マージン
2018.09.20
マージンとは、持っている通貨を外貨に交換する際(為替取引)などに発生する手数料のことをいいます。「為替コスト」とも呼ばれ、外貨を金融機関と売買する際にかかるコスト(=通貨交換の際に支払う手数料)です。それぞれ金額が決められており、金融機関に対して支払います。
具体的には、外貨現金、トラベラーズチェック(T/C)、外貨預金、外貨MMF、外国債券、外国投信、外国株式、外国為替証拠金取引(FX)などにおいて、円から外貨または外貨から円、および外貨から外貨に替える際に必ず発生します。
FX取引では、口座種類にもよりますが、マージンが無かったり、銀行よりも圧倒的に低かったりするのが特長のひとつです。マージンがないことで大きな額での取引が可能となります。
マージンは、システム運営費や人件費など、金融機関の費用に充てられています。
マージンの特徴として、通貨の種類によって金額が異なることが挙げられます。例えば、1ドルに対しマージン1円というように支払う金額が上乗せされます。外貨両替はもちろん、外貨預金、外国債券、FXなどの取引にも通貨に合わせてマージンは発生します。
また、銀行の窓口や空港で外貨に替える場合と、ネット銀行やFXの取引で外貨に替える場合など、外貨を替える場所によって金額の相場が異なるのがマージンの大きな特徴です。
読み方
マージン・まーじん
同意語