投資初心者なら押さえておきたいポイントとは
投資に関する基礎知識
初心者にとって投資の世界は、専門用語や考えなければならないことが多い、難しいものに感じられるかもしれません。しかし、どんなベテラン投資家にも初心者の時はあり、こつこつと知識や努力を積み重ねていくことでベテランになっていったのです。そうはいっても見当違いの努力をしていては効率が悪く、経験を積んでもそれをうまく生かせません。初心者として押さえておきたいポイントをつかみ、リスクを最小限にして儲かる投資家を目指しましょう。
投資初心者向け基礎知識!利率と利回りはどう違う?
覚えておきたい利率と利回りの基本知識
投資初心者が知っておきたい用語として、利率と利回りがあります。似たようなものだと思っている人もいるかもしれませんが、投資を始めるにあたっては、この2つの言葉の違いを理解しておくことが大切です。
まず、利率についてですが、これは銀行預金をした場合に1年間で何%の利子が付くのかといった時に使われます。利率とは、投資した資金が何%の利息を生むのかを表す指標だと理解すると良いでしょう。固定金利の定期預金であれば、100万円を10年満期で預け利率は1%という条件なら、毎年1万円の利息がもらえることを意味します。
一方、利回りですが、こちらは年平均の利益額を最初の投資額で割った率のことです。投資家にとっての投資期間中の平均利益率と考えると良いでしょう。
複数年にわたって投資をしていると、年によって利息や分配金の金額が変化する場合があり、途中で売却することで売却損益が発生します。これらの利益を年平均して利回りを算出することを理解しておくことが、初心者にとっての投資のスタートラインだと言えます。
預金の場合でも複利で利息が付く場合には、利回り計算も必要になるでしょう。
利回り計算は投資のあらゆる面で活用できる
利回り計算の基本は、年平均利益を最初の投資額で割るという式を理解しておくことです。これさえわかっていれば、投資対象がどんなものになっても応用可能となります。
例えば債券の場合、利益として発生するのは利息と売却損益、そして償還損益です。利回り計算上の分子部分である利益は、年あたりの利息だけでなく、売却損益や償還損益を保有年数で割った金額も含める必要があります。それを債券購入価格で割れば、債券の利回り計算ができるようになるのです。
株式も同じような考え方で対処可能です。 FX投資の利回り計算も、ほぼ同様となります。為替差益を出す段階でスプレッドは加味されているでしょうが、利益を計算する場合は別途手数料を控除することも忘れないようにしましょう。それを、最初の購入価格で割れば概略の利回りが出ます。
慣れてきたら、スワップポイントを加味したり、売却損益や保有日数を考慮したりして、年間換算して利回りを比較するなどの分析をしてみると良いでしょう。
投資初心者なら知っておきたい!儲かる人と儲からない人は何が違う?
失敗の分析が儲かるかどうかの大きな差に
FXに限らず、投資には運良く利益を手にできる場合もあれば、運悪く損失を被る場合もあります。しかし長期的な結果を見ると、儲かる人と儲からない人では、運だけでは説明できない差があるのも事実です。その差が生じる理由がわかれば、儲かる人のグループに入ることができるはずです。代表的な理由を2つ挙げてみましょう。
1つは、損失を被ったりご自身の予想が外れたりした時に、なぜ外れたのかをしっかり分析し次に活かそうとしているかどうかです。ご自身の予想が外れた時に、運が悪かったと簡単に納得してしまっては、次の成功につなげることは難しいでしょう。
取引の成功率を高めるには、予想を外した理由や課題をご自身なりに考え、次回の予想の精度向上に結び付ける研究心が大切です。研究することによって、少しずつであっても確実に予想の精度は上がっていくからです。
反省と分析をするかしないかで、取引ごとに少しずつ、儲かる人と儲からない人の間で差が開いていきます。長期的には大きな差となって結果に影響してくるでしょう。
焦らずにご自身の方針とルールを信じて守り続けられるか
儲かる人と儲からない人を分けている理由の2つ目は、ご自身の投資方針を信じ、忠実に設定したルールを守り続けることができるかどうかです。
ご自身の投資方針とは、例えば3日以内に相場が反転し値上がりするので、それまでは保有するといった事柄です。また、ルールとは、相場が予想と逆方向に行った場合に、損失が一定率を超えたら損切りをすることなどを指します。
投資方針に関しては、ご自身なりに根拠を持って決めているはずです。しかし仮に、予想の期間内に相場が予想外の方向に振れてしまった場合、焦って取引を直ちに解消してしまうと、のちに予想通りの方向に相場が戻ってきても儲け損ねてしまうでしょう。ご自身の方針をどこまで守り、焦らず耐えられるかが重要な分かれ道となります。
また、ルールについても同じです。損切りのルールをせっかく決めていても、「今回は例外的に粘ろう」などと変更してしまう人よりは、きっちりご自身のルールを冷静に守っていく人の方が、長期的に見ると儲かる人になれる可能性が高いでしょう。
投資初心者こそ海外FXがお勧め!3つの理由
利益や損失の仕組みが直感的にわかりやすい
海外FXが初心者に向いている理由の1つ目は、利益や損失が生じる仕組みがわかりやすいことです。FX取引の場合、強くなる通貨を買って、安くなる通貨を売ることで利益が生まれる一方、その予想が外れれば損失が出るというシンプルな仕組みです。
相場の情報も、一般のニュースで簡単に知ることができ、外国為替相場のサイトやFXブローカーのサイトも閲覧することで、無料でいつでも為替相場の動向を確認できます。
安全性が比較的高い金融商品の1つに債券投資がありますが、債券投資は金利動向により時価が変動するため、意外とわかりにくい面があります。またデリバティブ商品は、初心者が理解するのは、なかなかハードルが高いのではないでしょうか。そう考えると、損益発生の仕組みがわかりやすいFX投資は、初心者向きの投資と言えるでしょう。
もちろん、外国為替相場の動向を正確に予測することはできないので、リスクはあります。しかし、相場が動いたらご自身の損益がいくらになるのかが直感的にわかる金融商品は、初心者に適している投資なのです。
ハイレバレッジとゼロカットを活用できる
海外FXが初心者向きである理由の2つ目は、ハイレバレッジが掛けられることです。通常、委託証拠金の何倍もの取引ができることは、リスクが増加するためハイリスクハイリターンの投資と理解されます。しかし、使い方によっては、逆に安全性を高めることにつながるのです。
投資可能資金の一部分を海外FXに回し、ハイレバレッジを掛けることによって、資金の一部でハイリターンを狙えます。残りの資金で安全性の高い金融商品に投資をすれば、安全性をキープしつつ、収益率を高めることができるでしょう。
3つ目の理由は、海外FXの特徴であるゼロカットシステムの存在です。国内FXでもロスカットの仕組みはありますが、相場が急変した場合などはうまく機能せず、委託証拠金を上回る損失が出る場合があります。しかし海外FXのゼロカットを使えば、委託証拠金を上回る損失を被るリスクは排除できるのです。リスクが限定できるという意味で、初心者にとっては安心な投資と言えるでしょう。