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XM公式が類似したサイトに対して注意喚起
XMTrading（エックスエム）公式サイトでは、XMと似たサイトやサービスがあることに対して以下のように発表しています。
この度、弊社のブランド、ウェブサイト及びマーケティングキャンペーン等を模倣している競合会社が存在し、弊社と関連しているとの誤解をトレーダー様にお招きしていることが発覚致しました。まず、誤解をお招きしたトレーダー様には深くお詫び申し上げます。また、弊社はそのような業者とは一切関係ないことを公言します。
市場において、複数のFXブローカーが存在し、より広範な選択幅がトレーダー様にあることが健全な業界の発展でありそれを望む一方、競合他社のブランドを模倣してマーケティングをする不健全なマーケティング行為を展開する業界参加者に対してはそのような行為を即刻停止し、健全でフェアなサービス提供に戻ることを強く求めます。
引用：XM公式サイト
XMは類似したサービスを提供する各社に対して、健全でフェアなサービスを提供するよう求めています。
類似したサービスを提供しているブローカーでも、信頼性はXMと同等ではなく、利用にリスクが伴う場合があります。これまで使ったことのないブローカーを利用する場合、まずその安全性について慎重に考慮する必要があります。
XMにサービスが似ているブローカーはHFM？
XMTrading（エックスエム）は名指しでブローカー名を出しているわけではないため、実際にどのブローカーが該当するかは定かではありません。
しかし、当FXplusスタッフが調査したところ、「HF Markets（エイチエフ マーケッツ）」のデザインやキャンペーン内容などがXMに酷似していることがわかりました。
ブランドロゴと色彩
XMのブランドロゴは黒/赤/白を基調としたデザインが特徴的で、一目見ればXMと容易に識別できます。しかし、HFMも同様のカラーで構成されたブランドロゴであるため、XMとしては模倣されたと捉えてもおかしくはありません。
その他、HFMはホームページの色彩や教育プログラムなど、細やかなサービスに関しても全体的にXMを模倣しているという印象を受けます。
キャンペーンとプロモーションを比較
HF Markets（エイチエフ マーケッツ）では、2023年春に「春一番プロモーション」というキャンペーンを実施しましたが、これは2022年春にXMTrading （エックスエム）が開催していた「XMTrading 花見プロモーション」に非常に似ています。
2社のプロモーション比較
| XMTrading 花見プロモーション |
HF Markets 春一番プロモーション |
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| 参加条件 | 300ドル以上を入金し、FX通貨ペア、金、銀にて往復5ロット以上の取引 | 100ドル以上を入金し、FX通貨ペア、金、銀にて往復1ロット以上の取引 |
| 賞金 |
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| XMTrading 花見プロモーション |
| 300ドル以上を入金し、FX通貨ペア、金、銀にて往復5ロット以上の取引 |
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| BigBoss ロイヤルティプログラム |
| 100ドル以上を入金し、FX通貨ペア、金、銀にて往復1ロット以上の取引 |
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必要な入金額と取引量は違うものの、2つのプロモーションの参加条件はほぼ同じであることがわかります。さらに、HFMの実施した春一番プロモーションでは賞金総額が333万円に設定されていますが、XMでも花見賞を333ドルに設定しており、こちらもXMを意識した数字である可能性があります。
また、HFMの制作したランディングページも、XMの制作したプロモーション画像と酷似しています。
上記の画像はHFMのランディングページとXMの制作したプロモーション画像です。黒の背景に白文字と桜をあしらったデザインは、とても似ていないとは言えません。
HFMのキャンペーンは、テーマ、デザイン、構成、春に開催している点など色々と酷似しており、XMのキャンペーンを参考にしていることが伺えます。
ロイヤルティプログラムを比較
HF Markets（エイチエフ マーケッツ）とXM（エックスエム）は、両社ともに「ロイヤルティプログラム」を提供しています。
XMとHFMのロイヤルティプログラム比較
| XM ロイヤルティプログラム | HFM ロイヤルティプログラム |
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| XM ロイヤルティプログラム |
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| HFM ロイヤルティプログラム |
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内容を比較してみると、細かい条件は異なるものの主要な内容はほぼ同じです。ユーザーとしてはありがたいサービスですが、XMからすると自社のサービスと酷似しているため、ユーザーに混乱をきたすサービス内容の一つであると認識しているものと思われます。
HFMの運営陣には元XMのメンバーがいる？
FXplusが得た情報によると、現在のHF Markets（エイチエフ マーケッツ）には 元XMのビジネスデベロップメントチームのメンバーが在席している事が分かりました。元XMのメンバーが加わってからは、「HFM 新時代革命」と題してXMを目標にサービスの刷新を行っており、自然と類似した一面が出てきてしまうのは否めません。
また、HFMによるとキャンペーンやプロモーションについては同社社員が独自に考案したもので、真似をしているわけではないと主張しています。
上記のように、XMとサービスが類似している理由として、HFMに元XMのメンバーが在席していることが一因と考えられます。
HFMは最近出金拒否の噂も
SNS上では、HF Markets（エイチエフ マーケッツ）が提供していた口座開設ボーナスを利用したが、利益を得ても出金拒否が行われたという投稿が相次いでいます。
最近では、GEMFOREX（ゲムフォレックス）やHASTFOREX（ハストフォレックス）においても、出金拒否が大きな話題となりました。
これらのブローカーに共通する特徴は、大々的な入金ボーナスの提供でした。海外FX業界では、ボーナスブローカーを発端とする出金拒否についての話題が絶えません。その結果、利用者からはボーナスブローカーに対する警戒感が強まっています。
海外FX業界でのトラブルは、主にボーナスブローカーを中心として巻き起こります。ボーナスブローカーを利用する際は、信頼性や安全性をしっかりと精査し、適切なブローカー選びを行うことが重要となります。
XMが抱く海外FX業界への懸念
海外FX業界のリーダー的存在であるXMTrading（エックスエム）は、今回のお知らせからも分かるように、自社の業界内での立場を認識し、現在の業界の秩序について懸念を示しています。
模倣サイトの出現だけでなく、派手なマーケティングを利用し、出金拒否のトラブルを起こした後に倒産するというパターンはここ数年で何度も繰り返されています。
多数のFXブローカーの参入により、トレーダーに幅広い選択肢が与えられることは業界の健全な発展に繋がります。しかし、同時に財務基盤が脆弱なブローカーや悪質なブローカーの参入も増加しているため、海外FX業者を利用する際には慎重な判断が求められます。
海外FX業者選びでは、見た目の派手さやボーナスの豪華さではなく、透明性・信頼性が高く、実績のあるブローカーを選ぶことが重要です。
