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海外FX業者の中でも仮想通貨の取扱いに力を入れるFXGT(エフエックスジーティー)が、新たに17種類の銘柄を追加しました。
追加された銘柄は仮想通貨FX銘柄で2種類、DeFi銘柄10種類、NFT銘柄5種類です。
DeFiの分散型取引所で主流のユニスワップ(UNI)やNFT分野で活躍するソラナ(SOL)の他に、現在人気上昇中のマティック(MAT)などの銘柄が追加され、約27種類の仮想通貨銘柄で取引可能となりました。
今回はFXGTの新たに追加された注目銘柄について紹介をしていきます。
この記事の目次
FXGTが17種類の取扱銘柄を追加!
FXGTが新たに追加した銘柄を含め、現在取引可能な仮想通貨銘柄は下記の表通りです。
仮想通貨FX | BTC、BCH、XRP、ETH、LTC、ADA、XLM、DOT、SHB、DOG、SOL、SUN |
---|---|
DeFiトークン | LNK、WBT、ZRX、REN、UNI、SNX、CRO、AAV、COM、MAT |
NFT | CHZ、ENJ、DGB、THT、MAN |
新たに追加された仮想通貨の取引が行える口座は、スタンダード口座およびECN口座となります。
FXGTでは仮想通貨FXでビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など、メジャーな仮想通貨のみの取引が可能でしたが、新たに話題のDeFiトークンやNFT銘柄の取引が行るようになりました。
追加された仮想通貨の特徴をFXGTの分類ごとに紹介をします。
仮想通貨FX
仮想通貨FXでは、ソル(SOL)とテラ(LUN)が追加されました。
ソル(SOL)
ソルはSolanaブロックチェーン上で発行されるネイティブトークン(ブロックチェーン独自のトークン)です。
Solanaブロックチェーンは処理能力であるトランザクション処理がイーサリアムブロックチェーンよりも速く、トランザクション手数料も低いことから、性能面で優れるイーサリアムキラーのブロックチェーンと呼ばれています。
DeFiの中でもNFTの分野に強く、Degenerate Ape Academy(猿画像のNFT)を立ち上げ数十分で1万枚以上を売り、NFTを利用したブロックチェーンゲームなどのプロダクトも展開されています。
テラ(LUN)
テラはTerraブロックチェーン上で発行される、トークンシンボルをLUNAとするネイティブトークンです。
仮想通貨としてはLUNA(LUN)と表記され読みがテラとなります。
法定通貨と価格が似た動きをするステーブルコインを多く発行するブロックチェーンで、UST(TerraUSD:米ドルステーブルコイン)やKRT(TerraKRW:韓国ウォンステーブルコイン)などを発行しています。
Terraブロックチェーン上でステーブルコインが発行される際にはLUNAをバーン(焼却)する仕組みを採用しています。
DeFiトークン
DeFiトークンではLNK、WBT、ZRX、REN、UNI、SNX、CRO、AAV、COM、MATが追加されました。
チェーンリンク(LINK/LNK)
チェーンリンクは、ブロックチェーンと外部システムの中間処理を担うことを目的として開発されたブロックチェーンのネイティブトークンです。
外部システムだけではなく異なるブロックチェーン同士を繋ぐことも可能としています。
ラップドビットコイン(WBT)
ビットコインブロックチェーン以外のブロックチェーン上で発行されたビットコインと価格が似た動きをするトークンです。
ゼロエックス(ZRX)
ゼロエックスは分散型取引所のDEXを構築することができるプロトコルです。
ERC-20(イーサリアムの規格)として発行されており、ガス代などはイーサリアムで支払う仕組みを採用しています。
レン(REN)
レン(RenVM/REN)は異なるブロックチェーン間での相互運用を可能とするプロジェクトのトークンです。
ビットコインやイーサリアム、バイナススマートチェーンなどのブロックチェーンと接続しトークンの交換などを可能とします。
ユニスワップ(UNI)
ユニスワップは分散型取引所(DEX)のUniswapが発行するガバナンストークン(投票や発現を行える機能を持つトークン)で、イーサリアムブロックチェーン上で稼働をしています。
シンセティックス(SNX)
シンセティックス(Synthetix/SNX)は、合成資産の構築や流通を行うことができるプラットフォームで発行されるトークンで、イーサリアムブロックチェーン上で稼働しています。
CRO
CROはCrypto.comブロックチェーン上で発行されるトークンです。
ブロックチェーン上で支払いやステーキング報酬などに利用されています。
アーべ(AAV)
アーべ(AAVE/AAV)は仮想通貨のレンディングプラットホームに特化をしたプロダクトのトークンです。
フラッシュローンと呼ばれる借り入れと返済を1つの決済で処理することができるサービスも提供しており、イーサリアムブロックチェーン上で稼働をしています。
コンパウンド(COM)
コンパウンド(COMP/COM)は仮想通貨のレンディングプラットフォームに特化をしたプロダクトのトークンです。
イーサリアムブロックチェーン上で稼働する分散型取引所の一つであり、レンディングの利用による報酬としてコンパウンドが支払われる仕組みです。
マティック(MAT)
マティック(MATIC/MAT)はポリゴンブロックチェーン上で発行されるネイティブトークンです。
トランザクション処理の速さや手数料の安さ、多くのプロダクトがブロックチェーン上でサービスの展開を行い始めていることからイーサリアムキラーの一つと言われています。
NFT
NFTではCHZ、ENJ、DGB、THT、MANが追加されました。
チリーズ(CHZ)
チリーズ(Chiliz/CHZ)はサッカーなどのスポーツクラブとファンの交流を生み出すことを目的として発行されたトークンです。
エンジンコイン(ENJ)
エンジンコインはオンラインゲームのプラットフォームであるEnjin Platform上で利用されるトークンです。
デジバイト(DGB)
デジバイト(DigiByte/DGB)は高速かつ安全な取引が行えることを目的として開発されたデジバイトブロックチェーン上で発行されるネイティブトークンです。
シータ(THT)
シータ(THETA/THT)は分散型動画プラットフォームで発行されるトークンです。
ブロックチェーンを利用することでサーバーへの負担を減らし、投げ銭や独自の透明化された収益システムなどを利用することができます。
マナ(MAN)
マナはVRプラットフォームであるDecentraland(ディントラランド)で利用することができるトークンです。
FXGTならDeFiやNFT銘柄も取引できる
DeFiとNFTは非中央集権的な金融システムの下稼働をしており、これまで中央集権的な仮想通貨取引所のみで取引が行われていた仮想通貨とは異なり、世界的にも注目を集める存在です。
それぞれの仕組みを知ることで、さらに深い投資が行えるようになります。
DeFiとは?
DeFi(ディーファイ)はDecentralized Financeの略で、分散型金融の意味を持ちます。
分散型という言葉だけでは分かりにくいかもしれませんが、簡単に説明すると中央管理者が不在で稼働をする金融のことを指します。
普段現実で利用する銀行や証券会社など既存の中央集権型の金融(CeFi:Centralized Finance)では、銀行や取引所などの中央管理者が仲介を行うことでサービスを利用することができますが、手数料などのコストや送金に時間が掛かるといった問題があります。
DeFiの分散型取引所(DEX)などでは、中央管理者不在で提示されたレートで仮想通貨の取引を行うことができ、ガス代と呼ばれる透明性の高い手数料の支払いだけで高速な取引を行うことが可能です。
DeFiは全てブロックチェーン上で稼働し、取引はブロックチェーン上に記録され、利用者であるユーザーが取引の精査や承認を行うことによって分散性が保たれています。
自由度の高さがDeFiのメリット
例えば銀行や証券会社で口座を開設するときには、身分証明書等必要書類を提出し、審査に通った人のみが利用可能となります。このようにCeFiでは口座開設などに特別な審査を必要とします。そのため、全ての人が口座を持つことができませんでした。
一方、DeFiではユーザーのウォレットを接続するだけで自由にサービスを利用することができるため、国や地域など関係なく金融サービスを利用できるようになります。
また、CeFiよりもDeFiは、送金や取引手数料を低く抑えつつ、高速で世界中誰でも使うことができるメリットがあります。
NFTとは?
NFTはNon Fungible Tokenの略で、非代替性トークンの意味を持ちます。
基本的にはデジタル化されたアートや映像などを指し、ブロックチェーン上に記録されることで複製することができないデータがNFTです。
現実で作成されたアートなどは偽造作品などが作られてしまう可能性がありますが、NFTでは代替不可能であるため偽造などの心配がありません。
NFTはオークション形式で出品されることもあり、一つのNFTで数億円以上の価格がつくことから人気を集め、転売や投資目的、コレクターなどから人気を集め話題となりました。
最近ではブロックチェーンゲームでも発行され、NFTを購入してゲームで遊ぶことで仮想通貨を稼ぐことも可能です。
FXGTでの注目銘柄をご紹介!
FXGTで新たに追加された銘柄の中でも注目を集める銘柄を紹介します。
2021年に高騰「SOL(ソル)」
ソル(SOL)はSolanaブロックチェーン上で発行されるネイティブトークンです。
2020年に新規公開された仮想通貨ではありますが、トランザクション処理の速さや手数料の安さ、イーサリアム同様にスマートコントラクトを構築することができるプロダクトであることから、イーサリアムキラーと呼ばれています。
2021年にはNFTプロジェクトの立ち上げやDeFi市場の拡大に伴い価格が上昇し、年初180円台から最高値約28,000円台まで100倍以上の上昇をしました。
NFTに関してはイーサリアムとソルの2強と言われることが多く、着実にプロダクトや利用者を増やしています。
イーサリアムのガス代(DeFi利用の手数料)高騰などが続く中、イーサリアムよりもガス代が低く取引速度も速いことからソルは次のイーサリアムとして注目を集めており、2022年もNFTを含むDeFi市場の規模拡大が予測されることから注目銘柄の一つです。
イーサリアムとは?
イーサリアムは時価総額、取引量ともに日本トップクラスの仮想通貨です。現在、イーサリアムの時価総額はビットコインに次いで第2位となっています。
- イーサリアム(ETH)というプラットフォームをもとにして、さまざまな通貨やサービスを形成できる
- 仮想通貨を使って資金を集めるICO(イニシャルコインオファリング)によく利用される
ビットコインは、決済用仮想通貨や価値の保存媒体として知られている一方で、イーサリアムは開発するためのプラットフォームとして知られています。
単なる通貨としての役割だけでなくサービスの基盤となることを目的としているのです。
Decentralandの独自トークン「MANA(マナ)」
VRプラットフォームを提供するDecentralandが発行するトークンがマナ(MANA)です。
2017年に行われたICO(資金調達のためのセール)では数秒間で約20億円以上の資金を集めたことで話題となりました。
DecentralandではNFTの土地やアイテムなどが販売されており、マナを使用して売買することができます。
現在Decentralandは開発が進められている最中であり、土地の売買しか行うことができませんが、将来的にはメタバースとしてVR空間で遊ぶことも可能となります。
Decentralandは他NFTゲームなどとも提携をしており、Etheremon(イーサエモン)やAxieinfinity(アクシーインフィニティー)のNFTを相互利用することも可能です。
今後DeFiではメタバース関連の銘柄に資金が集まることが予想されていることから、VRプラットフォームを提供するDecentralandの開発が順調に進めば、マナの価格上昇を期待することができます。
メタバースとは?
メタバースとは簡単に言うと、インターネット上の仮想世界・仮想空間サービスの総称として使われる言葉です。
最近では、Facebookが社名をMetaに変更したことで「メタバース」という言葉を耳にする機会も多くなったのではないでしょうか。
具体的にメタバースによってできることは以下のものがあげられます。
- 仮想空間でイベントに参加できるようになる
- バーチャルオフィスとして利用され、在宅でも仮想空間を共有してよりリアルなコミュニケーションを取れる
依存性などの問題点はあげられているものの、これから確実に成長していくテクノロジーと言えるでしょう。
Enjin Platformで使われる仮想通貨「ENJ(エンジンコイン)」
エンジンコイン(ENJ)はオンラインゲームのプラットフォームであるEnjin Platformで使用されるトークンです。
Enjin Platformではプラットフォーム上で稼働するゲームのNFT購入をすることができ、既存のゲームもEnjin Platformを導入することでNFTの作成が可能となります。
Enjin Platformで購入したNFTはゲーム内で使用することができる他に、不要となったNFTをBurn(焼失)させることでエンジンコインに換金することも可能です。
対応ゲームにはサンドボックス型ゲームとして人気のマインクラフトがあります。
今後ゲーム関連のDeFiはメタバース共に成長を続ける可能性が高く、NFTの発行や作成ができるEnjin Platformはさらに注目を集めるでしょう。
イーサリアムの代替を目指す「Polygon(MATIC)」
マティック(MATIC)は、ポリゴンブロックチェーン上で発行されるネイティブトークンです。
ポリゴンブロックチェーン自体がイーサリアムが抱える利用者数増加による取引速度の遅延やガス代増加(スケーラビリティ問題)を解決するために作られたプロジェクトで、高速かつ低コストの取引が行えることからイーサリアムキラーの一つと呼ばれています。
イーサリアム同様にスマートコントラクトを実装しており、DeFiの分散型取引所(DEX)などがブロックチェーン上で多数展開されています。
取引速度が速くガス代が低いことからブロックチェーンゲームも実装されおり、
特に2022年には、2012年に人気を博した元素騎士オンラインがポリゴン上でオンラインゲーム×ファンタジーメタバースという形で実装を予定されています。
実装前からかなりの人気を集めており、多くの投資家やプレイヤーが注目することから実装されるポリゴンブロックチェーンのマティックも2022年に注目を集める存在となっています。
FXGTでは独自銘柄「シンセティックペア」も取引可能
FXGTでは独自銘柄であるシンセティックペアの取引も可能です。
ビットコインと他の銘柄が組み合わされた独自の魅力的な金融商品であり、FXGTだからこその商品で取引を行うことができます。
シンセティックペアとは?
シンセティックペアとは、仮想通貨とFXや株式などの他の金融商品と掛け合わせた銘柄ペアのことです。
FXGTではビットコインのシンセティックペアが用意されており、ビットコイン対株式や株価指数の取引を行うことができます。
通貨ペア | 説明 |
BTCNAS | ビットコイン: NASDAQ or US100 |
BTCDOW | ビットコイン: Dow Jones or US30 |
BTCAPL | ビットコイン: Apple |
BTCFCB | ビットコイン: |
BTCAMZ | ビットコイン: Amazon |
BTCTWR | ビットコイン: |
BTCXAU | ビットコイン: Gold |
BTCXAG | ビットコイン: Silver |
BTCUSO | ビットコイン: USOil |
BTCSPX | ビットコイン: S&P500 |
仮想通貨同様にスタンダードおよびECN口座で取引を行うことができ、最大レバレッジ100倍まで利用することができます。
仮想通貨FXはFXGTがおすすめ
今回、FXGTに追加された銘柄は2022年に注目を集める銘柄が多くありました。
その中でもNFTに特化をしているソル(SOL)、大型ブロックチェーンゲームの実装が予定されるマティック(MATIC)は注目を集める大型銘柄です。
他の銘柄に関しても仮想通貨市場全体の動向や新たなプロダクトローンチによって、大きな価格変動を期待することができる銘柄ばかりです。
FXGTに追加された銘柄は全て仮想通貨CFDとしてFXのように取引を行うことができるため、注目を集めて価格が上がらない銘柄であったとしても価格変動を利用して利益を狙うことが可能です。
他海外FX業者で仮想通貨の取扱いが増える中、FXGTは仮想通貨に特化する海外FX業者として他業者に負けない仮想通貨取扱い業者となりました。
今後も仮想通貨市場の盛り上がりに応じてFXGTの取扱い銘柄についても期待が持てるでしょう。