FXでリスクを最小限に!効率の良い取引の勝率アップ方法と税金について
FX初心者のお役立ち情報
FX初心者だからといって、上達しようと努力しなければ取引はうまくならないままです。しかし、努力するツボを押さえなければ、見当違いのところに労力や時間を注いでしまいかねません。初心者が取引を予測する上で参考にしたい情報源や、損するリスクを最小限にできる必勝法を知っておけば、経験をスムーズに積むのに役立ちます。また、主婦や学生がFX取引をしていると気になる利益の税金や申告についての基礎知識も合わせて紹介します。
理解しやすい!FX初心者向け勝率アップ講座
チャート分析で予想する
FX投資の初心者でも、根拠のない投資をするのはやめたほうが良いでしょう。上がりそう、下がりそうという印象だけでなく、ご自身なりの根拠を見出して予測し、それに基づいて取引をすることが大切です。
結果的に外れたとしても、根拠があれば外れた理由を分析し、次に活かすことができます。それを繰り返していけば、やがて初心者レベルを卒業できるようになるのです。
初心者でも使いやすい、予測をするための情報源として、チャートの活用をお勧めします。チャートとは過去の為替レートや株価の値動きをグラフ化したもので、視覚的に過去の推移を見られるという特徴があります。このチャートを分析すると、ご自身なりの予測が出来るようになっていくでしょう。
取引のやり方は無数にあるといっても過言ではなく、これが絶対に正解という分析方法もありません。しかしチャートを見ていると、過去に何度も同じような形の値動きを発見できるはずです。その時の経済指標などと合わせて分析することで、現在や将来に似たような値動きをする可能性を予測できるようになるでしょう。
ファンダメンタルズで予測する方法もある
FX取引での勝率をアップするには、相場予測の精度を上げるしかありません。そのためには、チャート分析の能力をアップさせるのが近道です。FXは比較的短期で投資の手仕舞いを行う場合が多いので、チャート分析が勝率アップに有効となるのです。
しかし、チャートでの予測にも限界はあります。それは、中長期的な相場の流れを読むことには弱いという点です。
もちろん、チャートでも月足などで長期トレンドの確認はできます。しかし、長期的な流れは投資参加者の心理や特定の経済指標の変動だけでは説明がつかないものです。長期的な為替レートの変動は、その通貨の発行体である国の盛衰、国力の変化によって引き起こされることが多いからです。
FX取引の勝率を上げるには、中長期のトレンドを予測できることも必要です。そこで、投資対象の国や地域のファンダメンタルズ(経済的な基礎条件)に関する情報を集め、地道に分析する努力も大切となります。
初心者であれば、最初は情報収集や情報の理解に苦労するかもしれません。それでも継続することによってコツがつかめ、中長期の流れもある程度は予測できるようになるはずです。
FX初心者でもできるハイレバレッジを活用した必勝法とは?
投資可能額を分割してハイレバレッジで投資する
海外FXの魅力といえばハイレバレッジがかけられることですが、もうひとつ見逃せないメリットがあります。
それは、海外FXブローカーのほとんどが、追証なしのゼロカット方式を採用している点です。追証なしのゼロカット方式であれば、最悪の場合、証拠金は全額失うことになっても、証拠金以上の損失を被ることはありません。
そのため、ご自身の投資額を10分割や5分割し、投資時期をずらしたり、まったく違うポジションにハイレバレッジで投資したりするのです。そうすれば、取引が成功した投資からは証拠金の何倍も大きな利益が生まれますが、失敗して損失を出した投資は証拠金分のロスでとどまります。トータルで考えると、大きな利益を生む可能性を増やせるのです。これは、ハイレバレッジを活用する際の必勝法のひとつです。
しかし同じ時期に同じようなポジションに分割してもあまり意味はなく、時期とポジションにバリエーションを持たせるのがポイントとなります。海外FXならではの投資方法です。
投資可能額のうちレバレッジの逆数を投資する
ハイレバレッジでありながら、安全に投資をする方法もあります。あまり大きな利益は望めませんが、確実に利益を出し続け大きな損失を被らずにすむ方法で初心者向きのやり方です。それは、ご自身の投資可能額をレバレッジの倍率で割った金額、つまり投資可能額のうち、レバレッジの逆数分だけをFXで取引するのです。
例えば、投資可能額が100万円で、ハイレバレッジ100倍で投資するとします。その時は、100万円を100倍で割った1万円の証拠金を出すのです。これに100倍のレバレッジをかけて投資をすれば、身の丈に合った投資ができるというわけです。余った99万円は別のローリスクの投資をすることで、FXで入手できる高収益分だけ、ローリスク投資から得られる利回りを上昇させられます。
仮にFX側で失敗して1万円全額失ったとしても、残りの投資で1%の利回りが得られれば、トータルではプラスの成果が獲得できます。海外FXのハイレバレッジという特性を活用した必勝法なので、ある程度の利回りを安定して得たい、大きな損失は被りたくないという人は、試してみる価値があるでしょう。
主婦や学生のFX取引!税金と申告の基礎知識
所得が基礎控除内であれば確定申告は必要ない!
パートやアルバイトをしていない学生や主婦がFX取引をする場合、取引以外では所得が発生しないケースが多いはずです。FX以外の所得がない場合の税金の扱いはわかりやすいので、しっかり理解した上で取引に臨むと良いでしょう。
まず知っておくべきことは、FXでの年間通算所得が38万円以内であれば、確定申告する必要はないということです。国内FXと海外FXは課税計算の方法に違いがありますが、いずれにしてもFXの所得の合計が38万円の基礎控除内である場合、最終的な課税所得はゼロになり、所得税などが課されることはなく、申告も不要となります。
つまり、年間累計のFX取引の利益を38万円以内に抑えておけば、確定申告の対応をすることなくFX取引を楽しむことができるのです。
注意すべきは、パートやアルバイトをしている場合です。一般的には勤労収入が103万円(給与所得が38万円)以内であれば税金がかからないとされていますが、それは基礎控除を考慮した場合です。そのため、FXによる所得と給与所得の合計が38万円以内かどうかで、確定申告の有無が決定することを理解しておくといいでしょう。
基礎控除を超えて利益が発生した時は?
パートやアルバイトなどの給与所得とFXの所得の合計が基礎控除金額の38万円を超えた場合は、確定申告をすることになります。仮に、主婦のパートなどの収入が103万円以内であっても、申告は必要になるので注意しましょう。
確定申告では、国内FXか海外FXかによって計算方法が違います。国内FXはパートなどの給与所得と同様の総合課税、海外FXは申告分離課税になるので、申告書の記入欄は別になります。そのため、FX取引での合計所得を把握しているだけでは不十分となり、国内ブローカー分と海外ブローカー分で分けて取引結果を集計しておく必要が出てくるのです。
確定申告は郵送での提出も認められ、国税庁のホームページの申告書作成コーナーを利用すれば、それほど手間がかからない作業となるはずです。国内FX中心で取引をするのも良いですが、海外FXであれば、レバレッジの規制が国内と比較してかなり柔軟です。
確定申告については、それを理由に海外FXをためらわなければならないほどハードルが高いものではないので、日本語対応のしっかりしているFXブローカーを選ぶなどの準備をして、トライしてみるのも良いでしょう。