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海外FXブローカーのFXGT(エフエックスジーティー)のレバレッジ制限の仕様が変更されました。
これまでは取引ロット数によってレバレッジ制限を受ける「ダイナミックレバレッジ」が主流でしたが、今後は残高によってレバレッジの制限を受ける「エクイティレバレッジ」が基本となります。
FXGTで取引している方はトレードに大きく関わってくるため、今回の変更点についてしっかりと理解しておきましょう。本記事では、FXGTのダイナミックレバレッジの変更点、注意点などについて詳しく解説します。
FXGTのレバレッジ制限の条件が変更!
FXGT(エフエックスジーティー)ではこれまで、取引量によってレバレッジ制限を受ける「ダイナミックレバレッジ」を採用していました。
しかし、2024年8月より最大レバレッジ5,000倍の新しい口座タイプ「Optimus口座」をリリースしたことを機にレバレッジ制限の仕様が「エクイティレバレッジ」に変更されています。
ダイナミックレバレッジからエクイティレバレッジへ
FXGT(エフエックスジーティー)のレバレッジ制限のシステムが大きく変更され、ロット数基準のダイナミックレバレッジから有効証拠金残高基準のエクイティレバレッジへと移行しました。従来のシステムでは、取引ロット数が大きくなるほど最大レバレッジが制限されていましたが、新システムでは有効証拠金が高まるほどレバレッジが制限されます。
特に大口取引をしているFXGTのトレーダーにとっては、重要な変更点です。資金管理方法を見直す必要が出てくるため、トレードを始める前に改めてシミュレーションをしっかりとしておくのをおすすめします。
有効証拠金が高額になったら、こまめに出金することでレバレッジ制限を回避することも有効です。
FXGTのレバレッジ制限条件
FXGT(エフエックスジーティー)のエクイティレバレッジではどのような条件でレバレッジが変動していくのかを解説していきます。エクイティレバレッジの制限は、Optimus口座とそれ以外の口座で基準が分かれます。
Optimus口座
FXGT(エフエックスジーティー)のOptimus口座のレバレッジ制限基準は以下の通りです。
FXGTのレバレッジ適用条件(Optimus口座)
有効証拠金残高 (USD) |
最大レバレッジ |
0~1,000 | 5,000倍 (条件あり) |
0~3,000 | 2,000倍 (デフォルト) |
3,001~5,000 | 1,000倍 |
5,001~10,000 | 500倍 |
10,001~30,000 | 200倍 |
30,001~100,000 | 100倍 |
100,000~ | 50倍 |
1,000ドルまで5,000倍レバレッジを利用できますが、利用するためには以下の条件を満たす必要があります。
Optimus口座で5,000倍レバレッジを利用する条件
条件を満たさない場合にデフォルトで利用できるレバレッジは最大2,000倍です。
Pro口座、ECN Zero口座、Standard+口座、Mini口座のレバレッジ制限条件
FXGT(エフエックスジーティー)のPro口座、ECN Zero口座、Standard+口座、Mini口座は以下の条件でレバレッジ制限を受けます。
FXGTのレバレッジ適用条件(Pro口座、ECN Zero口座、Standard+口座、Mini口座)
有効証拠金残高 (USD) |
最大レバレッジ |
0~5,000 | 1,000倍 |
5,001~10,000 | 500倍 |
10,001~30,000 | 200倍 |
30,001~100,000 | 100倍 |
100,000~ | 50倍 |
レバレッジ制限が適用されるのは5,001ドル(約75万円)からです。有効証拠金残高がこれらの金額に近づいてきた場合は、エントリーできるロット数が制限されることを意識しておきましょう。
レバレッジ制限が適用される条件は、有効証拠金残高に対してであり、口座残高に対してではない点に注意してください。
その他のレバレッジ制限
FXGT(エフエックスジーティー)には証拠金だけでなく、特定のタイミングや通貨ペアでのレバレッジ制限があります。有効証拠金でのレバレッジ制限と同様に、市場の高いボラティリティ期間中のリスクを下げることが目的です。
市場のオープンとクローズ時
FXGT(エフエックスジーティー)では、市場のオープンとクローズ時には、レバレッジが大幅に制限されます。具体的には、金曜日の22:00から24:00(GMT+3)と月曜日の00:00から02:00(GMT+3)にFXGTの新規ポジションを開く場合の最大レバレッジは200倍です。
経済指標発表時
消費者物価指数(CPI)、非農業部門雇用者数(NFP)をはじめとする重要なイベントの前後45分間(発表30分前から15分後まで)は、FX主要通貨ペアと貴金属の新規ポジションに対し、最大レバレッジが1,000倍に制限されます。ただし、スイスフラン、トルコリラ、エキゾチックペアは除外されます。
銘柄ジャンルによるレバレッジ制限
FXGT(エフエックスジーティー)の最大レバレッジは、取引する銘柄ジャンルによっても制限を受けます。
FXGTの銘柄ジャンル別のレバレッジ制限
取引商品 | 最大レバレッジ |
FXメジャー通貨ペア | 5,000倍 |
FXエキゾチック通貨ペア | 500倍 |
仮想通貨 | 1,000倍 |
貴金属 | 2,000倍 |
エネルギー | 100倍 |
指数 | 100倍 |
株式 | 50倍 |
GTi12指数 | 100倍 |
DeFiトークン | 50倍 |
NFTs | 50倍 |
これらはあくまで最大レバレッジです。口座タイプや銘柄によるレバレッジ制限を受けるため詳しくは公式サイトでご確認ください。
また、CHF(スイスフラン)とTRY(トルコリラ)では、他の通貨ペアとは異なるレバレッジが適用されます。CHFは最大レバレッジが500倍で、その後も有効証拠金が増えた場合にレバレッジが制限されます。TRYのレバレッジはレバレッジ50倍固定で、有効証拠金が増えても同じレバレッジです。
FXGTのレバレッジに関する注意点
今回のFXGTのダイナミックレバレッジの変更に関する注意点がいくつかあります。これらの注意点も取引に影響を与えます。新しくポジションを保有する前に、しっかりと把握しておきましょう。
仮想通貨(暗号資産)のトレードには適用外
今回の仕様変更は、ダイナミックレバレッジ自体が廃止されるわけではない点に注意しましょう。レバレッジ制限が適用される条件が、多くの銘柄で証拠金ベースで制限されるように変更されましたが、仮想通貨(暗号資産)、シンセティックペアのトレードでは適用されません。
仮想通貨(暗号資産)・シンセティックペアの取引では、有効証拠金残高によるレバレッジ制限は発生せず、従来通りのダイナミックレバレッジが適用されます。
エントリーするロット数によって最大レバレッジが制限され、制限の条件は銘柄によって異なるため注意してください。
適用前から持っているポジションには適用されない
今回のFXGT(エフエックスジーティー)のダイナミックレバレッジの仕様変更前から保有しているポジションには、有効証拠金残高によるレバレッジ制限は適用されません。
2024年8月29日午後3時(日本時間)以降に保有したポジションのみが、新しいダイナミックレバレッジの対象となります。
銘柄ごとの最大レバレッジ制限が優先される
FXGT(エフエックスジーティー)のエクイティレバレッジにより制限される最大レバレッジが銘柄ごとの最大レバレッジ値よりも高い場合、銘柄ごとの最大レバレッジの数値が優先されます。
例えば、FXGTのエネルギーCFDは最大レバレッジが100倍なのでそれ以上のレバレッジは有効証拠金額問わず適用されません。
FXGTの新しいダイナミックレバレッジを理解しておこう!
FXGT(エフエックスジーティー)のレバレッジ規制が、有効証拠金によって制限を受けるシステムに変更されました。これは他の海外FX業者でも採用される、一般的なレバレッジ制限の方法です。
他のブローカーでの取引経験がある方は、すぐに慣れることができるでしょう。一方、これまでFXGTを利用してきた方は、新しいレバレッジ制限の基準をしっかりと理解する必要があります。
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