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XMTrading(エックス エム)で出金拒否に遭ったと心配する前に、まずは本記事を読み、利用規約や適切な出金方法、その対処法を確認しましょう。
XMでは、これまで悪質な出金拒否が行われたという事例がありません。ネット上にはさまざまな投稿がありますが、中には単に出金が遅れているだけで出金拒否されたと主張するものや、出金のルールを理解していないために不満を投稿する人もいます。そのため、批判的な投稿の背後には投稿者自身に問題がある場合も少なくありません。
この記事では、XMで出金できない場合の原因や対処法について詳しく解説します。XMでの取引を安心して行うために、ぜひこの記事を参考にしてください。
この記事の目次
XMの出金拒否に関する噂の真相
XMTrading(エックス エム)の出金拒否に関する噂は、主に「匿名掲示板」や「X(旧Twitter)」で広まっています。
2023年には、GEMFOREXなどの一部のFXブローカーによる出金遅延問題が発生しました。これにより、出金に関する不安や疑念が一層高まり、SNS上での出金拒否に関する噂に対する敏感さが増しています。
しかしながら、ネット上に出回っている出金拒否の噂の多くは、実際には規約違反や出金ルールの理解不足によるものであることがほとんどです。そこで、具体的な「匿名掲示板」や「X」での出金拒否の事例をいくつか確認して、その背景や原因を分析していきましょう。
出金ルールを理解していない事例
まずは「匿名掲示板」で「出金拒否された」と主張する書き込みを見てみましょう。
XMで出金拒否されたんだけど、なんぞこれwww
決済が拒否されました
当社の決済機関により定められている返金可能期間内に実行された全てのカード入金は、全額返金されています。
引用:5ch
上記の書き込みは、XMTrading(エックス エム)の出金ルールを理解していないため、出金拒否されたと誤解している例です。この事例は、入金額以上の資金をクレジットまたはデビットカードで出金しようと試みたものと思われます。
カードでの出金は、クレジットカードのチャージバックを利用して行われます。つまり、カードでの入金額以上の資金をカードで出金しようとしても、チャージバックが行えません。
また、カードでの入金から90日以上経過した場合、チャージバックが行えないため、銀行送金での出金が必要になります。カード入出金に関する規定は、XMに限らず他の海外FX業者でも同様ですので、しっかりと理解しておきましょう。
利用規約を把握していない事例
取り敢えず、よく言われている事は、他社で口座を作りボーナスを貰い、同じくXMでも口座を作りボーナスを貰う。
この2つの口座間で両建てをすれば、どちらかが勝って現金化できる。それは業者間で筒抜けになっていて、すぐ分かるようになっているらしい。その場合、口座は凍結で出金拒否。
このことはみんなたいてい知っているが、規約にはたぶん書いてない。
引用:5ch
この書き込みは、ボーナスを不正利用しても規約に書いていないためXMが出金拒否するのは不当だという主張ですが、XMの規約には「ボーナスやプロモーションの不正利用」に関する項目が明確に記載されています。また、裁定取引や両建てに関するルールもXMの利用規約にしっかりと明記されています。したがって、投稿者の主張は知識不足に基づくものだと言えます。
さらに、業者間で情報が共有されていると推測されていますが、海外FX業者は通常、不正行為を監視するための専用ツールを導入し、顧客の取引全体を監視しています。
事実無根の書き込みをしている事例
やばい
XMに出金拒否されてる
XMも勝ちすぎたらダメなのかよ
引用:X
Xmに資金取られて出金拒否された
どこに相談すればいいのでしょうか?
引用:X
上記の書き込みは、出金拒否された理由が明確ではなく、様々な原因が考えられます。しかし、XMや海外FX業者が理由なしに利益の取り消しや出金拒否を行うことはありません。つまり、何らかのルールに反していることが考えられます。このほかにも、出金拒否の状況が明確でない投稿や、信頼性の低い情報源からのものは多く見受けられます。
しかし、「匿名掲示板」や「X(旧Twitter)」の投稿は、XMの出金ルールや規約を理解していれば、情報の信憑性を容易に見極めることができます。
ここからは、不必要な不安を抱かないためにも、XMで出金拒否に遭った場合の原因や対処法を解説していきます。
XMで出金拒否の原因となる要因一覧
XMTrading(エックス エム)での出金に関するトラブルのほとんどは、出金ルールや利用規約を正しく理解していないことが原因です。
出金に関する問題を回避するためにも、これから紹介するXMの出金ルールや規約について理解しておくことが大切です。
同一人物による複数アカウントの保有や利用
XMTrading(エックス エム)では、同一人物による複数のユーザーアカウントの保有や利用は禁止行為に該当します。XMのユーザーアカウントは1人1つまでです。
複数のメールアドレスを使い、複数のユーザーアカウントで取引を行っていたことが発覚すると、出金拒否や利益没収、口座凍結または口座閉鎖などの厳しいペナルティが課される可能性があります。ただ、1つのユーザーアカウントで、複数の取引口座を作成することは可能です。
虚偽の本人確認情報の提供
XMTrading(エックス エム)において、本人確認手続きの際に虚偽の情報を提供することは禁止されています。
本人確認手続時に要求される本人確認情報は、真実かつ完全なものが必要です。虚偽の本人確認情報により、取引を行っていたことが発覚すると、出金拒否や利益没収、口座凍結または口座閉鎖などの厳しいペナルティが課される可能性があります。
第三者へのアカウント提供
XMTrading(エックス エム)では、第三者へのアカウント提供が禁止されています。
XMからの事前許可を受けることなく、第三者のアカウント利用を許可していたことが発覚した場合、それまでの取引はキャンセルされ、得た利益は没収または出金拒否などのペナルティが課される可能性があります。
裁定取引(アービトラージ)を行う
XMTrading(エックス エム)では、裁定取引(アービトラージ)を禁止しています。裁定取引とは、同一価値の商品に価格差が生じた際に、割高な商品を売り、割安な商品を買い、価格差が解消された時点でそれぞれの商品の反対売買を行う取引です。
XMや海外FX全般で、裁定取引が禁止される理由として以下が挙げられます。
裁定取引が禁止される理由
- ブローカーへの影響:異なるブローカー間の価格差を利用した場合、一方のブローカーが不利益を被る可能性があるため
- システムへの過負荷:裁定取引は高頻度で行われることが多いため、ブローカーのシステムに過剰な負荷がかかり、システムの性能の低下を招く可能性があるため
- ボーナス関連の不正利用を防ぐため
最近特に問題視されているのは、ボーナスアービトラージ、レイテンシーアービトラージです。XMは常時入金ボーナスを実施しているため、ボーナスアービトラージに関しては厳しく監視しています。
SNS上で出金拒否と言われる原因のほとんどがボーナスアービトラージといっても過言ではありません。良識のあるトレーダーは、これらの行為を決して行わないようにしましょう。
異なる口座間での両建て
XMTrading(エックス エム)では異なる口座間での両建てを禁止行為としてます。異なる口座間での両建てとは、複数の口座間で売りと買いの相反するポジションを保有する取引行為です。
「異なる口座」とは、同一ブローカー内の異なる口座だけでなく、異なるブローカー間での「異なる口座」も含みます。
「異なる口座間での両建て」と「裁定取引」は売りと買いの相反するポジションを保有するという点で似ていますが、目的が異なります。「裁定取引」が価格差を利用して利益を得ることを目的とした取引であるのに対し、「異なる口座間での両建て」は、通常はリスク管理を主な目的として行われます。
一定範囲内のリスク管理であれば、顧客保護の観点からはむしろ好ましく、XMでは「同一口座内の両建て」であれば、禁止行為とはしていません。
レートエラーやサーバーエラーを狙った取引
XMTrading(エックス エム)では、レートエラーやサーバーエラーを狙った取引を禁止行為としています。レートエラーやサーバーエラーは、一般的に以下のような状態を指します。
レートエラーとサーバーエラー
- レートエラー:実際の価格とは異なる誤ったレートが表示されることを指します。主な原因として、システムの不具合や遅延による情報の更新ミスなどが考えられます。
- サーバーエラー:ブローカーのサーバーに技術的な問題が発生した状態を指します。サーバーエラーにより、注文処理の遅延、誤った情報表示などが発生する可能性があります。
このような状態を狙った取引は、XMのリスク管理に負担をかけるだけでなく、正常なサービス運営の阻害要因にもなるため、XMだけでなく奥の海外FX業者で禁止行為としています。
窓あけや窓埋めを狙った取引
XMTrading(エックス エム)では、「窓あけ」や「窓埋め」のみを狙った取引を禁止行為としています。窓狙いの取引行為をXMが禁止している主な理由は、「窓あけ」「窓埋め」取引が、高いリスクと投機的な性質を持ちあわせているためです。
例えば、週末に大統領選挙などの重要イベントの発表が予定されている場合、イベント発表後から取引開始までの間には長いタイムラグがあり、週明けの取引開始時には大きなギャップが生じます。
このような窓狙いの取引は大きな利益が得られる一方で、トレーダーやブローカーにとって大きな損失をもたらす可能性があります。さらに、XMなどの海外FXブローカーはゼロカットを行わなければなりません。つまり、トレーダーが窓狙いを行うと、ブローカーがトレーダーの何倍ものリスクを負うことになるのです。
したがって、「窓あけ」「窓埋め」のみを狙った取引により得た利益は、没収や出金拒否の対象となる可能性があります。
「窓あけ」「窓埋め」とは?
「窓あけ」「窓埋め」は、以下の状態を指します。
【窓あけ】
市場が閉場している間は取引ができないため、週末のクローズ価格と週明けのオープン価格には、通常価格差が生じます。価格差により生じたギャップを一般的に「窓」と称し、このような状態を「窓あけ」と呼びます。
【窓埋め】
「窓あけ」により生じた価格差が解消され、ギャップが埋まることを「窓埋め」と呼びます。通常「窓あけ」により生じたギャップは、高い確率で埋まると言われています。
XMポイントの不正取得
XMTrading(エックス エム)では、XMポイントの不正取得を禁止行為としています。不正取得には、以下のような行為が含まれます。
XMポイント不正取得の禁止行為
- 複数口座での両建てによりXMポイントを獲得
- 複数アカウントによるXMポイントの獲得
- その他の詐欺的または不正な取引行為
不正取得したXMポイントによる利益は、没収および出金拒否の対象となる可能性があります。したがって、XMポイントの不正取得となりそうな取引行為は行う場合、慎重に検討する必要があります。
例えば、両建てを行う際、意図せずともXMポイント目的の不正取引とみなされる場合もあるため、ポジションの保有状況などの確認は怠らないようにしておきましょう。
なお、XMでは常に顧客取引を不正検知ツールで監視しており、不正取引の疑いがある場合、XMからのメールにて注意喚起が促されます。
出金ルールに沿わない出金申請をしている
XMTrading(エックス エム)では出金に関するルールが指定されており、そのルールに反する形での出金申請は受理されず、出金拒否となってしまいます。
出金ルールに沿わない形での出金拒否は多く見られるケースです。まずは、ルールに則った出金申請をしているかを確認しましょう。
XMで出金拒否に遭った場合の確認ポイントと対処法
XMTrading(エックス エム)で出金できない場合、意図せずに禁止行為を行っている可能性もあります。この章では出金ルールや規約違反等、出金できない場合の確認ポイントと対処法を解説していきます。
入金額までは入金方法と同じ方法をで出金する
XMTrading(エックス エム)ではマネーロンダリング防止等のため、入金額は入金した方法で出金するというルールがあります。
クレジットカード入金した分はクレジットカードへ出金する、オンラインウォレットでの入金分はオンラインウォレットへ出金するといったルールが定められているため、複数の手段で入金している場合は注意が必要です。
出金の優先順位を守る
出金の優先順位は、クレジットカード>オンラインウォレット>銀行送金の順番です。優先順位に従い正しい出金方法を選択しましょう。
その他出金できない場合の対策
- 入金した方法と同様の方法を選択して出金してください。
- ボーナスの出金はできません。ボーナスと口座残高の確認は、MetaTrader4(MT4) / MetaTrader5(MT5)から行えます。ターミナル(MT4)、ツールボックス(MT5)内の「取引」タブ内に記載されている「クレジット(Credit)」は「出金不可のボーナス」で「残高(Balance)」は「出金可能な現金」になります。
- 出金後の証拠金維持率を150%以上にする必要があります。証拠金維持率を上げるには、保有しているポジションを決済するか、証拠金を新たに入金するかのいずれかが必要です。
もっと見る
なお、2024年1月時点、XMで利用できる出金方法は以下の通りです。
XMの出金方法
- 銀行送金(国内)
- クレジットカード(VISA)
- bitwallet(ビットウォレット)
- STICPAY(スティックペイ)
- BXONE(ビーエックスワン)
XMの出金ルールに関するより詳しい内容は、以下の記事をご覧ください。
利益の出金は銀行送金でのみ出金できる
XMTrading(エックス エム)では、利益分の出金は銀行送金のみ選択が可能です。
例えば、クレジットカードから5万円を入金して取引をし、10万円の利益が出たとします。その場合、まず5万円(入金分)を先にクレジットカードで出金し、その後に10万円(利益分)を銀行送金で出金申請をしなければなりません。
この場合の優先順位は、入金分のクレジットカードへの5万円の出金が優先となりますので注意してください。
SWIFTコードのない銀行には出金できない
XMTrading(エックス エム)での銀行送金時は以下の点に注意が必要です。XMでの出金に対応していない銀行を選択しての出金はできませんので、対応している銀行を選択して出金申請を行いましょう。
銀行送金時の注意点
- XMの銀行送金に対応してるかどうか
- 送金先銀行にはSWIFTコードがあるかどうか
- 国内銀行送金が40万円未満の場合手数料がかかる
2024年1月時点で、XMからの出金が行えない銀行は以下の通りです。
出金が行えない銀行とその対策
- ゆうちょ銀行、PayPay銀行(ジャパンネット銀行)、セブン銀行への出金は行えません。XMの銀行送金に対応している銀行を選択しましょう。
- 送金先銀行にSWIFTコードがあるかを次の方法で確認します。「ネット検索で利用したい銀行名を調べる」「利用したい銀行の公式サイトを参照する」「利用したい銀行に直接問い合わせる」「XMのサポートに問い合わせる」
SWIFTコードとは?
SWIFTコードは、国際銀行間通信協会(SWIFT)によって定められたコードで、銀行間の国際送金時に、相手先銀行を特定するために用いられます。SWIFTコードを用いることで、銀行名や支店名、所在地などの詳細情報を省略し、迅速かつ確実な送金処理を可能にしています。SWIFTコードは8桁または11桁のアルファベットと数字で構成され、その中には金融機関コード、ISO国名略号、所在地コード、支店コードが含まれています。
ボーナスクレジットは出金できない
XMTrading(エックス エム)の入金ボーナスキャンペーン等で付与されるボーナスクレジットは出金できません。
また、出金時にボーナスクレジットは、口座残高に対する出金額と同じ割合で消滅します。例えば、口座残高10万円でボーナスクレジットが2万円分ある時、5万円を出金するとボーナスも出金と同じ50%分の1万円分が消滅します。
ボーナスを保有している時の出金も、ボーナスの消滅割合を把握して出金しましょう。
証拠金維持率150%まではポジションを保有中でも出金できる
XMTrading(エックス エム)では、ポジション保有中も出金や口座間の資金移動ができます。ただし、証拠金維持率が150%(週末は400%)を切る金額の出金は出来ません。
ポジション保有中の出金は含み益があり、証拠金維持率に十分な余裕がある時に出金するようにしましょう。
クレジットカード出金が可能なのは入金から90日まで
XMTrading(エックス エム)では、クレジットカード入金から90日の期間が経過するとクレジットカードでの出金ができなくなります。
クレジットカード出金できない時の確認事項
- XMはJCBの出金に対応していないため、JCBでの入金を行っていないかどうかを確認
- 入金履歴などから、XMへのクレジットカード入金が行われた時期を確認
- クレジットカードの出金可能期間内かどうかを確認
クレジットカード入金に対する出金は通常、入金キャンセルによる返金という形式で処理されます。90日間が経過すると入金キャンセルができなくなるため、クレジットカード出金は行えません。
クレジットカード会社により異なりますが、一般的にクレジットカード入金から90日以上経過した場合、クレジットカード出金はできなくなります。なお、2024年1月時点でXMへの入金に対応しているクレジットカードはVISAとJCBです。
クレジットカード出金できない場合の対策
- クレジットカード入金から90日以上経過していた場合、銀行送金を選択しましょう。
- クレジットカード出金ができない場合、通常「決済が拒否されました」とのメッセージが表示されます。
残高が不足していないかを確認する
XMTrading(エックス エム)から出金できない場合、初歩的なケースとして残高が不足していることも考えられます。
出金可能な残高を確認するには、MT4またはMT5にログインし、「残高」に表示されている金額をご確認ください。
出金できない原因や対処法がわからない場合XMサポートへ
XMTrading(エックス エム)からの出金がどうしてもできない場合、XMサポートへ問い合わせてみましょう。XMのサポートは、以下の方法での問い合わせが可能です。
XMサポートへの問い合わせ方法
- ライブチャット:公式サイトから右下のアイコンをクリック
- メール:メールアドレス(support@xmtrading.com)
- 電話:メールにてコールバックの申請
ライブチャットなら即時に返答がもらえるため、最もおすすめの方法です。ただし、ライブチャットの対応時間は以下の通りです。
XMライブチャットの対応時間
- 月曜日から金曜日:午前9時~午後9時
- 土曜日・日曜日:午前9時~午後13時
ライブチャットは日本人スタッフが対応しているため、日本語での質問が可能です。また、XMのサポートの品質は高く、とても丁寧に対応してくれます。出金できない原因がわからない時は、気軽にXMサポートを利用してください。
XMから「出金拒否された」と慌てる前にまず確認を
厳格な金融ライセンスを保持し、信頼性が高いと評判のXMTrading(エックス エム)では、悪質な出金拒否が発生しません。出金拒否に遭っていると思ったら、まずXMの出金ルールを確認しましょう。
出金申請が入金方法と同じ方法で行われているか、利益の出金にはXMの指定する方法が選択されているかなど、XMの出金ルールに従っているかを確認する必要があります。また、XMの禁止行為に該当する取引をしていないかも注意が必要です。
XMは日本語サポートも充実しているため、出金でお困りのことがあればサポートに問い合わせてみるのも良いでしょう。安心安全のXMで、快適なトレードをお楽しみください。