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Titan FXでの仮想通貨による入出金概要
まずは、Titan FX(タイタン FX)の仮想通貨入出金概要を、以下のポイントに絞って見ていきます。
- Titan FXで入出金可能な仮想通貨
- 交換レート
- 仮想通貨入金の手数料
- 取引口座への反映時間
それぞれのポイントを、1つずつ解説していきます。
Titan FXで入出金可能な仮想通貨は?
2022年2月現在、Titan FXでは16種類の仮想通貨で送金が可能です。国内や海外の仮想通貨取引所で購入した仮想通貨を、ウォレットから直接Titan FXに送金することができます。
対応する16種類の仮想通貨は、国内仮想通貨取引所でも取扱いがあるものが9種類で、残りの7種類は海外取引所のみの取扱いとなります。
仮想通貨 | 国内取引所の取扱い有無(※) |
BTC(ビットコイン) | |
LTC(ライトコイン) | |
XRP(リップル) |
BCH(ビットコインキャッシュ) | |
BAT(ベーシックアテンショントークン) | |
CVC(シビック) | |
BNT(バンコール) | |
MITH(ミスリル) | |
LINK(チェーンリンク) | |
MTL(メタル) | |
FUN( ファンフェア) | |
ENJ(エンジンコイン) | |
OMG(オーエムジー) | |
REP(オーガー) | |
ETH(イーサリアム) | |
USDT(テザー) |
国内取引所
Titan FXでの入出金には「BTC」「ETH」「XRP」など、知名度や流動性の高い仮想通貨の利用が可能です。
一方、USDTは国内仮想通貨取引所での取扱いがありませんが、多くの仮想通貨サービスで共通して利用でき、基軸通貨のような役割を果たす通貨です。海外取引所を利用する際は、USDTを利用すると資金移動などがスムーズに行えます。
USDTの特徴
USDTは、Tether Limited社が運営している「ペッグ通貨」です。ペッグ通貨とは、別の通貨の価値と連動させることを目的とした通貨で、USDTは1USDTがおおよそ1ドルになるように米ドルに連動しています。
米ドルと連動していることで、他の仮想通貨と比較するとUSDTは、将来大きな値上がりは期待できません。そのため、USDTは投資目的というよりも、仮想通貨市場の基軸通貨のような位置づけで考えられています。
例えば、ほかの仮想通貨で出た利益をいったん確定したいときなどに、そのコインをUSDTに交換するといった使い方が一般的です。
Titan FXの仮想通貨入金は、Titan FXに直接入金するのではなく、決済代行会社を経由して行われます。このため、送金可能な銘柄は予告なく変更される場合があります。
仮想通貨入金の手数料
Titan FXに仮想通貨を入金する際、手数料はかかりません。しかし、仮想通貨入金時に発生する「仮想通貨ネットワーク上の手数料」をご自身で負担する必要があります。
「仮想通貨ネットワーク上の手数料」には、ビットコインのマイニング料やイーサリアムのガス代などがあります。マイニング料(マイニング手数料)とは、マイナー(マイニングした人)に支払われる手数料のことです。
例えば、ビットコインを送金する場合、ビットコインネットワーク上での取引は、マイナーによって承認されることで成立します。
マイナーによる承認作業のことをマイニングといい、マイナーはマイニングの成功報酬として決められた数のビットコインを受け取ります。
この成功報酬をマイニング料として支払わなければなりません。
また、ガス代とは、イーサリアム・ブロックチェーン上で発生する取引手数料のことで、取引の承認などを行うマイナーに対して支払われます。
Titan FXに仮想通貨を入金する際は、以上のような手数料をご自身で負担する必要があります。
そもそもマイニングとは?
マイニングとは仮想通貨の取引を承認する作業をして、その報酬として新規発行された仮想通貨を得ることを意味します。
仮想通貨には、日本円や米ドルのように通貨を管理する国や中央銀行が存在しません。そのため、第三者がコンピュータのネットワークを利用して仮想通貨を管理する仕組みになっています。この第三者による取引の承認および確認作業が「マイニング」です。コンピュータで取引をチェックし、ブロックチェーンと呼ばれる取引台帳に追記していきます。
ただし、マイニングには膨大な計算作業が必要で、一般的には、マイニングマシンと呼ばれるコンピュータを使って、マイニングを行っています。この膨大な計算作業をした報酬としてマイナーは新規発行された仮想通貨を得ることができるのです。
交換レートは決済代行会社のものを使用
Titan FXの仮想通貨入金は、決済代行会社を挟む形になります。そのため、Titan FX側で手数料はかかりませんが、交換レートが市場レートよりも若干不利になっています。
交換レートがどの程度不利になっているかは非公表ですが、2022年3月時点では、主要仮想通貨でおおむね以下のような差になっています。
仮想通貨 | 市場レートと 交換レートの差 |
BTC | +0.5%程度 |
ETH | +0.2%程度 |
USDT | +0.2%程度 |
取引口座への反映時間
Titan FXの取引口座への反映時間は、通常であれば送金後すぐに反映されます。しかし、仮想通貨ネットワークの混雑状況によっては、取引口座への反映時間が通常よりも長くなってしまう可能性もあります。
例えばビットコインの場合、約10分間の取引データを1単位としてマイニング作業が行われるため、通常であれば送金にかかる時間は約10分です。
しかし、取引量が多い時期や時間帯に送金すると、10分以上かかることもあります。
したがって、送金処理を迅速に済ませたい場合は、取引が集中する時期や時間帯を避ける必要があるでしょう。また、送金時間を短縮する別の方法として、送金時間自体が短い仮想通貨を利用する方法も考えられます。
例えば、リップルの標準的な送金時間は数秒といわれているので、送金通貨にリップルを使えば送金時間の短縮につながるでしょう。(リップル社の発表では、リップルの送金時間は3.3秒)
Titan FXでの仮想通貨入金手順
仮想通貨をTitan FX(タイタン FX)へ入金する手順について見ていきましょう。ただ、仮想通貨が手元にない場合は、新たに購入する必要があります。
まずは、事前準備の手順を解説していきます。
事前に準備すること
Titan FXへの仮想通貨入金をするためには、以下の3つの条件を満たしておく必要があります。
条件を満たしている場合は、すぐにでも仮想通貨による入金手続きが可能です。
- 仮想通貨取引所の口座開設
- 仮想通貨の購入
- Titan FXの口座開設
仮想通貨取引所の口座開設
仮想通貨を入金するには、仮想通貨取引所で仮想通貨の購入及び仮想通貨ウォレットを準備する必要があります。
そのために、まずは仮想通貨取引所に口座開設を行います。
取引所はたくさんありますが、ある程度知名度があれば、海外取引所でも国内取引所であっても問題ありません。ただ、国内仮想通貨取引所の方が取扱通貨の種類が少ないため、その点には注意しておきましょう。
仮想通貨の購入
次に、仮想通貨を購入します。Titan FXで対応している16種類の仮想通貨であればどれを購入しても問題ありません。
国内取引所の場合、仮想通貨を購入するには「取引所」か「販売所」かのどちらかを利用しますが、「取引所」で購入した方が手数料が安いため、基本的には「取引所」の利用をおすすめします。
仮想通貨ウォレットは、口座開設をした取引所のウォレットで問題ありません。
仮想通貨取引所のウォレット
取引所のウォレットでは高いセキュリティーを実現しています。
例えば、取引所のセキュリティー強化に対する取り組みとして、以下のようなものがあげられます。
- コールドウォレットによる仮想通貨の保管
- 2段階認証の設定が可能
以上のように、取引所のウォレットでも高いセキュリティー環境下で、仮想通貨の保管が可能です。
Titan FXの口座開設
Titan FXでの口座開設は、KYC(Know Your Customer)認証システムの導入により、口座開設までの時間は大幅に短縮されています。
最短30分でリアル口座の利用が可能です。また、以下の本人確認書類などを準備しておくことで、よりスムーズに口座開設が行えます。
本人確認書類(いずれか1通、有効期限内であること)
- 運転免許証
- パスポート
- 写真付きマイナンバーカードなど
住所確認書類(いずれか1通、6ヶ月以内に発行されたもの)
- 住民票
- 公共料金の明細書
- クレジットカードの請求書など
Titan FXへの仮想通貨入金手順
仮想通貨とウォレットの準備ができたら、Titan FXの取引口座への入金を行いましょう。Titan FXの仮想通貨入金では、クライアントキャビネットの入金メニューの「CRYPTO」から事前に法定通貨建ての入金金額を申請し、Titan FXから提示された仮想通貨金額の送金を、指定されたアドレス宛てに行います。
希望の金額の仮想通貨を送金すればその金額が口座に着金する仕組みを採用している海外FX業者が多いですが、Titan FXは、事前に法定通貨建てで入金金額を申請し、それに対応した仮想通貨を送金する必要があります。
送金アドレスは、入金金額の申請の都度変更され、1度しか使用できませんので、ご注意ください。
なお、2022年3月の時点では、複数のチェーンに対応している仮想通貨でも指定された1つのチェーンしか利用できません。イーサリアムのブロックチェーンに対応している場合、基本的にはイーサリアムのチェーンが指定されていますが、間違いのないよう送金前にご確認ください。どのチェーンに対応しているかは、送金先アドレスと同じ画面に表示されます。
Titan FXでの仮想通貨入出金に関する注意点
仮想通貨で入出金を行う際に、いくつかの注意点があります。
送金先アドレスは毎回変更される
Titan FX(タイタン FX)の入金手続き時に表示される「送金先アドレス」は毎回変更されます。「送金先アドレス」は、1度限り有効なアドレスです。
同じ「送金先アドレス」を再度表示させることはできません。したがって、「送金先アドレス」をコピーし忘れた場合などは、再度入金リクエストを行う必要があります。
リップルには宛先タグが必要
基本的には「送金先アドレス」だけで送金が可能ですが、リップルのみ、送金時に「アドレス」に加え、「宛先タグ」の入力も行わなければなりません。
この宛先タグとは、送金されたリップルが、送金者自身のものであることを識別するための数字です。
もし、「宛先タグ」の入力を忘れてしまった場合、送金したリップルがなくなってしまう可能性もあるため、十分に注意してください。
豪ドル口座は対象
Titan FXは取引手数料が無料のスタンダード口座と、取引手数料が発生するものの狭いスプレッドを提供するブレード口座の2つの口座タイプを提供していますが、どちらの口座タイプも仮想通貨入金に対応しています。
しかし、どちらの口座タイプでも、口座のベース通貨が豪ドルの場合には仮想通貨入金を利用できません。
仮想通貨での入金に対応している口座のベース通貨は、以下の通りです。
- 米ドル口座
- 日本円口座
- ユーロ口座
- シンガポールドル口座
仮想通貨出金は入金時と異なる通貨でも可能
Titan FXの取引口座から仮想通貨を出金する際は、入金時とは異なる通貨でも出金可能です。
Titan FXの仮想通貨入金は、証拠金として口座に入金される際に法定通貨に両替される仕組みとなっています。仮想通貨で出金する際には、出金時に再度仮想通貨への両替が行われ、両替先の仮想通貨は自由に選択することができます。
週末のポジション保有中の出金は不可
Titan FXでは、週末にポジションを保有中している場合、仮想通貨での出金ができません。このため、週末はマーケットクローズの1時間前(サーバー時間金曜日23時以降)から、仮想通貨での出金リクエストができないようになっています。
このルールは、仮想通貨銘柄に限らず、FXや株価指数など他のジャンルのポジションを持っていた場合も適用されます。
Titan FXでのその他入金方法
Titan FX(タイタン FX)では、仮想通貨入金に対応しましたが、他の方法での入金も可能です。主な入金方法として以下のようなものがあります。
入金方法 | 手数料 | 基本通貨 | 反映時間 | 最低入金額(※1) |
クレジットカード(※2) | 無料 |
|
即時 | 1円(1USD)~ |
bitwallet | JPY、USD、EUR | 110円 | ||
STICPAY | JPY、USD、SGD、EUR | 30USD相当額 | ||
国内銀行送金 | JPY | 1時間~1営業日 | 10万円 |
- 2回目以降、初回入金は最低200ドル相当額
- VISA、Mastercard、JCB、AMEX
クレジットカード | |
手数料 | 無料 |
基本通貨 |
|
反映時間 | 即時 |
最低入金額(※) | 1円(1USD)~ |
bitwallet | |
手数料 | 無料 |
基本通貨 | JPY、USD、EUR |
反映時間 | 即時 |
最低入金額(※) | 110円 |
STICPAY | |
手数料 | 無料 |
基本通貨 | JPY、USD、SGD、EUR |
反映時間 | 即時 |
最低入金額(※) | 30USD相当額 |
国内銀行送金 | |
手数料 | 無料 |
基本通貨 | JPY |
反映時間 | 1時間~1営業日 |
最低入金額(※) | 10万円 |
2回目以降、初回入金は最低200ドル相当額
Titan FXの入出金がより便利に
Titan FX(タイタン FX)では、2022年2月15日 (火)から仮想通貨での入出金に対応しました。入出金可能な仮想通貨には、「BTC」「ETH」「XRP」など、知名度や流動性の高い仮想通貨など、時価総額が大きく流動性の高い銘柄を一通り押さえています。
ただ、仮想通貨での送金方法は、銀行やクレジットカードなどとは異なるため、事前に送金方法の確認をしておくべきでしょう。
また、送金する仮想通貨の種類によって送金方法が異なる場合があるため、十分に注意する必要があります。
もし、知識が曖昧な状態で仮想通貨送金を行えば、最悪、送金した仮想通貨を永遠に喪失してしまう可能性もあります。
仮想通貨の利用は、取引を便利にする一方で、自己責任の重要度も増してきます。したがって、この記事を参考に十分な事前準備をした上で、仮想通貨送金を利用して頂ければ幸いです。