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投資信託にもリスクはある!リスクの種類と回避方法

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UPDATE2018.08.22

投資のリスク

投資信託にもリスクはある!リスクの種類と回避方法

金融資産への投資にはリスクがつきものです。それは投資信託への投資も例外ではありません。株式投資や債券投資よりも安全性が高いといわれている投資信託であっても、元本は保証されておらずリスクはあります。そこで、リスクの種類やリスクとリターンの関係、リスク低減方法などについてお伝えします。

投資におけるリスクとリターン

投資におけるリスクとは?

災害などにおいて使われるリスクという言葉は、絶対的リスクと呼ばれていて、損失が発生することを意味します。しかし、投資におけるリスクとは、将来の損益の不確実性をいいます。例えば、定期預金は元本が保証されていて利息も決まっていますので、銀行が破綻しない限りかなりの確度で将来の収益予想ができます。この場合はリスクが低いといいます。

一方、株式投資の場合は、業績予想などから株価上昇や配当金増額が見込まれるとしても、他の要因で値下がりするケースもありますので予想は困難です。この場合はリスクが高いといいます。投資をする場合は、できる限りリスクを低減することが大切です。リスクは投資対象によって違います。

投資におけるリターンとは?

投資におけるリターンとは、収益もしくは収益性のことをいいます。投資のリターンには、インカムゲインとキャピタルゲインの2種類があります。インカムゲインとは、預金や債券における利子収入、株式投資における配当収入、不動産投資における家賃収入などの収益のことです。時の経過とともに継続して収入が発生することが特徴です。

キャピタルゲインとは、資産そのものの値上がり益のことです。株価の上昇や地価の上昇による資産価格の値上がりがキャピタルゲインに該当します。リターンは投資の成果ですので、リターンを最大化するように投資することがポイントになります。リターンも投資対象によって変わります。

リスクとリターンはトレードオフの関係にある

リスクとリターンには密接な関係があります。理想的な投資は、リスクが低くリターンが大きい投資対象に投資することですが、ローリスクとハイリターンの両方を満たす投資商品は残念ながら存在しません。リスクとリターンはトレードオフの関係にあります。トレードオフとは、あちらを立てればこちらが立たずという状態のことをいいます。

投資信託にもリスクはある!リスクの種類と回避方法

投資においては、大きなリターンを狙おうとすると、リスクが高くなってしまい、リスクを抑えようとすると期待できるリターンが小さくなってしまいます。そのため、投資をする場合は、やみくもにリターンの大きさだけを追ってしまうと、ハイリスクの投資をすることになり、思わず損失を招く可能性があります。

ご自身のリスク許容度をしっかり把握して、そのリスクの範囲でリターンを最大化するように投資対象や投資額を判断することが大切です。

投資信託にもリスクがある

価格変動リスクとは?

投資信託へ投資する場合の主なリスクは4つあります。1つは価格変動リスクです。投資信託は、投資家から集めた資金で複数銘柄の株式や債券などに投資します。それぞれの投資対象の時価総額を合計したものが投資信託全体の価値となります。それぞれの株式や債券の価格は毎日刻々と変化しますので、投資信託全体の財産価値も変動することになります。つまり、投資信託にも価格変動リスクがあるということです。

投資信託の価格は、投資信託全体の財産価値を投資口数で割って求めます。投資口は、株式における1株と同じものだと理解すればよいでしょう。投資口あたりの財産価値を基準価額といいます。一般的な投資信託の場合、基準価額は1日1回計算され、毎日公表されます。

為替変動リスクとは?

投資信託が、外貨建ての金融商品を投資対象としている場合は、為替変動リスクも生じます。為替変動リスクとは、為替レートの変動によって日本円ベースの価値が変動することです。

投資信託にもリスクはある!リスクの種類と回避方法

例えば、投資信託の投資対象にアメリカの株式が含まれている場合、株価1ドルの株式を1ドル100円で購入し、その後為替レートが1ドル120円になると円で表される投資信託の基準価額は上昇します。反対に1ドル90円など円高になると、基準価額は下がります。これが為替変動リスクです。投資信託が外貨建て金融商品を組み入れているかどうかは、投資信託委託会社が作成する目論見書で確認できます。

信用(デフォルト)リスクとは?

投資信託への投資は、信用リスクとも無関係ではありません。信用リスクはデフォルトリスクともいいます。信用リスクとは、株式を発行している会社や債券を発行している国や地方公共団体、会社などが財政状況の悪化や倒産などによって投資家へ支払うべきお金を支払うことができなくなるリスクのことです。

株式は発行会社が倒産すると最悪の場合無価値になりますし、債券の発行体の財政状況が悪化すると利子や満期時の償還ができなくなります。こういったリスクがある金融商品を組み込んでいる投資信託は、信用リスクがあるといえます。ただし、投資信託は分散投資が行われていますので、1つの銘柄に集中投資していた場合と比較するとリスクは小さくなるでしょう。

金利変動リスクとは?

投資信託への投資には金利変動リスクもあります。金利変動は債券価格に直接影響を及ぼします。金利が上昇すると、それに合わせて債券利回りが上昇しないとその債券は売れなくなります。利払い額を固定した状態で利回りが上昇するためには価格が下がるしかありません。価格が下がることによってその債券の需要が回復するのです。そのため、債券に投資をしている投資信託は、金利変動による債券価格の変動の影響を受けることになります。

また、金利の上昇は借入金がある企業業績に支払金利の上昇という形で影響を与えます。その結果株価が下がることがあります。株式を組み入れている投資信託も金利変動による影響を受けます。

リスクを回避もしくは低減させるにはどうすればよいか?

価格変動リスクへの対応策

金融資産への投資は、基準価格の変動による価格変動リスクから逃れることはできません。しかし、毎月一定額を投資する積立投資を利用することでリスクを軽減できます。毎月定額で投資することにより、基準価額が低いときには多く購入し、基準価額が高いときは少額しか購入しないということが自動的にできるようになります。

価格が高いときに一気に購入してしまうリスクを抑えることができますので、価格変動リスクを低減することができます。投資信託でも積立投資が可能ですので活用してみるとよいでしょう。

投資先が集中してしまう場合のリスクへの対応策

投資先が特定の金融商品や銘柄、業種などに集中してしまうと、投資先の調子が悪くなると一気に全体の投資成績が悪くなってしまいます。場合によっては大きな損失を抱えることになります。そういった事態を避けるには分散投資が効果的です。

投資信託にもリスクはある!リスクの種類と回避方法

金融商品の種類を分散し、投資先の国や地域そして業種などを分散することで、リスクを分散できるでしょう。そういった分散投資がパッケージになっている投資信託もありますので、分散投資のやり方がわからない場合は、金融資産の種類や投資対象地域などが既に分散されているタイプの投資信託へ投資することをお勧めします。

企業倒産などによって財産が無価値になるリスクへの対応策

投資信託は、数多くの銘柄に分散投資をしていますので、その中の1つ企業が倒産しても投資信託全体への影響は限られています。しかし、投資先が特定の業種や地域に偏っている場合などは、業界内の連鎖倒産などによって、投資信託の財産が無価値に近づく可能性はあります。

そんな場合に備えて、特定の業界や地域に含まれる主な企業の業績情報などを収集し企業倒産の可能性を評価するなど、投資家がご自身で分析する姿勢も大切です。倒産の可能性が高まっていると判断した場合は、その投資信託への投資額を減らすなどの対応をとる必要があるでしょう。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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