デッドクロス
2018.07.02
デッドクロスとは、テクニカル指標の一つで、短期の移動平均線が長期の移動平均線の下にもぐるように交差したときを指します。
例えば、25日(短期)の移動平均線が75日(長期)の移動平均線を突き抜けて交差している場合、デッドクロスしているといいます。長期的な上昇トレンドが続いたあとに起こる場合が多く、投資家の心理変化によって通貨が急激に売られ、価格が下がるのがデッドクロスを形成する原因です。
デッドクロスは相場が下落トレンドに転換するサインとして知られています。そのため、デッドクロスが現れたあとは価格が下落する可能性が高いので、売却すべきタイミングを表すサインとしても判断されています。
ただし、確実に下落するとは言い切れないため、それだけを指標に売買すると、デッドクロスをしたのに上がらないで、むしろ上がるというだましに合うこともあるので要注意です。他の指標も組み合わせて考慮することがポイントです。
また、デッドクロスは、移動平均線だけでなく、MACDやストキャスティクスなどのチャート分析にも用いられています。
読み方
デッドクロス・でっどくろす
対義語