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Exness(エクスネス)は「ストップアウト保護」という独自のロスカットシステムを採用しています。
ストップアウト保護では、保有するポジションに仮想の一時資金(仮想バッファ)が追加されます。これにより、Exnessは他の海外FX業者よりもロスカットを回避する可能性が高まり、長くポジションを持つことが可能です。
本記事では、Exness独自のロスカット機能「ミッド価格」と「仮想バッファ」がロスカットにどのような影響を与えるのかについて深く掘り下げていきます。
Exnessは他社よりも優れたロスカットシステムを採用
Exnessは無制限レバレッジでハイリスクハイリターンな取引ができる海外FX業者ですが、「ゼロカットルール」によって預け入れている取引証拠金以上の損失補填を求められることはありません。
さらに、Exness(エクスネス)は「ゼロカットルール」に加えて「独自のストップアウト保護」を採用しており、海外FX業者の中でも特に優れたロスカットシステムを備えています。
業界一のロスカット水準+ストップアウト保護
口座の証拠金維持率が規定のレベルに下がった際に、ポジションを自動決済するシステムのことをロスカットと呼びます。
ロスカット水準は各社でレベルが異なりますが、Exnessは業界で最も優れた「0%」に設定されています。
各社別ストップアウトレベル一覧
ロスカット水準が低いほどロスカットまでにより多くの含み損が許容されるため、これだけでもExnessのロスカットへの耐性はトップクラスです。
さらにExnessでは、独自に「ストップアウト保護」機能を採用しています。ストップアウト保護とは、通常のロスカット水準に到達しても即ロスカットにはならず、一定までポジションが保護されるという機能です。資金がマイナスになってロスカットになるまでに一定の猶予が発生し、その間に相場が反転すればロスカットを回避することができます。
つまり、ストップアウト保護によりExnessは実質的にロスカット水準が0%を下回るため、業界で最もロスカットされにくいブローカーの1つであると言えます。
ロスカット発動までの仕組み
ほとんどの海外FX業者では、以下の流れでロスカットを執行します。
通常のロスカット発動までの流れ
- 証拠金維持率が減少してマージンコール発動
- ロスカット水準に達したらロスカット
FX取引などにおいて証拠金維持率が一定以下の水準になると、まずマージンコールが発動します。
マージンコールは、トレーダーが保有するポジションに対する証拠金が一定のレベル以下になった際に発生する警告のことです。その後、ロスカット水準に証拠金維持率が到達した場合に、ロスカットが執行されます。
しかし、Exnessの場合はロスカット水準に到達するとストップアウト保護機能が働きます。
Exnessのロスカット発動までの流れ
- 証拠金維持率が減少してマージンコール発動
- ロスカット水準に達したらストップアウト保護が発動
- ストップアウト保護以上の損失が発生するとロスカット
証拠金維持率がロスカット水準に達したら即ロスカットが執行される他社と異なり、Exnessはストップアウト保護機能のおかげで、わずかながらマイナス残高のまま損失に耐えることができるのです。
Exness独自のミッド価格と仮想バッファとは
Exness(エクスネス)ストップアウト保護は、価格急変やスプレッド拡大によるロスカットの可能性を減らす仕組みです。
ストップアウト保護では一時的に追加されるされる仮想資金(仮想バッファ)によって、本来のロスカット水準を割ってしまっても、ほんのわずかであればロスカットを避けることが可能です。
仮想バッファを決定するミッド価格
FX取引の価格は通常、買い(ロング)ポジションであればBID(売値)、売り(ショート)ポジションであればASK(買値)を参照してロスカットが執行されます。
しかし、Exness(エクスネス)のストップアウトはBID(売値)とASK(買値)ではなく、ミッド価格と呼ばれる仮想のスプレッド中間値を参照して執行されます。
ミッド価格の計算方法
[BID(売値)+ASK(買値)]÷2
そのため、スプレッドの急拡大時に跳ね上がったASK(買値)の影響を受けてロスカットが執行されるようなことも少なくなっています。
また、Exnessで良く見られるマイナス証拠金になってもポジションが決済されない現象は、このようにミッド価格によるロスカット判定を行っているからです。
ミッド価格による割引はロスカット判定のみ
「ミッド価格によるストップアウト」はロスカット判定だけの限定サービスで通常の決済注文は対象外という点に注意してください。また、必ずロスカットを防げるというものでもありません。たとえミッド価格を参照していたとしても、スプレッドの広がる方向と大きさによっては、内部的な有効証拠金が0円に達してロスカットが発動することもあります。
仮想バッファによってロスカットされにくくなる仕組み
Exness(エクスネス)のストップアウト保護は、仮想資金(仮想バッファ)を追加することで機能します。
この仮想バッファ―とは、急激な価格変動が起きた際に一時的にトレーダーの証拠金口座に追加される架空の資金のことです。仮想バッファのおかげで、口座残高が底をついてもストップアウトを回避し取引を継続できるのです。
仮想バッファの金額は、スプレッドとロット数に依存します。仮想バッファ―の計算方法は以下の通りです。
仮想バッファの計算方法
仮想資金額 = スプレッドの半分 × ロットでの取引量
例えばUSDJPYを10ロット取引し、直後に急落したケースを想定します。USDJPY10ロットのスプレッド(スタンダード口座)はおよそ10,000円ですから、口座残高が0円になると「スプレッドの半分」の5,000円が仮想的な余剰資金として追加されることになります。
この仮想バッファ―のおかげで口座残高がゼロでもストップアウトにならず、取引を継続することができるのです。USDJPYが反発すればこの仮想バッファ―は不要になりますが、回復せず10,000円の損失が確定すれば、その損失はExnessが負担することになります。
ストップアウト保護の悪用等が確認された場合
ストップアウト保護が乱用されたり、保護目的のツールとして利用されていない場合、Exnessはポジションの保護を取り消す権利を有します。
ストップアウト保護の補足と注意点
Exness(エクスネス)のストップアウト保護において取引手数料がかかる口座タイプの場合は、現在のスプレッドに加え、片道分の手数料の半分が仮想バッファとして加算されます。
しかし、トレーダーの利益とリスクの間のバランスを保つため無制限レバレッジ口座ではこの機能が使えない場合があるので注意しましょう。
Exnessのストップアウト保護の詳細を確認
Exness(エクスネス)のストップアウト保護は仮想のミッド価格の参照と仮想バッファ(仮想資金)を算出し、顧客口座へ内部的に入金してストップアウトを防ぐシステムです。
発動したストップアウト保護の詳細は、Exnessのマイアカウントページから確認できます。
ストップアウト保護金額の確認方法
Exness(エクスネス)のストップアウト保護金額を確認するためには、Exnessにログインしてマイアカウント画面を開きます。
マイアカウントの「パフォーマンス」を開き、「Exnessのメリット」をクリックすると以下の画面を確認することができます。
上記は実際にストップアウト保護が発生した口座です。「ストップアウト保護」にある金額は、ストップアウト保護の効果でExness側から仮想バッファ(仮想資金)が入金された総額になります。
「マイナス残高保護」の金額は、ゼロカットルールを適用されてマイナスの損失がゼロに戻った際、Exness側が損失を補填した総額です。
「スワップフリー」金額は、本来支払うべきスワップのコストが、スワップフリーにより支払い不要となった額となります。
ストップアウト保護の効果を詳細確認
Exness(エクスネス)のストップアウト保護の金額を、トレードごとに確認することができます。下記はストップアウト保護をクリックすると現れる仮想バッファの詳細な画面です。
ストップアウト保護で入金される仮想バッファは微々たる金額ですが、大きな資金やロットで取引する方はそれに比例して仮想バッファとストップアウト保護の金額も大きくなります。
Exnessのストップアウト保護は最後の安全策
Exness(エクスネス)のストップアウト保護は、トレードにおける最後のトレーダー救済策です。初心者から経験豊富なトレーダーまで、あらゆるレベルのユーザーにとって価値ある選択肢となるでしょう。
しかし、ストップアウト保護の恩恵を受けることは、リスキーな取引を行っている証拠でもあります。何度もゼロカットされてしまう方は、資金の分散やストップロスを設定する、レバレッジを下げるなどして、自己資金を守るよう努めましょう。
Exnessのストップアウト保護はExnessでしか利用できず、ユーザーにとってメリットしかありません。優れたトレード環境を提供するExnessを活用し、安心できるトレードを楽しんでみてください。