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米国市場が注目された8月の相場

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UPDATE2024.09.20
米国市場が注目された8月の相場
プレスリリース

2024年8月の重要イベントと人気銘柄のボラティリティにみる市場動向

当社(FXplus)は、2024年8月1日〜2024年8月31日の期間を対象とした、「重要イベント」と「主要銘柄のボラティリティ」にみる市場動向をまとめたデータを公開しました。2024年8月はFX通貨ペア・CFD銘柄ともに、7月と比べて全体としてボラティリティが高い1か月となりました。

人気通貨ペアのボラティリティ動向と取引量

人気通貨ペアであるドル円(USD / JPY)、ユーロドル(EUR / USD)、ユーロ円(EUR / JPY)、ポンド円(GBP / JPY)を対象とした今回の調査結果では、全ての通貨ペアでボラティリティの増加が確認されました。特に、ドル円は7月と比べてボラティリティの拡大が顕著です。ただし、ドル円以外のクロス円通貨ペアに関しては月半ばから取引量が減少もしくは鈍化しており、8月の為替市場は米ドルが主体となっていた可能性が高いと分析できます。

ドル円のボラティリティは7月と比べてさらに拡大

ドル円(USD / JPY)のボラティリティ推移(対象月:2024年7月・2024年8月)

ドル円(USD / JPY)のボラティリティ推移(対象月:2024年7月・2024年8月)

上記は、ドル円(USD / JPY)の7月・8月の1カ月間のボラティリティ推移を比較したグラフです。8月のドル円は7月と比べてボラティリティが拡大しており、1日当たりの平均ボラティリティは、7月の168.5pipsに対して8月は217.0pipsと、48.5pips増加しました。1日当たりの最大ボラティリティに関しては、7月の434.2pipsに対して8月は5日の487.6pipsが最大となり、53.4pips増加しています。8月で最もボラティリティの高かった5日は、ロンドン市場までドル円は堅調に下降トレンドが推移していましたが、ニューヨーク市場のオープンにかけてボラティリティが縮小し、結果として安値を固める展開となりました。その後、米ISM非製造業総合景況指数が前月の48.8から51.4へと回復し、雇用や新規受注の増加によってボラティリティが大きく拡大しています。また、FRBの利下げ幅が0.25ポイントにおさまる可能性が高まり、米国10年債にも相関する形でドル円の価格は急反発しました。7月は一過性のボラティリティの上昇によって全体のボラティリティが引き上げられる形でしたが、8月はボラティリティが増加した翌営業日以降も同程度のハイボラティリティが継続するといった形で推移しています。

全体としてボラティリティが高まったユーロドル

ユーロドル(EUR / USD)のボラティリティ推移(対象月:2024年7月・2024年8月)

ユーロドル(EUR / USD)のボラティリティ推移(対象月:2024年7月・2024年8月)

ユーロドル(EUR / USD)の7月・8月の1カ月間のボラティリティ推移を比較した上記グラフから、8月のユーロドルは7月と比べて全体的にボラティリティが高まったことが確認できます。1日当たりの平均ボラティリティでは、7月の44.3pipsに対して8月は67.3pipsと、23pips増加しました。1日当たりの最大ボラティリティに関しては、7月の80.5pipsに対して8月は2日の144.8pipsが最大となり、64.3pips増加しています。月初の寄り付きの相場でボラティリティ増加、その後は中旬にかけて落ち着き、中旬からの相場では複数回にわたって同じ水準までボラティリティが急増するといった動きは8月と7月で共通しています。

ユーロドル(EUR / USD)のボラティリティと取引量の推移(対象月:2024年7月・8月)

ユーロドル(EUR / USD)のボラティリティと取引量の推移(対象月:2024年7月・8月)

上記は、7月・8月を対象にしたユーロドルのボラティリティと取引量の推移を示したグラフです。8月のユーロドルは、おおむね取引量とボラティリティが相関する形で推移していましたが、ボラティリティの最大値と取引量の最大値は異なる日付で記録されています。

取引量が最も高かったのは21日で、この日は2023年2月から続く重要な高値に到達したタイミングでした。前回同じ価格帯に達した際には、約2カ月に及ぶ下降スイングを形成し、406pipsも下落していたことから、この価格帯が強く意識されていたことが示唆されます。価格の到達後の翌日は日足で陰線を形成しましたが、その翌日には一時的に力強く同価格帯を抜けたため、相場は上下に振られる形となりました。この動きにより、ショートポジションの損切りとロングポジションの利確が入り混じり、実際のボラティリティ以上に取引量が増加したと考えられます。

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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