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SNS界隈で今、MYFX Markets(マイエフエックス マーケット)の出金遅延や出金拒否の話題でざわついています。Twitterでは、MYFX Marketsの信頼性を落としかねない内容が次々と投稿され、既存ユーザーからも不安の声が上がっています。当社はこの騒動の一部始終を明らかにするため、MYFX Marketsに真相を直撃しました。
この記事の目次
SNSでの反応
ユーザーからのクレーム
MYFX Marketsが大規模な入金ボーナスキャンペーンを行っている最中に、突如クッション機能の取り消しが行われました。
MYFX Markets側からユーザーへ分かる形での通達が無かったため、この突然の対応に不満を持ったユーザーがSNSへ書き込み、大きな話題となりました。
Twitterでは、下記のような出金拒否や利益の取り消し報告、サポートの対応の悪さ、突然のボーナス規約改変に対する不満の声が多く見られます。
これらはユーザーの一方的な書き込みであり、全てを鵜呑みにするのは正しい判断ではありませんが、悪い噂というものは一瞬で拡散されます。
これらの投稿により、多くのユーザーに影響を与えたことは確かです。
このような事態が起きた背景として、MYFX Marketsの豪華な入金ボーナスを悪用して利益を得るといった、組織的な不正が横行していたという事実があります。
また、大規模なボーナスキャンペーンを行ったことにより、海外FX事情に乏しいユーザー層がMYFX Marketsに多く流入してしまったという実態がありました。
実際に他の海外FX会社でもボーナスの悪用があり、キャンペーンが突如終了してしまったり、規約違反の取引を行うことでユーザーの利益の取り消しが行われるということはよくあることなのです。
勿論SNS上では悪い書き込みばかりではなく、「不正をしていなければ出金はできる」といった至極真っ当な書き込みもあるのですが、インパクトのある「出金拒否」という悪い単語だけがSNSで独り歩きしている感が見られてしまっています。
MYFX Marketsの初期対応
MYFX Marketsは不正取引をシステムで検知し、発覚当初は調査対象になったユーザーのみに忠告を行い、元金のみの出金として利益の取り消し後、口座の解約を行ったようです。
しかし、あまりにも急激に不正取引が増え、被害が膨らんだことから、急遽ボーナスのクッション機能を廃止しました。これはMYFX Marketsも苦渋の決断だったようです。
また、この不正取引の影響により一斉に出金申請が行われ、無関係のユーザーを含めた全ての出金処理に遅れが生じてしまっているようです。
MYFX Marketsの入金ボーナスはどういう内容だったのか?
MYFX Markets ボーナス開催の意図
MYFX Marketsがボーナス開催をした意図としては大きく3つあると考えられます。
- ユーザーの方々の入金を多くしてもらうことで、取引回数を増やしてほしい
- ボーナスをきっかけに新規でMYFX Marketsのユーザーを増やしたい
- 今までMYFX Marketsを使っているユーザーに還元したい
MYFX Marketsは、ボーナスなどのキャンペーンに積極的ではないブローカーですが、取引環境が優秀であることやサポートが充実していることで定評のあるブローカーです。
最近では、レバレッジの改定、追証の完全撤廃、手数料無料などサービスの改善にも積極的に取り組んでおり、もっと多くのお客様にこの素晴らしい取引環境を提供したいという思いから、入金ボーナス200%という豪華なボーナスの実施に至ったようです。
MYFX Marketsを昔からよく知っているユーザーにとっては、かなりのサプライズであったでしょう。
狙われたポイント
今回のボーナスキャンペーンを利用してどういったポイントが狙われたのでしょうか。
一番メインの手口としては、
- 組織的に複数口座を作り入金ボーナスを貰う
- 組織的に複数の口座で両建てを行う
- 両建てを行うことで一方の口座では利益が残り、もう一方の口座の損失はボーナスで補うことができる
こういった手口が使われていたのではないかと推測されます。
こうした悪質なユーザーのせいで真っ当な取引をしているユーザーに迷惑がかかってしまうのは大変残念なことです。
MYFX Marketsに真相を直撃(規約変更に至った経緯を聞いてみた)
どのようなボーナス不正利用があったのか?
MYFX Marketsでは、入金ボーナスを利用しての組織的な両建てによる不正取引が行われていたようです。海外FX業者ではボーナスの有無に関わらず口座間での両建てが禁止されていますが、MYFX Marketsも例外ではなく、MYFX MarketsのClient Agreement第23.2条a項及びb項により禁止されています。
今回のようにボーナスを利用して複数口座間で両建てした場合、ボーナス利用によって一つの口座がマイナスになっていても、もう一方でプラスになり、ボーナスで補われたマイナス分はゼロカットシステムで0に戻し、利益が出た口座は即利益の出金。その後また即入金をしてクレジットを再度受け取り同じ行為を繰り返す事で、ほぼ確実に利益を得る事が可能になります。
こういった不正行為は検知システムにより発見されるため、MYFX Marketsは対象となったユーザーに対し、利益の取り消し後、口座を解約したとのことです。しかし、SNSでは報復による出金拒否事実の拡散のような書き込みも見られ、MYFX Marketsは対応に苦悩しています。
実際に出金拒否や利益の取り消しを行ったのか?(対象となったユーザー数や不正利用による利益額はどれくらいなのか)
不正利用によるMYFX Marketsの損失額は、実に1,000万円以上との報告を受けております。
また、不正取引を行ったユーザーに関しては元金のみの出金として、利益の取り消し後、口座の解約をしているようです。
この対応に関してはクライアントアグリーメントにも明記してある対応なので正当な対応であると考えられます。
MYFX Marketsが急遽対応した規約変更の内容とは?
MYFX Marketsのボーナスの条件はかなり良い条件だったため、多くのトレーダーが入金をしてトレードを行っていました。
しかしこのボーナスを悪用して不正取引を行うユーザーが相次いだため、以下のような変更が行われました。
(有効証拠金/お受取りクレジット)×100%の金額が103%もしくはそれ以下となった場合や、お客様の口座残高金額を下回った場合は、ネガティブ残高発生防止の観点より、お受取りのクレジットボーナス分は削除されます。
この規約変更により、クレジットのクッション機能が消滅してしまい、ロスカットが相次ぎました。
MYFX Markets側からは急遽改定が決定となったことを謝罪し、返金対応を行っています。
実際被害額も1,000万円を超えているとのことで、早急な対応を迫られたのではないかと想像できます。
被害を被ったユーザーへの返金対応は実施済みか?
この急な利用規約の変更で、無関係ながら被害を被った人も一定数存在するのは事実です。
MYFX Marketsは不正な取引をしていないユーザーに対しての返金を現金にて行ってるようです。
会社によってはやり過ごしたりクレジットとして返金することも出来たかと思うのですが、MYFX Marketsのユーザーを第一に考えた良心的な対応策であると評価できます。
返金の仕方に関しては、ユーザーに自己申告を行ってもらい、順番に対応を行っているとのことです。
基本的に返金の対象は8月26日までにロスカットしたユーザーを対象にしていますが、実際に被害を受けたユーザーに対しては柔軟な対応を行っているようです。
合計の返金額は数百万円を上回る金額のようで、現在も対象となるユーザーには返金を継続しています。
騒動の真実とMYFX Marketsの安全性を再確認
騒動の真実としては
- 一部の悪質なユーザーが集団でボーナスを悪用したことにより、キャンペーンを急遽変更せざるを得なかった
- 不正な取引を行っていないユーザーにも影響が出たが今は解消されている
- 実際にMYFX Markets側は大きな被害を被っている
- SNSで拡散されている情報はクレーマー体質の声が大きくなりすぎて正当な意見を目にする機会が少なくなっている
こういったことが事実のようです。
実際にMYFX Markets側としては多くの人に取引を活発に行ってもらいたいといった考えがあったと思われますが、それが裏目に出てしまう形となってしまいました。
また今回の騒動でMYFX Marketsの対応としては
- 出金の遅れがあったにせよ、迅速な対応をしていた
- 急な規約変更のために損失を被ったユーザーに対して現金で返金している
という誠実な対応をしていました。
この対応はなかなかできることではなく、非常に評価できる対応であると言えます。
MYFX Marketsは日本語表記の無い時代から良い評判がたくさんありました。
そのため今回のような不正取引を行う方々によってあらぬ噂を立てられてしまう事はとても残念でなりません。
今回のような騒動は、MYFX Markets含めブローカーの方々はなかなか個々のユーザーに真相を伝える機会を設けるのが難しいため、MYFX Marketsの釈明をインタビューさせて頂き真相をお伝えしました。
この記事を読んでいる皆様にはこのような事実を踏まえた上でMYFX Marketsの騒動の真相を判断して頂きたいところです。