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XMTrading(エックス エム)では、各国の金利差によって発生する「スワップポイント」を利益として獲得できます。
特に、スイングトレードや長期にわたるポジション保有を考えている場合、スワップポイントは時間と共に積み重なり、頼もしい利益へと成長していきます。
しかし、マイナススワップの場合は、毎日証拠金から少しずつスワップ手数料が徴収される形となり、結果的にはコストが増し、予定利益が思うように膨らまないという問題も考えられるでしょう。
スワップポイントはあらかじめ把握しておくことで、プラススワップとマイナススワップを使い分け、計画的かつ効率的な運用が可能になります。
この記事では、XMのスワップポイントに焦点を当て、銘柄別のスワップポイントや獲得方法、スワップポイントの計算方法、スワップポイントの発生時間などについて詳細に解説していきます。
この記事はこんな方におすすめします
この記事の目次
XMのスワップポイントに関する基礎知識
スワップポイントに関する基礎知識
FX取引では政策金利が異なる2通貨を交換するため、ポジションを決済するまで2国間の金利差調整分としてスワップポイントの受渡しが発生します。
スワップポイントは、XMTrading(エックス エム)に限らずすべてのFX業者で受領や支払いが行われます。為替レートや市場金利などの影響で日々変動するスワップポイントは、ある日突然逆転することも珍しくありません。スワップポイントに関する正しい知識を身に着け、効率的に取引を進めていきましょう。
まずは、XMのスワップについて基本的な項目を解説します。
主要各国の政策金利によってスワップポイントが決まる
スワップポイントは主要各国の政策金利によって決定され、それを基に海外FX業者が増減を行います。スワップフリーを提供する業者、マイナススワップが大きい業者、プラススワップが少ない業者など、異なる特徴を持つ業者が存在するのはそのためです。
以下に2023年10月時点の各国の政策金利をまとめました。
主要通貨の政策金利一覧(2023年10月時点)
通貨 | 政策金利 |
JPY(日本円) | -0.10% |
USD(米ドル) | 5.25~5.50% |
EUR(欧州ユーロ) | 4.5% |
GBP(英国ポンド) | 5.25% |
AUD(豪州ドル) | 4.10% |
CAD(カナダドル) | 5.00% |
CHF(スイスフラン) | 1.75% |
MXN(メキシコペソ) | 11.25% |
ZAR(南アフリカランド) | 8.25% |
TRY(トルコリラ) | 30.00% |
日本円や米ドルなど、通貨としての信用度が高い先進国通貨は政策金利が低く設定されています。これに対して、トルコリラやメキシコペソのような新興国通貨は政策金利が高く設定されていることが分かります。
スワップ運用で大きな利益を得るのであれば新興国の高金利通貨が狙い目となりますが、新興国通貨は価格変動も大きいため、通貨価値の変動リスクに注意しなければなりません。
スワップポイントは、高金利通貨を買い低金利通貨を売ると、金利差を利益として受け取れます。一方で、低金利通貨を買い高金利通貨を売った場合は、証拠金からスワップポイントが自動的に徴収される形になります。
XMのスワップポイントは早朝に発生
XMTrading(エックス エム)でのスワップポイント付与時間は、平日のロールオーバー時です。
日本株取扱い開始記念キャンペーン概要
夏時間 | 午前6時(日本時間) |
---|---|
冬時間 | 午前7時(日本時間) |
XMでは夏時間(GMT+3)と冬時間(GMT+2)という2つのタイムゾーンを設定しています。夏時間(サマータイム)とは、日の出時刻が早まる夏の時期に標準時間を1時間進める制度です。
夏時間中は、冬時間よりも取引時間や経済指標発表が1時間早まるため、取引には注意しましょう。
夏時間と冬時間の切り替わるタイミングは国によって差があります。XMは本社があるキプロスを基準に、以下の時期で切り替えを行っています。
例)FX通貨ペアの取引時間切替タイミング
夏時間(GMT+3) | 冬時間(GMT+2) |
3月の最終日曜日~10月の最終日曜日まで
日本時間6:05~翌 5:50
|
10月の最終日曜日~3月の最終日曜日まで
日本時間7:05~翌6:50
|
夏時間(GMT+3) |
---|
3月の最終日曜日~10月の最終日曜日まで
日本時間6:05~翌 5:50 |
冬時間(GMT+2) |
10月の最終日曜日~3月の最終日曜日まで
日本時間7:05~翌6:50 |
付与されたスワップポイントは、MetaTrader4 / MetaTrader5の「ターミナル」内、「取引」タブにてご確認いただけます。
毎週木曜日の早朝はスワップポイント3倍デー
XMTrading(エックス エム)では、週末(土日)分を含めた3日分のスワップポイントが、水曜日から木曜日にポジションを持ち越すタイミングに発生します。
XMのスワップポイントカレンダー
曜日 | スワップポイント |
月、火 | 1日分 |
水 | 3日分 |
木、金 | 1日分 |
土、日 | 閉場 |
プラススワップであれば通常の3倍のスワップが受け取れるため、スワップ大量獲得のチャンスです。しかし、マイナススワップであればコストも3倍になるため、利食いや撤退を検討するトレーダーも多いでしょう。
3倍のスワップポイントを得るためには、MT4 / MT5時間で水曜日から木曜日に切り替わるタイミングでポジションを保有していなければなりません。XMでは日本時間の木曜日早朝6時(冬時間:7時)にポジションを保有しておくことで、3倍のスワップポイントを得ることができます。
XMのスワップポイント確認方法と計算方法
スワップポイント確認方法と計算方法
スワップポイントを日本円や米ドルなどに換算したいときは、通貨ペア毎に計算しなくてはなりません。
しかし、XMTrading(エックス エム)ではスワップポイントの計算を自動で行う「スワップ計算機」を提供しています。「スワップ計算機」を使えば、口座の基本通貨に換算されたスワップ損益を手軽に確認することができます。
スワップポイントの確認方法
XMTrading(エックス エム)のスワップポイントは、XMが提供する「スワップ計算機」からも確認することが可能ですが、公式WEBサイトや、XMのMT4 / MT5からも確認することができます。
公式WEBサイトで確認する
まずはWEBサイトから確認する方法から紹介します。
XMの公式WEBサイトにアクセスし、「取引」タブの中から確認したい銘柄グループをクリックします。
銘柄グループをクリックすると、各銘柄のロングスワップとショートスワップが確認できます。
MT4 / MT5で確認する
MT4 / MT5で確認する場合は、XMのMT4 / MT5を起動し、「気配値表示」画面を表示しましょう。
気配値表示画面で任意の通貨ペアを右クリックし、「仕様」を選択すると、取引条件画面が表示されます。
もし、気配値表示画面が非表示となっている場合は、MT4 / MT5メニューより「表示」をクリック後、「気配値表示」を有効にすると表示できます。
取引条件画面の最下部までスクロールすると、該当する通貨ペアの「買スワップ」及び「売スワップ」が確認できます。
ポジション未決済時に発生したスワップポイントはMT4/MT5の「ターミナル」にある「取引」タブで確認できます。
スワップポイントの受け取りまたは支払いが発生すると、為替損益と同じく含み損益として有効証拠金の計算に反映されます。
ポジション決済後、付与されたスワップポイントはMT4 / MT5の「ターミナル」にある「口座履歴」タブから確認できます。
ポジション保有中のスワップポイントは含み損益として表示されていましたが、決済を行った後は、損益が確定したので残高へと反映されます。
スワップポイントの計算方法
XMTrading(エックス エム)のスワップポイントは次の項目から計算できます。
スワップポイント計算に必要な項目
- ポジションサイズ
- スワップ値
- 円評価額
- 0.1pips単位(※)
【クロス円:0.001】【その他のペア:0.00001】
1日当たりのスワップ金額の求め方は、クロス円とドルストレートペアで異なります。スワップ金額を求める計算式は、以下の通りです。
スワップポイントの計算式
クロス円 | スワップ金額 = スワップ値 × ポジションサイズ × 0.001 |
---|---|
その他のペア | スワップ金額 = スワップ値 × ポジションサイズ × 0.00001 × 円評価額 |
クロス円 |
---|
スワップ金額 = スワップ値 × ポジションサイズ × 0.001 |
その他のペア |
スワップ金額 = スワップ値 × ポジションサイズ × 0.00001 × 円評価額 |
ここでは、スワップ金額の算出をクロス円通貨とドルストレート通貨で行ってみましょう。
USDJPY / ロングスワップ+12.0のケース
保有ロット | 計算式 | スワップ金額 |
1ロット | 12.0 × 10万 × 0.001 = 1,200 | 1,200円 |
5ロット | 12.0 × 50万 × 0.001 = 6,000 | 6,000円 |
15ロット | 12.0 × 150万 × 0.001 = 18,000 | 18,000円 |
1ロット | |
計算式 | 12.0 × 10万 × 0.001 = 1,200 |
スワップ金額 | 1,200円 |
5ロット | |
計算式 | 12.0 × 50万 × 0.001 = 6,000 |
スワップ金額 | 6,000円 |
15ロット | |
計算式 | 12.0 × 150万 × 0.001 = 18,000 |
スワップ金額 | 18,000円 |
EURUSD(EURJPYレート160円)/ ロングスワップ-7.92のケース
保有ロット | 計算式 | スワップ金額 |
1ロット | -7.92 × 10万 × 0.00001× 160円= -1,267 | -1,267円 |
5ロット | -7.92 × 50万 × 0.00001× 160円= -6,336 | -6,336円 |
15ロット | -7.92 × 150万 × 0.00001× 160円= -19,008 | -19,008円 |
1ロット | |
計算式 | -7.92 × 10万 × 0.00001× 160円= -1,267 |
スワップ金額 | -1,267円 |
5ロット | |
計算式 | -7.92 × 50万 × 0.00001× 160円= -6,336 |
スワップ金額 | -6,336円 |
15ロット | |
計算式 | -7.92 × 150万 × 0.00001× 160円= -19,008 |
スワップ金額 | -19,008円 |
上記のように算出できました。スワップポイントの細かな計算はやや複雑なため、実際にこのように計算する機会はあまりありません。XMのスワップポイント計算はこれから紹介するスワップポイント計算機を活用すると良いでしょう。
マイクロ口座の場合は1ロットの通貨量が1,000通貨のため、スワップポイントは計算結果の1 / 100となります。
スワップポイント計算機の使い方
XMTrading(エックス エム)のスワップポイント計算機の使い方を解説します。
スワップ計算機記入例
1口座の基本通貨 |
例)JPY |
---|---|
2スワップポイントを計算したい通貨ペア |
例)EURUSD |
3取引する口座タイプ |
例)Standard(1ロット=100,000) |
4ロット数量 |
例)1 |
XMのスワップポイント計算機は、選択肢から各項目を選んでいくだけの簡単な操作で利用できます。計算を希望する項目を選択し、「計算する」をクリックしましょう。
計算後、「スワップ買い(JPY)」と「スワップ売り(JPY)」の2項目に利益と損失が表示されます。この金額は、選択した口座の基本通貨に換算した、1日あたりのスワップポイントです。
スワップポイントの計算はこのスワップ計算機を利用するのが最も手軽です。ただし、業者毎にスワップポイントは異なるため、他社のスワップポイントを調べる目的では活用できません。
XMのスワップポイント一覧
XMTrading(エックス エム)では、FX通貨ペアだけでなく、貴金属(金・銀)や株式、株価指数(現物)のCFD商品にもスワップポイントが発生します。
XMでは様々な通貨ペアでスワップ利益を挙げることが可能なため、日を跨ぐトレードを頻繁に行う方は、ぜひ一度XMの各銘柄のスワップポイントをチェックしてみてください。
XMのスワップポイント一覧
ただし、XMの仮想通貨CFDはすべての銘柄においてスワップフリーのため、仮想通貨でスワップ運用を行うことはできません。一般的に仮想通貨CFDはマイナススワップが設定されていることがほとんどのため、仮想通貨銘柄にスワップが発生しないというのはかなり良心的なサービスです。
KIWAMI極口座はスワップが発生しない銘柄も
KIWAMI極口座でスワップフリーの厳選銘柄(FXメジャー通貨及びマイナー通貨、ゴールド、シルバー)を取引する場合、スワップポイントは発生しませんので、注意しましょう。これらの通貨ペアでスワップ運用を行いたい場合は、スタンダード口座やゼロ口座を利用する必要があります。
メジャー通貨ペアのスワップポイント
XMTrading(エックス エム)では米ドルやユーロなど、通貨としての信用度が高い先進国通貨は政策金利が低く設定されているため、新興国通貨のスワップポイントと比較してそれほど高くありません。
しかし、XMのメジャー通貨ペアでは最大1,000倍のレバレッジで取引が可能なため、レバレッジを活用してメジャーペアで多くのスワップを受け取ることも可能です。特に、金利差拡大が顕著なクロス円ペアではほとんどの銘柄で買いスワップの利益を受け取れます。
FX通貨ペア(メジャー通貨)のスワップポイント
商品(銘柄) | 買スワップ | 売スワップ |
USDJPY | 12.0 | -29.05 |
USDCAD | -2.11 | -5.71 |
USDCHF | 6.51 | -11.59 |
EURUSD | -7.92 | 1.88 |
EURJPY | 14.08 | -23.62 |
EURCAD | -10.63 | -1.23 |
EURCHF | 1.37 | -9.93 |
EURGBP | -6.36 | 1.14 |
GBPUSD | -4.38 | -3.18 |
GBPJPY | 20.82 | -35.68 |
GBPCAD | -5.34 | -8.94 |
GBPCHF | 6.33 | -16.17 |
CADCHF | 3.27 | -8.9 |
CADJPY | 11.81 | -21.49 |
CHFJPY | 3.23 | -17.17 |
金利差の拡大によるスワップ運用による収益
2023年10月の時点で日本銀行はイールドカーブコントロール(YCC)を継続しており、金利の変動を抑制する政策を取っています。一方で、海外の主要国はコロナショックからの回復を目指して積極的に利上げを行ってきたため、日本と海外諸国の金利差が拡大しています。この金利差の拡大により、クロス円ペアのスワップポイントが高騰し、スワップ運用による収益が見込める状況が続いています。
今後この傾向が変わるかどうかは、海外の主要各国の金利が下がるか、日銀がYCCの変動幅を広げるか、あるいはYCC政策を撤廃するかによると見られます。各国の利下げ時期と日銀の為替介入に注意しながら、クロス円ペアでスワップ運用を行うのも悪くはありません。
マイナー通貨のスワップポイント
XMTrading(エックス エム)のマイナー通貨ペアは、オセアニア通貨が多く含まれている事もあり、多数の資源国通貨が見られます。
かつては高金利通貨と呼ばれ、スワップ運用が盛んに行われたオーストラリアドルですが、現在の政策金利は他国と同水準まで落ち着き、スワップ運用は魅力的なものではなくなりました。
XMのマイナー通貨で実際にスワップ運用を行う場合、対象となるのはAUDJPY、またはNZDJPYのどちらかになるでしょう。オセアニア通貨はリスク資産と連動しやすいため、リスクオン相場での長期保有がおすすめです。
FX通貨ペア(マイナー通貨)のスワップポイント
商品(銘柄) | 買スワップ | 売スワップ |
AUDCAD | -5.72 | -1.83 |
AUDCHF | 1.43 | -6.77 |
AUDJPY | 8.49 | -16.31 |
AUDNZD | -10.64 | -1.84 |
AUDUSD | -4.26 | 0.34 |
NZDCAD | -2.6 | -5.5 |
NZDCHF | 2.98 | -8.62 |
NZDJPY | 10.82 | -18.08 |
NZDUSD | -1.93 | -2.53 |
EURAUD | -8.91 | -5.61 |
EURNZD | -19.14 | 0.64 |
GBPAUD | -2.51 | -15.11 |
GBPNZD | -13.34 | -9.84 |
エキゾチック通貨のスワップポイント
XMTrading(エックス エム)のエキゾチックペアでスワップ運用の候補となるのは「EURHUF / EURZAR / USDHUF」です。
XMのエキゾチック通貨ペアには、TRY(トルコリラ)やMXN(メキシコペソ)など高金利通貨と呼ばれる新興国通貨が多く含まれていますが、XMのTRYやMXNペアにはプラススワップがほとんど設定されていないため、これらの通貨ペアでスワップ運用を行うことは難しいでしょう。
エキゾチック通貨ペアに多く含まれる高金利通貨は、その名の通りメジャー通貨ペアでは見れないような高いスワップポイントが魅力となっていますが、通貨の価格変動も激しく、欲張ってレバレッジを上げるとロスカットされやすい傾向にあります。
そのため、レバレッジを低めに設定してゆとりを持った取引を行い、ロスカットに対するリスクを排除しなければなりません。
FX通貨ペア(エキゾチック通貨)のスワップポイント
商品(銘柄) | 買スワップ | 売スワップ |
CHFSGD | -22.14 | -3.14 |
EURDKK | -55.19 | -61.19 |
EURHKD | -90.76 | -37.96 |
EURHUF | -136.01 | 74.49 |
EURNOK | -116.2 | -100.3 |
EURPLN | -67.28 | -6.38 |
EURSEK | -92.74 | -95.64 |
EURSGD | -12.25 | -11.25 |
EURTRY | -2,913.19 | -539.69 |
EURZAR | -432.25 | 100.05 |
GBPDKK | -28.06 | -109.76 |
GBPNOK | -165.67 | -261.57 |
GBPSEK | -45.77 | -167.87 |
GBPSGD | -7.21 | -20.61 |
NZDSGD | -3.83 | -11.53 |
SGDJPY | -7.95 | -8.21 |
USDCNH | -6.8 | -7.2 |
USDDKK | -19.21 | -89.91 |
USDHKD | -4.86 | -7.14 |
USDHUF | -111.61 | 52.39 |
USDMXN | -599.72 | -59.72 |
USDNOK | -41.15 | -160.05 |
USDPLN | -43.15 | -26.15 |
USDSEK | -34.61 | -140.11 |
USDSGD | -5.17 | -16.77 |
USDTRY | -2,122.77 | -610.77 |
USDZAR | -29.63 | 0.37 |
貴金属のスワップポイント
XMTrading(エックス エム)では、パラジウム(PALL)、プラチナ(PLAT)はスワップポイントの対象外となっています。
貴金属CFD商品のスワップポイント一覧
商品(銘柄) | 買スワップ | 売スワップ |
GOLD | -31.23 | 17.67 |
SILVER | -4.56 | 2.55 |
XAUEUR | -21.46 | 15.81 |
また、長期的な上昇トレンドを描いているゴールドですが、買いポジション保有時は結構なマイナススワップとなっています。マイナススワップなどに左右されずスイングトレードを行いたい方は、スワップの発生しないKIWAMI極口座の利用がおすすめです。
KIWAMI極口座では、ゴールド(GOLD)、シルバー(SILVER)、ゴールド / ユーロ(XAUEUR)の3銘柄がスワップフリーとなっています。
株式CFDのスワップポイント
株式CFDスワップポイントは年率のため、株式CFDのスワップポイントは、保有ポジション(取引レート × 取引数量)に対する金利(%)の日割り計算によって算出されます。
株式CFD商品のスワップポイント一覧(年率)
商品(銘柄) | 買スワップ | 売スワップ |
米国株 / カナダ株 / ブラジル株 | -8.31 | 2.31 |
英国株 | -8.18 | 2.18 |
フランス株 / ドイツ株 / オランダ株 / スペイン株
ベルギー株 / イタリア株 / ギリシャ株 / ポルトガル株 フィンランド株 / オーストリア株 |
-6.9 | 0.9 |
スウェーデン株 | -6.91 | 0.91 |
ノルウェー株 | -7.25 | 1.25 |
商品(銘柄) | 買 | 売 |
米国株
カナダ株 ブラジル株 |
-8.31 | 2.31 |
英国株
|
-8.18 | 2.18 |
フランス株
オランダ株 ドイツ株 フィンランド株 ベルギー株 イタリア株 スペイン株 ポルトガル株 ギリシャ株 オーストリア株 |
-8.18 | 2.18 |
スウェーデン株
|
-6.91 | 0.91 |
ノルウェー株
|
-7.25 | 1.25 |
株価指数のスワップポイント
株価指数のスワップポイントは現物(銘柄の末尾にCashが付くもの)のみ、スワップポイントが付与されます。
現物以外の取引にはスワップポイントが付与されないので、スワップ運用を行う際には、必ず末尾にCashが付く銘柄を取引するようにしましょう。
株価指数(現物)CFD商品のスワップポイント一覧
商品(銘柄) | 買スワップ | 売スワップ |
GER40Cash | -2.97 | 0.28 |
HK50Cash | -4.14 | 1.12 |
AUS200Cash | -1.39 | 0.21 |
CA60Cash | -0.27 | 0.07 |
ChinaHCash | -1.44 | 0.39 |
EU50Cash | -0.81 | 0.08 |
FRA40Cash | -1.37 | 0.13 |
IT40Cash | -5.5 | 0.52 |
JP225Cash | -2.67 | -2.76 |
NETH25Cash | -0.14 | 0.01 |
SA40Cash | -21.05 | 9.77 |
SPAIN35Cash | -1.83 | 0.17 |
SWI20Cash | -1.44 | -0.4 |
UK100Cash | -1.74 | 0.47 |
US100Cash | -3.29 | 0.59 |
US2000Cash | -0.4 | 0.07 |
US30Cash | -7.63 | 1.37 |
US500Cash | -0.97 | 0.17 |
XMのスワップポイントランキング
XMのスワップポイントランキング
XMTrading(エックス エム)でスワップ運用を行う場合、どの銘柄が最も効率良く稼げるのか気になるところです。
そこで、1ロット(10万通貨)分のポジションを保有したときに獲得できるスワップポイントが高い順にランキングを作成してみました。
1ロットあたり最も高額なスワップランキング
XMTrading(エックス エム)の全銘柄から算出した1ロット当たりのスワップポイントランキングは以下のようになりました。
1ロット当たりのスワップ金額ランキング(※)
順位 | 通貨ペア | スワップポイント |
1 | GOLD(売) | 2,736円 |
2 | XAUEUR(売) | 2,614円 |
3 | EURHUF(売) | 2,536円 |
4 | GBPJPY(買) | 2,200円 |
5 | USDHUF(売) | 1,767円 |
6 | SILVER(売) | 1,707円 |
7 | EURJPY(買) | 1,408円 |
8 | USDJPY(買) | 1,200円 |
9 | CADJPY(買) | 1,181円 |
10 | USDCHF(買) | 1,137円 |
2023年10月20日現在のスワップレートを基に起算
ここで注意すべきなのは、各銘柄の通貨価値です。ハンガリーフォリントは、現在0.4円前後で推移しており、10万通貨を保有しても日本円にするとわずか4万円程度です。
一方で、GOLDはXMで1ロット保有するとおよそ300万円分になります。1ロット保有時の目安としてこのようなランキングを作成しましたが、1ロットを保有するリスクが銘柄毎に大きく異なるため、単純比較はできないでしょう。そこで次は、スワップポイントの高い順のランキングを見てみましょう。
スワップポイントの高い銘柄ランキング
スワップポイントの高い銘柄ランキング
順位 | 通貨ペア | スワップポイント |
1 | EURZAR(売) | 100.05 |
2 | EURHUF(売) | 74.49 |
3 | USDHUF(売) | 52.39 |
4 | GBPJPY(買) | 20.82 |
5 | GOLD(売) | 17.67 |
6 | XAUEUR(売) | 15.81 |
7 | EURJPY(買) | 14.08 |
8 | USDJPY(買) | 12.0 |
9 | CADJPY(買) | 11.81 |
10 | NZDJPY(買) | 10.82 |
11 | USDCHF(買) | 6.51 |
12 | GBPCHF(買) | 6.33 |
単純にスワップポイントを比較すると、南アフリカランドやハンガリーフォリントなど、新興国通貨が断トツの上位です。EURZARが最も高いスワップポイントですが、間違えてUSDZARを選んでしまうとプラススワップが「0.37」と、わずかな金額しかもらえないため、運用前によく確認をしましょう。
スワップフリー業者はスワップが冷遇されている
最近ではExness、HFM、FXGTと様々な業者がスワップフリーサービスを実装していますが、それぞれ共通してスワップ運用に向いていない特徴があります。というのも、本来プラススワップとなる通貨ペアもマイナススワップもしくはゼロに設定されているためです。
その代表として、HFMのプロ口座ではプラススワップとなるペアがほとんどありません。スワップフリーを提供する業者は、本来プラススワップとなる銘柄をマイナスにして、うまくバランスを取っているのでしょう。
XMにもスワップフリーを提供するKIWAMI極口座がありますが、本来高金利通貨のトルコリラやメキシコペソのスワップが冷遇されているのはそのためだと考えられます。
スワップポイントを他社と比較
XMTrading(エックス エム)と他の海外FXブローカーを比較した場合、1日に獲得できるスワップポイントはどのようになっているのでしょうか。
XMのプラススワップランキングを参考に、上位4銘柄について各社と比較してみました。
他社別スワップポイント比較(買スワップ / 売スワップ)
銘柄/会社名 | XM | Tradeview | Titan FX |
GOLD | -31.23 / 17.67 | -32.7 / 24.6 | -31.7 / 14.6 |
XAUEUR | -21.46 / 15.81 | -23.0 / 16.6 | -23.0 / 16.6 |
EURHUF | -136.01 / 74.49 | -99.0 / 85.4 | なし |
GBPJPY | 20.82 / -35.68 | 22.6 / -32.8 | 13.6 / -31.7 |
USDHUF | 3.27 / -8.9 | 6.53 / -12.2 | 5.58 / -11.9 |
GOLD | |
XM | -31.23 / 17.67 |
Tradeview | -32.7 / 24.6 |
Titan FX | -31.7 / 14.6 |
XAUEUR | |
XM | -21.46 / 15.81 |
Tradeview | -23.0 / 16.6 |
Titan FX | -23.0 / 16.6 |
EURHUF | |
XM | -136.01 / 74.49 |
Tradeview | -99.0 / 85.4 |
Titan FX | なし |
GBPJPY | |
XM | 20.82 / -35.68 |
Tradeview | 22.6 / -32.8 |
Titan FX | 13.6 / -31.7 |
USDHUF | |
XM | 3.27 / -8.9 |
Tradeview | 6.53 / -12.2 |
Titan FX | 5.58 / -11.9 |
XMのEURHUFは「-136.01 / 74.49」というかなり高いスワップポイントで、業界最高峰のスワップポイントを提供するTradeview(トレードビュー)と比較しても遜色ありません。
また、GOLDではXMはショートポジションのスワップポイントが17.67となっており、Tradeviewの24.6やTitan FXの14.6と比べて、中間的な位置にあります。
他の銘柄と比較しても、XMは他社の提供しているスワップポイントの中間にあたるスワップポイントが設定されていることがわかります。
1銘柄だけ突出しているのではなく、全体的に平均的なスワップポイントを提供していることや、XMならではの豪華なボーナスを利用することで、他社よりも安定したスワップ運用ができるのではないでしょうか。
XMのスワップポイントで稼ぐ方法
XMTrading(エックス エム)のスワップポイントで稼ぐにはどうすればいいのでしょうか。以下に3つのポイントを紹介します。
XMのスワップポイントで稼ぐ方法
それぞれ、効率的で安全にトレードを行うために必要な注意点なので、参考にしてみてください。
高金利通貨に的を絞り長期投資
XMTrading(エックス エム)のスワップポイントで利益を出すには、高金利通貨に的を絞った長期間の投資がおすすめです。主に通貨としての信頼性が低い新興国通貨が高金利通貨に該当します。
XMでスワップポイントを稼ぐには、1日単位で付与されるスワップポイントのうち、高金利通貨のペアに的を絞ると効率よく稼げます。
高金利通貨ペアでスイングトレードを行い、長期に渡ってポジションを保有するのが、最も効率良くスワップポイントを稼ぐ方法です。
ただし、XMのTRY(トルコリラ)やMXN(メキシコペソ)のスワップは両面マイナスに設定されているため、XMでスワップ運用をお考えの方は、HUF(ハンガリーフォリント)やZAR(南アフリカランド)を含む通貨ペアでトレードをすると良いでしょう。
証拠金維持率を高めにしてロスカット防止
XMTrading(エックス エム)でスワップポイントを活用して収益を上げる戦略では、保有ポジションがロスカットに至らないよう注意が必要です。
高金利を誇る新興国通貨は、流動性がそれほど高くなく、少しの経済ニュースで価格が大きく変動することもあり、ロスカットのリスクが伴います。せっかく獲得していたスワップポイントの利益も、ロスカットされてしまっては意味がありません。
これを避けるためには、より多くの証拠金を用意するか、利用するレバレッジを控えめに設定し、証拠金維持率を高く保つことが効果的です。また、証拠金の底上げにXMの入金ボーナスを活用してもいいでしょう。
スワップポイントの利益を守りながら増やしていくためには、リスク管理を徹底して計画的に運用することが成功への鍵となります。
ドルコスト平均法を利用して価格変動リスクを減らす
XMTrading(エックス エム)で複数のポジションを持ち、リスク分散をするのに有効な手法が「ドルコスト平均法」です。
高金利通貨トレードでは、1つのポジションだけしか保有していないと、相場変動の影により、簡単にロスカットされてしまいます。
そこで、ドルコスト平均法を利用して一定金額のポジションを定期的に建てるのがおすすめです。ドルコスト平均法を取り入れることで平均取得単価が有利になり、相場変動のリスクにも耐えやすくなります。
ただし、「下手な難平すかんぴん」という相場格言もありますから、ドルコスト平均法のルールをきちんと守って実行してください。「下がってきたから倍のポジションを建てよう」などは論外です。ドルコスト平均法は計画性をもって実行することが大切です。
ドルコスト平均法とは?
「ドルコスト平均法」は定期購入法とは、とも呼ばれ、価格が変動する通貨を定期的に継続して定額ずつ購入することにより中長期で平均購入コストを引き下げられる投資手法をいいます。
購入金額を一定にすることで、価格が低いときには購入量(口数)が多く、価格が高いときには購入量(口数)が少なくなり、平均取得単価を有利な位置に持っていくことができます。
XMでスワップポイントを活用したトレードの注意点
XMTrading(エックス エム)でスワップポイントを活用したトレードに入る前に、以下の5つの注意点を確認しておきましょう。
スワップポイントを活用したトレードの注意点
スワップポイントのみの出金は不可
XMTrading(エックス エム)のスワップポイントはポジション決済時に確定します。
口座残高に反映された残高にスワップポイントの利益も含まれるため、獲得したスワップポイントの含み益だけを出金することはできません。スワップポイントによって獲得した利益を出金したい場合は、保有しているポジションの決済をする必要があります。
マイナススワップによる損失はポジションを保有している間、含み損益と同じく有効証拠金の計算に含まれるため、証拠金維持率に関係しています。証拠金に対してのスワップ金額は微々たるものですが、スワップによる損失額を忘れずに取引を行いましょう。
先物CFDと仮想通貨CFDにはスワップポイントがない
XMTrading(エックス エム)の先物CFDと仮想通貨CFDにはスワップポイントが発生しません。
XMにおいての先物CFD銘柄とは、各種コモディティ(商品)のことを意味しています。また、貴金属と株価指数の一部にも、先物CFDが含まれています。XMでスワップポイントが発生しない先物CFDと仮想通貨CFDの銘柄は、以下の通りです。
スワップポイントが発生しない銘柄
PALL / PLAT
EU50 / FRA40 / GER40 / JP225 / SWI20 / UK100 / US100 / US30 / US500 / USDX
COCOA / COFFE / CORN / COTTO / HGCOP / SBEAN / SUGAR / WHEAT
全銘柄
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スワップポイント狙いの両建てはマイナスに
XMTrading(エックス エム)では同一の通貨ペアを両建てした場合、スワップポイントはマイナススワップの方が大きくなるように設計されています。同一ペアの両建てによるスイングトレードをするのは損失ばかりが増えるので止めておきましょう。
また、XMでは異なる口座・異なるブローカー間での両建て取引は禁止されています。違反行為が確認された際には、口座凍結などの処理が行われる可能性があるので、注意しましょう。
高金利の通貨ペアのレバレッジ制限に注意
XMTrading(エックス エム)では先進国通貨を利用した高金利通貨ペアにおいて、レバレッジの制限があります。
最大1,000倍のレバレッジが魅力的なXMですが、相場の急変動などが起きやすい高金利通貨においては、50倍~100倍に制限されているので注意しましょう。
高金利通貨におけるレバレッジ制限
EURTRY / USDTRY
EURDKK / GBPDKK / EURRUB / USDCNH / USDDKK / USDHKD / USDRUB
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XMのレバレッジについての詳しい内容は、以下の記事をご覧ください。
KIWAMI極口座は特定銘柄がスワップフリー
XMTrading(エックス エム)のKIWAMI極口座では特定銘柄にスワップフリーが提供されています。FXのメジャー通貨ペア(EURCADを除く)及びマイナー通貨ペア、ゴールド、シルバーが、その対象です。
KIWAMI極口座のスワップフリー厳選銘柄
AUDCAD / AUDCHF / AUDJPY / AUDNZD / AUDUSD / CADCHF / CADJPY / CHFJPY / EURAUD / EURCHF / EURGBP / EURJPY / EURNZD / EURUSD / GBPAUD / GBPCAD / GBPCHF / GBPJPY / GBPNZD / GBPUSD / NZDCAD / NZDCHF / NZDJPY / NZDUSD / USDCAD / USDCHF / USDJPY / GOLD / SILVER / XAUEUR
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スワップフリー対象ペアでスワップ運用の利益を得ることはできませんが、KIWAMI極口座ではスワップフリーで取引ができるので、ポジションを持ち越す場合でもマイナススワップを気にせずトレードが可能なのが強みです。
さらに、KIWAMI極口座はスプレッドが狭いため短期取引にも最適です。KIWAMI極口座とその他の口座、役割毎にうまく使い分けて運用すると良いでしょう。
XMのスワップ運用で継続利益を目指そう
XMTrading(エックス エム)は日本トレーダーたちの間で最も人気がある海外FXブローカーで近年、世間の注目が集まり非常に人気が高まっています。
その理由としては、高いハイレバレッジを活用できることや、高金利通貨をトレードしてスワップポイントを獲得できることが挙げられます。
しかし、ハイレバレッジ取引はリスクも高まるため、賢明な取引戦略とリスク管理が必要です。
多くの通貨ペアとハイレバレッジを提供しているXMでは、長期間の取引を行い継続的にスワップポイントを獲得するスイングトレードが向いているといえるでしょう。
貴方もXMでの継続的な取引を通じて、スワップトレードの魅力を体感してみてはいかがでしょうか。