2016年2月、ニュージーランドの新興ブローカーTitan FXは、あらたに、「ZERO POINT」(ゼロポイント)というサービス指針を発表した。「ZERO POINT」とは、サービスインフラによる注文時の遅れ(約定遅延)や、口座開設までの時間、入金までのアイドリングタイムなどの時間的なロスをゼロ"0"にすることと、また、提供するスプレットや、入出金の手数料などのコスト的な負担をゼロ"0"にするというコンセプトから「ZERO POINT」と名付けられている。
今回、当編集部では、この「ZERO POINT」のサービス内容を検証するとともに、実際のTitan FXの運営者の意見や顧客からの生の声を交え、運用から1年を経過した「ZERO POINT」の今を検証する。
「ZERO POINT」(ゼロポイント)の6つの要素とは
Titan FXの発表している、「流動性の確保とリスクの低減を実現した、新たなサービス指針」というのはどのようなものか。
Titan FXの発表では、「ZERO POINT」を構成する要素を次のように6つに分け説明している。
- 提供されるスプレッドの縮小
- 注文時の約定(成約)能力の向上
- 新しく提供されるWEBトレーダー
- ゼロカット(追い証無し)制度の導入
- 口座開設・入出金プロセスの簡略化
- ユーザーポート体制の強化
では、これら6項目をそれぞれ具体的に、Titan FX社の説明を交え個別に検証する。