初心者必見!国内・海外のFX会社選びはココをみて決める!
FX初心者のお役立ち情報
2018年1月から運用益非課税口座である積み立てNISA制度の運用が始まるなど、国を挙げて個人の資産運用が促されています。株式売買や投資信託など投資ブームの波がじわじわ広がっている中、FXが投資家の注目を集めています。FXは外国為替証拠金取引のことであり、国内・国外のさまざまな通貨を交換することで利益を生み出していく投資手法です。銀行などでは外貨預金として似たような金融商品がありますが、今回紹介するFXは銀行に比べて手数料が割安でお得な投資方法です。専門用語など難しい言葉が出てくるので初心者は抵抗感があるかもしれませんが、仕組みは簡単です。以下、自分にあったFX会社を選ぶポイントについて説明していきます。
FX会社選びでチェックしておきたいこと
スプレッドを見て会社を選ぶ
FXを始めるうえで知っておくべき基本的な用語の一つが、このスプレッドです。英語のspreadは「広がり」と訳されますが、FXにおけるスプレッドとは通貨取引の売値と買値の差を意味しています。
例えば、日本円100円で米ドル1ドルを買い、1円円安になって1米ドルあたり101円になったタイミングで円を買い戻したとすると、売り買いで生じた差は1円です。この1円がスプレッドとよばれます。
FX会社は通貨交換において、銀行や証券会社に比べて圧倒的に手数料が安いのですが、手数料はこのスプレッドから引かれます。
仕組みは、売り買いの際に手数料分を上乗せした分を顧客に決済してもらうことで成り立っています。顧客が通貨を売ったり買ったりするときに表示されている為替レートは、会社があらかじめ手数料を考慮した値を示されているので、売り買いの差が広がればその分手数料も増えるという仕組みになっています。
売買レートは会社ごとに異なっているので、会社選びの際には手数料を含むレートの幅、つまりスプレッドの差を比べることが肝要です。
デモトレードで売買のシミュレーションができるか?
投資に慣れている方ならまだしも、初心者がいきなり口座開設して取引を始めるというのは少し不安があるかもしれません。
そこで活用したいのが、デモトレード機能です。これは、口座開設をした仮定で取引の疑似体験ができるサービスです。取引のイメージを実感できることで、抵抗なくFXトレードにのぞむことができます。会社選びの際にはこのようなサービスの有無を確認しておくのもよいでしょう。
ちゃんと経営できてる?「会社の安全性」をみる
スプレッドも比較して、デモトレードなど顧客に優しいサービスがついていることが確認できたら、次に確認すべきは会社自体の安全性です。
FX会社といってもやはり運営にはコストがかかっています。手数料などで経営を支えていますが資金が尽きると最悪倒産などのトラブルも起こり得ます。そうなると、会社に預けていた資産が瞬く間に消えてしまうこともあります。
そのような、どうしようもないリスクを避けるためにも、会社の安全性は確かめておく必要があります。そのポイントとして、会社の資本金や株主などをチェックしておくと経営面のリスクがわかります。大企業がスポンサーについていたりすると、信頼度が高い会社と判断できるでしょう。
FXはスピードが命?ツールに使いやすさはあるか?
為替市場は世界中の資産が入り乱れており、価値の変動が著しくみられます。そのような事情から、一日単位の短い期間で通貨を売買するデイトレーダーは日中ずっとチャート画面を見ておく必要にかられます。
数分前までは好調の上げ相場だった通貨が、次の瞬間暴落するというような事態もFXの世界では起こりえます。もちろんその逆もあり、少しのタイミングのズレが大きな儲け、損失につながります。
FXにはそのような時間勝負の側面もあるため、取引自体スピーディーに進めることが必要です。もたもた取引している間に値上がり、値下がりするなど日常茶飯事であり、もったいないことですから極力時間は節約すべきです。そのような取引ツールも会社によって特徴があり、確かめる必要があります。デモトレードなどで使用感を確認するのもよいでしょう。
自分のスタイルを固めて判断基準を作る
まず自分にあった掛け金を決めよう
FX会社を選ぶためには、自分なりの判断基準を作っておくことが求められます。そのためには、自分がどのような資産運用スタイルをするのか自覚しておくことです。FXにおいては、掛け金をいくら設定できるかということがポイントとして挙げられます。
FXにリスクはつきものですが、掛け金を調整することでいくらでも自分にあったリスクをチョイスできます。少ない掛け金で少しずつ利益を上げていくのか、大きく掛けて大きく儲けるのか、少ない掛け金で損失のリスクを背負いながら大きく掛けるのかといったスタイルに大きく分けられますが、どれがいいかは個人の趣向や都合によります。
自分がどのような運用をしたいか、それを決めておくことで相性のいい会社が選びやすくなるでしょう。
主なFXにおけるキャッシュポイント2つ!
FXの取引といっても、実際どの時点で利益が発生しているのでしょうか。そのポイントは2つあります。
一つはスワップポイントです。これは、取引する通貨同士の金利差のことです。FXでは、売りと買いで金利差があると、その分が利子として収益になります。
例えば、円売りドル買いで通貨ペアを組んでいると仮定して円の金利が0%でドルの金利が2%の場合、年間で掛け金の2%が利子としてもらえます。100万円でドルを買って、その状態を一年間継続していれば2万円配当がつくというイメージです。インカムゲイン的な利益ともいえます。
逆に円の金利が2%でドルの金利が0%の場合は、逆に2%支払いになってしまうので注意が必要です。このスワップポイントは、通貨ペアの決済が決まった時点で発生するので取引によって決済のタイミングを考えておく必要があります。
もう一つはスキャルピングというもの。これは、通貨の超短期売買のことであり、秒単位の短い時間のやりとりになります。値動きが一定以上通貨を選んで、少し上がったら買う、また少し上がったら買うを短時間で多くの頻度繰り返すことにより利益を出していく方法です。
細かい利益の取引になるため、利益の単位はpipsという言葉で表現されることが多いです。例えば「ドル円で10pipsゲットした」などです。
1pipsあたり1銭という小さな単位の値段ですが、変動の値幅から利益を計算するときに使えます。スキャルピングではpips程度の細かい利益を積み重ねていくスタイルです。スワップポイントとは対照的なキャピタルゲイン的な利益です。
このスキャルピングは、手動では人への負担が大きいことから自動売買のプログラムが使用されることが多いです。自動売買ツールを使用することで、24時間いつでも瞬間的な取引に対応できるようになっています。
まさかのローリスク・ハイリターン?!海外FXの特徴
海外FX会社は安全でわかりやすい
ネットでの取引がメインであるFXは、店頭でやりとりする形式ではないので物理的な場所を選びません。つまり、日本にいながら外国のFX会社で口座開設することが可能です。海外FXは国内FXに比べ為替のチャートがわかりやすく、板情報など顧客が取引するための環境が整っています。
魅力的なハイレバレッジ制
国内のFXであればレバレッジを効かせる上限が決まっていて、最大25倍まで可能です。これは、1000円掛けるだけで25000円分の取引が行えるということです。日本では金融取引における法律で、過剰なレバレッジを掛けないように上限が定められているため国内であれば25倍以上の取引は不可能です。
しかし、海外であれば上限が開放されているので、1000倍の取引も可能なのです。先ほどの例でいうと、1000円の軍資金があれば100万円の取引が可能ということです。
ゼロカットで損失リスク軽減
少ない掛け金で高い利益が得られるハイレバレッジ取引ですが、高いレバレッジにはそれだけ大きな損失がつきものです。そこで注目すべき仕組みが、ゼロカットというものです。
通常FX取引で発生したマイナス資金は、追証といって投資した側が補てんしなければいけないのですが、海外FXが提供するこのサービスは、マイナス分を会社側で補てんしてくれるというものです。そのため、ハイレバレッジでも実質のリスクはなしというまさにローリスク・ハイリターンの顧客目線の制度なのです。
まとめ
FX会社を選ぶ際には、スプレッドやスワップポイント、レバレッジなどさまざまな要素を天秤に掛けて選びます。
会社の質が資産の安全性を保証してくれるので、経営基盤が安定した会社を見極める必要があります。国内に限らず、ハイレバレッジ・ゼロカットなどが魅力的な海外FXもあるので、幅広い視点をもって会社選びをしましょう。