商品・通貨ペア関連
海外FXの魅力の一つは、FX通貨ペア以外にも、日経225やダウ平均株価、金や原油、仮想通貨など様々な銘柄の取引を一つのプラットフォーム(MT4/MT5)で行える点です。トレードのチャンスを増やしたり、リスク軽減のために分散投資ができるという利点があります。
また、通貨ペア同士には「相関性」という関係があり、上手に活用する方法も紹介します。FX以外にもCFDや仮想通貨、先物などの特徴を調べていきましょう。
通貨・商品銘柄を理解するための3つのポイント)
この記事の目次
FXの通貨ペア
メジャー通貨とは
FXでは、インターバンク市場で活発に取引される流動性が高い通貨を「メジャー通貨」といいます。2019年にBIS(国際決済銀行)が発表した統計によると、米ドルが44%、ユーロが16%、日本円8%、ポンド6%となっています(※)。メジャー通貨には、豪ドル、カナダドル、スイスフランを入れる場合もありますが、ここでは4つの通貨ペアの特徴をみていきましょう。
参照資料:https://www.bis.org/statistics/rpfx19_fx_annex.pdf
USD(ドル:$)
世界の基軸通貨として、最も存在力のある通貨が米ドル(USD)です。2019年の国際決済銀行(BIS)の統計によると、外国為替取引高の44%を対ドル通貨ペアが占めているという結果でした。アメリカは、軍事力や他の国々への影響が非常に強く、大統領の発言や FRB(アメリカの金融政策決定機関)の発表、外交政策などが要因となりドルが大きく値動きします。特に、ロンドン市場とニューヨーク市場が重なる時間帯の取引は非常に活発です。
リスクオンとリスクオフ
リスクオン | 投資家が積極的にリスクをとって投資しようとするファンダメンタルズ・相場のこと。比較的リスクが高い株式・新興国通貨・高金利通貨を積極的に取引し、ハイリターンを狙うトレーダーが多い。安全資産である金や円は売られやすい傾向がある。 |
リスクオフ | 世界的な金融不安、紛争などのリスクが生じた場合、投資家がリスクの高い銘柄・通貨から安全資産であるスイスフラン・金・円などに資金を移そうとする動きのこと。「現在はリスクの高い投資をしない」という動き。一般的に高金利通貨などは売られやくすくなり、金の価格上昇、円高という動きになることが多い。 |
リスクオン |
投資家が積極的にリスクをとって投資しようとするファンダメンタルズ・相場のこと。比較的リスクが高い株式・新興国通貨・高金利通貨を積極的に取引し、ハイリターンを狙うトレーダーが多い。安全資産である金や円は売られやすい傾向がある。 |
リスクオフ |
世界的な金融不安、紛争などのリスクが生じた場合、投資家がリスクの高い銘柄・通貨から安全資産であるスイスフラン・金・円などに資金を移そうとする動きのこと。「現在はリスクの高い投資をしない」という動き。一般的に高金利通貨などは売られやくすくなり、金の価格上昇、円高という動きになることが多い。 |
JPY(円:¥)
世界で公式に使用されているのは日本のみですが、FXでは世界三大通貨の1つに数えられ、非常に重要な通貨として注目されています。日本円の特徴は「リスク回避通貨」であることです。
リスクが高いとみなされている通貨と反対の動きをするのが日本円の特徴といえるでしょう。リスクオンの際には円安に、リスクオフの際には円高になります。過去には東日本大震災、北朝鮮問題など日本にとってネガティブな出来事であっても急激な円高となりました。リスクが高くなればなるほど、円の価値が上がるという独特な動きです。
FXでは、「日本円」と「スイスフラン」が安全資産とされています。スイスは永世中立国として知られており、「紛争などが生じても受ける影響は他の国々よりも少ない」というのが理由の1つでしょう。
一方、日本は永世中立国ではありませんが、「世界一海外に資産を持っている国(対外債権国)」として知られています。金融不安や事件などが起きても、世界一の資産があるので安心という投資家の心理が働いているのかもしれません。いざとなっても通貨価値が大暴落することはないという考えです。このような理由で、「金融不安・紛争など危機が生じる→円に資産が逃げる」という関係性が成り立っています。
日本円は、世界情勢のリスクが高くなれば価値が上がる。
EUR(ユーロ:€)
ユーロは2002年に誕生した比較的新しい通貨です。2020年現在、19ヵ国で採用されており、世界経済に与える影響は極めて大きい通貨とも言えるでしょう。
ユーロの特徴は、経済力の異なる国々で採用されていることです。通常、通貨などは自国の経済力に合わせて通貨に関する政策(金利)などを決定しています。ところが、ユーロを採用している国には、経済力の強いドイツやフランスが含まれる一方、債務問題で話題となったギリシャなどの国々も含まれています。このため、どこかの国で経済危機が起きると、ユーロ圏全体の危機と捉えられ、ユーロ関連通貨ペアのボラティリティが高まりますので注意が必要です。
編集部の
コメント
EUR/USDは世界中のトレーダーが注目している通貨ペアなので、テクニカル分析どおりに動きやすく初心者トレーダーにもオススメです。また、取引量が多いので緩やかにトレンドを形成する傾向があります。
GBP(ポンド:£)
ポンドはイギリスのみで採用されている通貨です。特徴は、ボラティリティが非常に大きいことです。そのため、経験が少ないトレーダーは注意が必要です。
1日に数百Pips(通貨の価格変動を示す単位)値動きすることもあります。ロンドン市場は外国為替取引高の4割程度のシェアがあり、世界最大です。ポンド関連通貨ペアは、実需(企業活動に必要な取引)よりも投機(為替差益が目的の取引)が活発で、価格の乱高下も珍しくありません。
マイナー通貨ペアの特徴
マイナー通貨はスワップトレードに強い
日本国内でも高金利通貨として人気のある南アフリカランド(ZAR)やメキシコペソ(MXN)、トルコリラ(TRY)などはマイナー通貨に分類されます。FXでは金利差が大きい通貨同士を組み合わせた通貨ペアを利用したスワップトレード(キャリートレード)があり、マイナー通貨には、このスワップトレードに適した通貨が多く含まれます。
以下に各国の政策金利をまとめています。
区分 | 国 | 政策金利 |
---|---|---|
マイナー通貨(例) | トルコリラ | 11.25% |
メキシコペソ | 7.25% | |
南アフリカ | 6.25% | |
メジャー通貨(例) | ポンド | 0.75% |
ユーロ | 0% | |
アメリカ | 1.5~1.75% |
これらの代表的なマイナー通貨は、メジャー通貨の中でも金利が高いアメリカ(米ドル)の4倍以上の金利です。スワップ金利は、通貨ペアとして組み合わされた通貨同士の政策金利の差で決定されるので、金利が高いほど受け取れるスワップも高くなります。オススメなのはメキシコペソです。金利が高いことに加えて、メキシコは2018年のGDP世界ランキングで15位となっています。メキシコは北アメリカ大陸の南部に位置する国で、アメリカへの貿易依存度が高いため、貿易関係が悪化すると通貨に大きな影響を与えるリスクがありますが、潜在的な成長力に対する期待は高く、スワップ目的の投資として人気の通貨になっています。
マイナー通貨ペアは経済指標などに敏感
マイナー通貨ペアで注意したいのが、流動性の低下に伴う突然の価格変動です。2018年8月にトルコリラが暴落したトルコショックに代表されるように、メジャー通貨と比較するとマイナー通貨は取引量が少ないため、 ファンダメンタルズにより大きな価格変動が起きやすいという傾向があります。
マイナー通貨ペアは、アメリカの経済指標にも敏感です。アメリカの経済状況によって、リスクオン・リスクオフの判断が決まり、結果としてマイナー通貨(新興国通貨)にも影響を及ぼします。リスクオンのファンダメンタルズになると、投資家の資金が新興国通貨などリスクの高い通貨ペアに向かいやすくなり、マイナー通貨が上昇します。一方、リスクオフのムードが拡がるとマイナー通貨(新興国通貨)から資金を引き揚げようという動きが活発になり、マイナー通貨が売られやすくなります。該当国の経済指標はもちろんですが、アメリカの経済指標にも注意しましょう。
相関性に注目しよう
相関性って何?何で重要なの?
相関関係とは「一方が変化すれば他方も連動して変化する」という関係性です。通貨ペア同士の相関関係の強さは、-1~1の値の「相関係数」で表されます。
通貨ペアの3つの相関関係
正の相関 | 通貨ペアAが上昇すると、同じ方向に通貨ペアBも上昇する(同じ動きになりやすい) | 正の相関性が高くなるほど相関係数が1に近づく |
負の相関 | 通貨ペアAが上昇すると、反対方向に通貨ペアBは下落する(真逆の動きになりやすい) | 負の相関性が高いほど相関係数が-1に近づく |
相関関係なし | 通貨ペアAと通貨ペアBの動きに関係性がない | 相関関係がないほど相関係数が0に近づく-1に近づく |
正の相関 |
通貨ペアAが上昇すると、同じ方向に通貨ペアBも上昇する(同じ動きになりやすい) |
正の相関性が高くなるほど相関係数が1に近づく |
負の相関 |
通貨ペアAが上昇すると、反対方向に通貨ペアBは下落する(真逆の動きになりやすい) |
負の相関性が高いほど相関係数が |
相関関係なし |
通貨ペアAと通貨ペアBの動きに関係性がない |
相関関係がないほど相関係数が0に近づく |
通貨ペアが多い海外FX業者であれば、通貨ペアの相関性を利用して勝率を高めたり、適切な資金管理をしたりということが可能です。
FXで考えてみると、「ドル/円が上昇すると、ユーロ/ドルは売られる」「欧州通貨が買われると、オセアニア通貨は下落する」という関係性がトレーダーの間では知られています。1つの通貨ペアのみに集中して大きなポジションを持つと、予想どおりに進めば高いリターンが期待できますが、予想どおりに進まなかったときのリスクが高くなってしまいます。しかし、一つ一つのポジションを小さくして複数の通貨ペアに分散させると、そのリスクを小さくすることができます。
相関係数は常に変化しますが、ある程度の関係性でいうと、例えばドル円と「クロス円」(ドル円以外の円を含む通貨ペア)は同じ方向に動きやすいなどといった傾向があります。
ドル円との相関係数(2020年1月時点)
通貨ペア | 相関係数(1年間) |
---|---|
豪ドル円 | 0.88 |
ユーロ円 | 0.87 |
ポンド円 | 0.91 |
カナダ円 | 0.80 |
ニュージランド円 | 0.82 |
参照資料:https://www1.oanda.com/lang/ja/forex-trading/analysis/currency-correlation
相関係数は、同じ動きをする傾向がある複数の通貨ペアを監視することで、動きを予想するという使い方をしている人もいます。
相関性に注目すると、資産管理に役立つ
相関関係を理解すると、できるだけ相関関係の薄い通貨ペアにポジションを分散するなど適切なリスク管理が可能です。
単に複数の通貨ペアにポジションを分散するだけでは、分散投資とは言えないでしょう。相関関係が高い通貨ペア同士であれば、同じ方向に動く可能性が高いからです。分散投資をするには、できるだけ相関関係がない通貨ペア(相関係数が0に近い)を選ぶことがポイントです。
海外FX業者であれば、CFDやマイナー通貨ペアに対応しているので分散投資がしやすい環境といえます。以下の表に相関関係が小さい通貨ペアやCFDの銘柄をまとめてみました。
ドル円と相関関係が小さい銘柄
銘柄 | 相関係数(1年間) |
---|---|
Palladium (パラジウム) |
-0.15 |
USD/CAD | 0.36 |
US Nas 100 | -0.20 |
Netherlands25 | -0.08 |
相関係数は計測する期間により異なります。参考程度にご覧ください。
日本ではあまり馴染みがない銘柄もありますが、対応している銘柄を調べてみると新しい発見があるかもしれません。
「タートルズ」というトレーダー集団をご存知でしょうか。1980年代に投資未経験の人が募集され結成されました。ある2人のプロトレーダーから彼らはトレードを学び、その後プロトレーダー集団となったことで知られています。
そのタートルズが実践していたのが、 「相関関係に注目した徹底した資金管理」だったのです。彼らは相関関係の高い銘柄同士にならないようにし、相関関係が低い通貨ペアやCFDの銘柄を選んで分散投資をするというポートフォリオを作っていました。相関関係に注目した資金管理も、彼らが大金を稼ぐことができた理由の1つと言われています。
相関関係の低い通貨ペアにトレードを分散させるとリスク分散になる。
CFD取引
CFDは差金決済取引
CFDとは、Contract for Differenceの頭文字をからとられた言葉で、差金決済取引を指します。多くの海外FX業者では、株価指数(日経225やNYダウ)、個別株CFD(アマゾン、アップルなどの主要企業)、商品先物CFD(金・原油・天然ガス)、仮想通貨CFD(ビットコイン)などFX以外にも様々なトレードが可能です。
CFDは、ほとんどFXと同じ感覚でトレードができます。例えば株式CFDと 「現物株取引」との違いは、実際の株の売買や受け渡しの有無です。「現物取引」では、実際に「お金やモノ」が動いていますので、株式の現物取引をした場合、トレーダーの注文は東京証券取引所に送られ株式を実際に購入しているのです。株式は資産なので、家族に資産として残すということも可能になります。
一方、CFDの場合、チャートは全く同じですが、反対売買をしないと利益が出せません。ポジションを持った場合、反対売買を行って初めて利益が出せます。FXと同じ原理です。実際には購入していませんが、「この価格で注文したとして、決済したら損益が発生するだろう」という行為です。トレーダーが証拠金を海外FX業者に預けて、利益をねらうという仕組みです。
国内FX業者では、FXとCFDを同じ口座内で取引できない業者が多いです。また、仮想通貨CFDもまだ一般的ではありません。同じ口座で取引ができない場合、同じ画面で表示もできず証拠金を共有することもできないため、トレードする上で利便性は低くなります。
一方、海外FX業者は対応している全ての銘柄を同一口座で、同じ画面に表示できます。主要海外FX業者の対応銘柄数をまとめてみました。(FX,CFD,仮想通貨CFD)
どの海外FX業者も株価指数CFDなどは標準で対応していますが、個別株や仮想通貨に関しては対応が分かれています。XM Trading(エックス エム)は、以前は仮想通貨CFDにも対応していましたが、現在は対応していません。仮想通貨バブルの際に、XM Tradingの利益を超える多額の払い出しが発生してしまったのではないかという噂もあります。
株価指数CFD
株価指数って、そもそも何?
株価指数は個別銘柄の集合体のようなものです。その国の景気先行指標ともいわれています。例えば、ダウ平均株価であればアメリカの中でも優良な企業30社の個別銘柄から算出した数値です。個別銘柄が買われれば、ダウ平均株価も上昇し景気が上向いていると投資家は受け取ります。
ダウ平均株価は、世界で最も注目されています。その他にも日本の日経225や中国経済の動きを示す香港ハンセン指数なども値動きが注目されています。指数には様々な種類があり、ハイテク分野の銘柄から算出されたナスダックなどもその1つです。ナスダックには、アップル、アマゾン、グーグルなどが採用されています。
高いボラティリティとレバレッジ
外国為替(FX)の中心地はロンドンでしたが、株式に関してはニューヨークが世界の中心です。そのため、ダウ平均株価のボラティリティは非常に大きく、FXのボラティリティとは比較になりません。レバレッジも制限はされていますが、資金にゆとりを持ったトレードをオススメします。
仮想通貨CFD
土日は取り引きできない海外FX業者が多い
仮想通貨取引所は24時間365日取引が可能ですが、海外FX業者のCFDの場合、土日は取り引きできない業者が多いようです。そのため、土日を挟むポジションの持ち越しには注意が必要です。ボラティリティが極端に高いことに加え、仮想通貨市場は開いていても海外FX業者のサーバーが対応していないので、ポジションの決済などが全くできなくなります。これが仮想通貨取引所との大きな違いでしょう。
編集部の
コメント
海外FX業者で仮想通貨を取引する場合、ポジションは金曜日までに決済し、翌週に持ち越しをしないのがオススメです。月曜日になってサーバーにアクセスできるようになった段階では、予想外の方向に価格が進んでいる可能性も十分あり得ます。
スプレッドが広いがレバレッジが高い
仮想通貨取引所に比べ、海外FX業者の仮想通貨CFDではスプレッドが広い傾向があります。しかし、海外FX業者はその分レバレッジが高く設定されている業者もあり、少ない証拠金で仮想通貨のトレードができる場合があります。
仮想通貨のレバレッジは一般的に低く、日本国内の取引所であれば最大4倍に設定されています。海外FX業者の提供するレバレッジも、FX取引と比べると低いですが、国内取引所よりは高いことが多いです。例えば、Exnessの仮想通貨CFDのレバレッジは10最大400倍、FXGT(エフエックスジーティー)は最大1,000倍です。
ボラティリティが桁違い
仮想通貨の特徴はボラティリティです。通貨などは企業活動などにも用いられているので「実需」という取引が存在します。銀行などの仲値や企業による売買、そして個人投資家の投機などで価格が変動しています。
今のところ仮想通貨は企業活動には用いられていませんし、銀行やヘッジファンドなども、ほとんど取引を行っていません。ですから、仮想通貨は主に「投機」が目的のトレーダーによって価格が変動しています。そのため、価格の乱高下が激しく、バブルも起きやすい傾向があります。
個別株CFD
近年、新しい種類の投資手法として人気を集めています。FXと同じ感覚で取引できるというのが最大のメリットでしょう。差金決済取引なので、実際に株を保有することはなく、買値と売値の差額の利益を得ることのみが目的となります。そのため、現物取引では空売りに相当する売りトレードも簡単にできてしまいます。
海外FX業者で対応しているのは、アメリカなど欧米諸国の個別株が中心です。残念ながら、日本の個別株CFDに対応している海外FX業者は、ごくわずかとなっています。
アメリカ銘柄では、アップル、グーグルなどの主要企業をはじめマクドナルドやマイクロソフトなどの企業がそろっています。対応銘柄は各海外FX業者の公式ホームページで確認してみましょう。
また、株価指数CFDはほとんどの海外FX業者が取り扱っていますが、個別株CFDは取り扱っていないところもあります。個別株CFDの取り扱いがあるのは、Titan FXやExnessなどの業者です。
個別株CFDの特徴は、取引時間に制約があること。実際に現物取引がされている時間帯のみCFD取引も可能になります。
商品先物CFD
商品先物CFDには、原油や天然ガス、小麦やココアなどの銘柄があります。商品先物は、ファンダメンタルズに非常に敏感に反応します。例えば、原油の場合、中東情勢の地政学的リスクが高まると価格が急騰する傾向があります。実際、2020年1月、アメリカのイランに対する軍事作戦が行われましたが、ファンダメンタルズの悪化により原油価格が高騰しました。突発的なニュースで価格が左右されやすいので注意が必要です。
また、先物取引には、先物の期限が満了する「限月」というものがあります。XM Tradingの場合、限月ごとにチャートが分かれていますので、期限を過ぎるとチャートが表示できなくなります。
銘柄の横に記載されているのが「限月」です。(FEB20は2020年2月を示しています。)
通貨ペア・銘柄が多いとどんなメリットがあるのか
対応通貨ペアや銘柄が多いほど、トレードの幅が拡がるのは間違いありません。同時に適切な分散投資をすることによって、資金を効率的に運用できます。それぞれの銘柄の特徴や動きを知ると、トレードの判断もしやすくなるでしょう。また、これまで見たことがなかった新しい通貨ペア・銘柄と出会えるかもしれません。
編集部の
コメント
対ドル通貨ペアの中でも、特にユーロドルやドル円などは、1年に数回は大きなトレンドが発生する傾向があります。ボラティリティも平常時は安定しているのでこれからFXを始めようという人にオススメの通貨ペアです。