Pip

Pip（Price Interest Point（s））とは、FXにおける値動きの最小価格のことをいいます。例えば、米ドル/円の場合には、1円の1％が1pipで表され、1セントの1％が1pipを意味します。

Pipを用いることで、世界中の異なる通貨単位において同じ単位で表すことを可能にしています。

例えば、ドル円のレートが100.36と表示されている際に小数点第二位の6がpipsの最小単位であることを意味します。トレードについて評価する際にどれだけの値幅を獲得したかが明確になります。

1単位で上昇したり下落したりした場合にはPipを用いりますが、それ以上の値動きが発生した場合は単位がpipsとなります。

Pipsが使われる理由は、「USD/JPYの為替レートは80円50銭」「EUR/USDの為替レートは1.2650ドル」このように、為替レートは、通貨ペアによって円、銭、ドルなど単位がバラバラです。共通の単位として「pips」が存在します。

具体的に、USD/JPYが80円50銭→80円60銭に値上がりした時、この10銭分の値動きを「10pips」と表現したり、EUR/USDが1.2650→1.2660へ上昇した時、この0.0010ドル分の値動きを「10pips」と表現したりします。