未決済勘定
2018.07.31
未決済勘定は一般的に株式や債権などの取引において受渡期日が過ぎているにもかかわらず、未だ受け渡しや決済が完了していない勘定のことを言います。
未決済勘定が起こるケースというのは非常に稀ですが、見られるケースとして挙げられるのは、建物のような有形固定資産が火災などによって焼失してしまったり、盗難の被害にあったりした場合です。
この場合、保険会社などから保険金が支払われるまでの間に一時的に使用されます。その後処理が確定すると、未決済勘定に振り分けられていた科目は内容に即した勘定科目の方に振り替えられます。
未決済勘定は金銭の収支が伴わない場合にのみ使用されます。仮払金勘定や借受金勘定とは異なりますので注意が必要です。
読み方
ミケッサイカンジョウ・みけっさいかんじょう
同意語