入金する場合は為替手数料が必要になります。
なお、口座通貨は取引口座を開設するときにのみ選択可能であり、後から変更できません。もし、最初に選択した口座通貨以外の口座通貨での取引を希望する場合は、パーソナルエリアから新たに取引口座を開設をする必要があります。
取引可能銘柄の違い
スタンダードセント口座とスタンダード口座では、取引可能銘柄が異なります。
スタンダードセント口座 | 外国為替 |
貴金属 | |
スタンダード口座 | 外国為替 |
貴金属 | |
仮想通貨 | |
エネルギー | |
株式 | |
インデックス |
スタンダード口座は多様なCFDを取引できますが、スタンダードセント口座では外国為替と貴金属に限定されています。さらに、トレードできる外国為替の通貨ペアはスタンダード口座が98種類に対して、スタンダードセント口座は34種類です。
ただし、銘柄によって取引時間やルールに違いがあり混乱の原因になることもあるため、海外FXでの取引が初めての方やトレード未経験の方にとっては種類の少なさが都合がいい場合もあります。
取引プラットフォームの違い
スタンダードセント口座とスタンダード口座では、利用できる取引プラットフォームが異なります。
スタンダード口座ではMT4/MT5の利用が可能ですが、スタンダードセント口座ではMT4のみ利用可能です。
MT5には動作が軽い、表示できるインディケータやオブジェクトが多いなどの利点はありますが、基本的な動作のみであればMT4でもそれほど違いはないため問題はないでしょう。
MT5で取引したい場合は、後からMT5用のスタンダード口座を開設することも可能です。
スタンダードセント口座の便利な使い方
Exness(エクスネス)のスタンダードセント口座とスタンダード口座の違いが理解できたところで、スタンダードセント口座の便利な使い方を見ていきましょう。
- 少ない資金でEAを利用する
- トレード手法やEAの検証時に利用する
- デモトレードからリアルトレードへの移行期に活用
少ない資金でEAを利用する
取引単位の小さいスタンダードセント口座では、他の口座よりも少ない資金でEAを稼働させることができます。
EAとは、Expert Adviserの略で、MetaTrader上で稼働する自動売買ツールのことです。EAを利用すればプログラムが自動で取引を行ってくれるので、忙しくて取引時間が取れない方でも24時間取引できます。
EAを利用する際は通常、資金切れにならないように想定する資産の最大下落率(最大ドローダウン)以上の証拠金を用意する必要があります。資産が下落して証拠金が無くなった場合、取引や検証が止まってしまうためです。
スタンダードセント口座でEAを利用すれば、値動きによる証拠金の変動が小さいため、少ない証拠金でもEAを長期間稼働させることができます。
トレード手法やEAの検証時に利用する
スタンダードセント口座は、リスクを抑えながら取引できるため、取引手法やEAの検証を行う際に便利です。
裁量トレードの取引手法や、EAの自動売買取引は、一般的にバックテスト(過去の相場)で成績の確認を行いますが、バックテストの成績はあくまでも過去相場でのものであり、現在の相場で同じような成績が出るとは限りません。
そのため、裁量トレードの手法もEAも現在の相場に合わせる必要があります。その際、スタンダードセント口座を利用すれば、実際の資金を使いながらも少額の取引で調整することができます。
デモトレードとリアルトレードは異なる
デモトレードでも取引やEAの利用はできますが、約定やスリッページなどがリアルトレードとは異なる場合があります。
スタンダードセント口座での取引ではそういった違いを含め、実際の相場でEAやトレード手法を検証することができます。
デモトレードからリアルトレードへの移行期に活用
スタンダードセント口座は、リスクを抑えながらも実際のお金で取引できるため、デモトレードからリアルトレードへの移行期に活用することができます。
デモトレードで冷静にトレードができていたとしても、自分のお金が増減していく様を見ながら取引をしなければならないリアルトレードでは、同じような取引は困難です。
価格変動の影響をしっかりと受ける取引単位の大きな口座タイプは利用せず、リスクを極限まで抑えることができるスタンダードセント口座を活用することで、心理的負担が少ない状態でのリアルトレードへスムーズに移行できます。
スタンダードセント口座の開設手順
最後に、スタンダードセント口座の開設手順を確認しておきましょう。スタンダードセント口座の開設手順は以下の通りです。
手順1:Exnessにサインイン
メールアドレスとパスワードを入力して、「続行」をクリックします。
手順2:「新規口座開設」をクリック
マイアカウント画面の右上にある「新規口座開設」をクリックします。
手順3:本取引口座開設
スタンダードセント内にある「本取引口座開設」をクリックします。
手順4:必要事項の入力
以下の項目を入力します。
1口座タイプ | 本取引口座のみ選択可能です |
---|---|
2取引プラットフォーム | MT4のみ選択可能です |
3レバレッジ | レバレッジを以下から選択します
|
4通貨 | 口座通貨を以下から選択します
|
無制限レバレッジの利用条件
・口座証拠金が1,000ドル未満であること
・10回以上のトレードが必要
・累計で5ロット(50万通貨)以上のトレードが必要
口座通貨は後から変更できないので、特別の事情がない限り米セントを選択するとよいでしょう。
手順5:口座パスワードの設定
パスワードを入力し「口座開設」をクリックします。以上でスタンダードセント口座の開設は完了です。
リスクを抑えて取引可能
Exness(エクスネス)のスタンダードセント口座は、取引単位が小さく少額から取引できるため、極限までリスクを抑えることが可能です。さらに最小ロットで取引を行えば、ドル円が100pipsの値動きをしても±10円の損益にとどまるため、口座資金への影響をかなり抑えることができます。
デモトレードでは緊張感があまりないためしっかりとした取引経験になりにくく、逆に最初から取引単位の大きい口座でリスクを軽視して取引をしてしまえば、大きな損失をする可能性が高くなります。
そんな時には、リアルトレードにおけるリスクコントロールを身に着けるために、スタンダードセント口座から利用してみてはいかがでしょうか。