XMの1,000倍レバレッジを完全解剖！おすすめ設定や変更方法も紹介

XMのレバレッジに関する基礎知識

ハイレバレッジブローカーとして知られるXMTrading（エックスエム）ですが、多様なボーナスの提供もあり、はじめての海外FX業者として開設される方も多く見られます。

少ない資金から莫大な利益を得られることが魅力の海外FXですが、大きな利益を得るためにはレバレッジの利便性とリスクをしっかりと把握しておかねばなりません。

XMのレバレッジに関する基礎知識

まずは海外FXをはじめて間もない方へ向けて、レバレッジに関する基礎知識をお伝えします。

小さな資金で大きな金額の取引ができる

レバレッジは、海外FX業者から資金を借り入れることで、自己資金以上の取引を可能にする仕組みを指します。この概念は「てこの原理」から派生しており、小さな力で大きな効果を得ることを表現しています。

XMTrading（エックスエム）では、担保となる証拠金を提供することで、預けた資金に対して最大1,000倍の取引が可能となります。

この高いレバレッジの利用により、少額の資金からでも大きな利益の獲得が期待できるのが海外FXの魅力です。

証拠金に余裕が生まれて柔軟な取引ができる

XMTrading（エックスエム）のレバレッジを使うメリットは、ハイレバレッジを利用して少額から大きな利益を得ることができる点だけではありません。

国内FXは極端にレバレッジが低いため、「ドル円を買ってゴールドを売り、さらに株価指数を売りたい。しかし証拠金が足りずにドル円しか買うことができなかった。」このような状況に陥ることが多々あります。

一方で、XMのようにハイレバレッジを提供する海外FXでは、膨大な資金を用意することなく大きな取引を行えるため、取引における柔軟性が向上し一度に多様な通貨ペアを取引することが可能となります。

ハイレバレッジを上手く活用すれば、スイングトレードをしながらスキャルピングを行うなど、様々なトレード戦略が可能になります。

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大きくレバレッジかけるとリスクが増大する可能性も

レバレッジは便利なツールである一方で、極端なレバレッジ利用は損失も増大させる可能性があります。

100万円簡単に稼ぐことができるが、100万円を一瞬で失うことも可能なのがハイレバレッジです。価格の変動により口座資金を超える損失を被る可能性もあるため、資金を失うリスクも高まることに注意が必要です。

また、通常とは異なる高額な取引は、トレーダーに感情的な不安やストレスをもたらす原因ともなりえます。

過度のレバレッジ利用は、高いリターンを追求するあまり過度なリスクを背負い、資産の喪失や破産に繋がる可能性が高まるため、レバレッジの扱いには十分な注意を払う必要があります。

XMでのおすすめレバレッジ設定

XMでのレバレッジ計算方法

XMTrading（エックスエム）の最大レバレッジは1,000倍に設定されていますが、実際のトレードを行う際には、必要証拠金の計算方法や実効レバレッジの理解が重要です。

これらの知識を理解しておくことで、資金管理を適切に行いながらトレード戦略を効率的に実行することが可能となります。この章では、以下の2項目について解説します。

XMでのレバレッジ計算方法

実効レバレッジの計算方法

実効レバレッジは、保有ポジションの総額を口座内の資金総額で割り出すことで計算する、ポジションの総額に対するレバレッジです。

この倍率が低ければ証拠金維持率が高まるため、ロスカットされる可能性は減少します。逆に、実行レバレッジの倍率が高ければ損失が発生した際にロスカットに遭いやすくなります。実効レバレッジは以下の式で求めることができます。

実効レバレッジの計算方法

それでは、具体的な例を通じて実効レバレッジを計算してみましょう。1ドルが100円の時に1ロット（10万通貨）の取引を行った場合、証拠金残高が1千万円、100万円、1万円のそれぞれのケースで実効レバレッジにどのような違いが生じるのかを観察してみましょう。

実効レバレッジの計算例①

実効レバレッジの計算例②

実効レバレッジの計算例③

上記のように、口座残高の違いによって実効レバレッジに大きな違いが生じています。実効レバレッジが高まるほどロスカットのリスクも増大します。レバレッジ取引に慣れていない方は、実効レバレッジを国内FXと同程度の25倍以内に保つように意識することが望ましいでしょう。

必要証拠金の計算方法

XMTrading（エックスエム）では、証拠金と呼ばれる一定の金額を担保として預け入れることで、その金額に対してレバレッジをかけた取引が可能となります。

取引のレバレッジに応じて、必要な証拠金を定める計算式を見ていきましょう。証拠金の計算方法は以下の通りです。

証拠金の計算例

例えば、最大レバレッジ1,000倍のXM口座で、ドル円が150円の際にロングポジションを1ロット（10万通貨）取引する場合、必要な証拠金を算出する計算式は次のようになります。

証拠金の計算例

XMでは、「証拠金計算機」を提供しており、このツールを使えば、レバレッジや取引数量を入力するだけで瞬時に必要証拠金を計算することができます。ぜひ活用してみてください。

また、以下の表は2023年10月時点のレートで必要証拠金を導き出したものです。取引の際の目安としてご活用ください。

1ロットあたりの必要証拠金一覧（※）

「USDJPY＝150円」「EURUSD＝157円」「GBPUSD＝182円」として計算

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XMの最大レバレッジ一覧

XMTrading （エックスエム）では、銘柄グループによって最大レバレッジが異なります。中にはレバレッジが極端に低く抑えられている取引ペアもあるため、事前に把握しておくことが大切です。この章では、XMの銘柄別の最大レバレッジについて詳しく解説していきます。

XMの最大レバレッジ一覧

メジャー通貨ペアのレバレッジ

XMのメジャー通貨ペア一覧

XMTrading（エックスエム）のメジャー通貨ペアは、最大1,000倍のレバレッジで取引可能ですが、証拠金残高の増加によりレバレッジが段階的に制限（規制）されます。

また、ゼロ口座のみ最大500倍となっているため、ハイレバレッジが目的の方はスタンダード口座やKIWAMI極口座を利用すると良いでしょう。

メジャー通貨ペアのレバレッジ制限

マイナー・エキゾチック通貨ペアのレバレッジ

XMのマイナー・エキゾチック通貨ペア一覧

XMTrading（エックスエム）のマイナー・エキゾチック通貨では、銘柄ごとに異なるレバレッジ規制が適用されます

マイナー・エキゾチック通貨ペアの最大レバレッジ

また、マイナー通貨ペアの最大レバレッジは口座タイプに関係なく最大400倍ですが、一部の銘柄には証拠金の残高によるレバレッジ制限もあります。下記の表に該当する銘柄の取引をする際には確認が必要です。

レバレッジ制限のある取引銘柄

制限の条件

貴金属のレバレッジ

XMの貴金属CFDの銘柄一覧

XMTrading（エックスエム）の貴金属CFD商品では、ゴールドが最大1,000倍、シルバーは最大400倍、パラジウムとプラチナは固定で22.2倍のレバレッジが適用されます。

さらに貴金属CFDでは、口座タイプによってもレバレッジが異なるので注意しましょう。

「マイクロ」「スタンダード」「KIWAMI極」口座における貴金属CFDのレバレッジは以下の通りです。

スタンダード / マイクロ / KIWAMI極口座の貴金属レバレッジ

「ゼロ」口座における貴金属CFDのレバレッジは以下の通りです。

ゼロ口座のレバレッジ

株式CFDのレバレッジ

XMの株式CFD銘柄一覧

XMTrading（エックスエム）の株式CFDでは、口座タイプや有効証拠金によるレバレッジ規制はなく、発行国別による固定制のレバレッジで制限されています。

株式CFDのレバレッジ

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株価指数CFD商品のレバレッジ

XMの株価指数銘柄一覧（現物）

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XMTrading（エックスエム）の株価指数CFDは2種類あり、現物商品と先物商品が取引できますが、口座タイプや有効証拠金によるレバレッジ規制はなく、同一銘柄におけるレバレッジは現物、先物共に共通の固定制レバレッジで制限されています。

現物株価指数と先物株価指数それぞれレバレッジは以下の通りです。

株価指数（現物CFD）

株価指数（先物CFD）

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エネルギーCFD商品のレバレッジ

XMのエネルギーCFD銘柄一覧（現物）

XMのエネルギーCFD銘柄一覧（先物）

XMTrading（エックスエム）のエネルギーCFDには現物商品と先物商品の2種類が用意されています。

現物、先物共に固定制レバレッジによる制限があり、現物取引では先物より高い200倍の固定レバレッジで取引ができます。

また、エネルギーの先物商品は、原油が66.7倍、天然ガスは33.3倍の固定制レバレッジとなっています。

エネルギー（現物CFD）

エネルギー（先物CFD）

仮想通貨CFDのレバレッジ

XMの仮想通貨CFD銘柄一覧

仮想通貨の最大レバレッジ

XMTrading（エックスエム）の仮想通貨CFDでは、最大レバレッジが銘柄ごとに異なるため、トレードの際には注意が必要です。

仮想通貨CFDの最大レバレッジ

仮想通貨のダイナミックレバレッジ

最大レバレッジが250倍以上の仮想通貨ペアには、「段階式証拠金率」としてダイナミックレバレッジが採用されているため、これらの銘柄では取引量に応じてレバレッジが制限されます。

仮想通貨CFDのダイナミックレバレッジ詳細

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XMのレバレッジ制限と規制

XMTrading（エックスエム）では、有効証拠金や口座タイプごとにそれぞれレバレッジ規制（制限）が設けられています。

これは利用者の証拠金を、相場の急変動などの想定外のトラブルから守るための措置として考慮されたものです。

仮想通貨CFDのダイナミックレバレッジ詳細

仮想通貨CFDには「取引ロット数によるレバレッジ規制」があるので、適用される各種レバレッジ規制を取引前に確認しておくと安心です。

また、XMにおいては1アカウントで保有する証拠金残高の総額によってレバレッジが変動するため、トレードを始める前にアカウント内の証拠金額を確認するなどの癖をつけておくとよいでしょう。

取引ロット数によるレバレッジ規制

有効証拠金によるレバレッジ規制

XMTrading（エックスエム）では、リアル口座の有効証拠金によってレバレッジ制限が段階的に設定されています。有効証拠金は、ボーナスと損益を合算した証拠金残高のことを指します。

有効証拠金によるレバレッジ制限

最大レバレッジは4万USDを超えると500倍に、8万USDを超えると200倍に、20万USDを超えると100倍に制限されるので、有効証拠金が増えてきた際にはレバレッジ制限に注意しましょう。

レバレッジ制限はアカウント単位で行われる

XMTrading（エックスエム）では、アカウント単位でレバレッジ制限が実施されます。この制限は、個別の取引口座の証拠金額ではなく、同一アカウント内の全口座の合計残高（有効証拠金）に対して適用される仕組みとなっています。

さらに、取引口座に付与されたボーナスや保有ポジションの含み益・含み損も、それぞれ未実現損益として有効証拠金額に計上されます。自身が保有する口座残高の総額を常に確認し、把握しておくことが重要となります。

有効証拠金の計算方法は、以下の通りです。

有効証拠金の計算方法

また、取引の最中であっても利益の増加や追加の入金があった際は、有効証拠金によるレバレッジ制限が適用される場合があります。

経済指標や時間帯のレバレッジ規制はなし

XMTrading（エックスエム）では、夜間や週末、または経済指標発表時の前後といった流動性が低下する時間帯においても、基本的にレバレッジや証拠金率が変動することはありません。これにより、取引環境は安定し、トレーダーはいつでも同じ条件下でトレードを継続することが可能です。

しかし、相場の状態や世界情勢によってはレバレッジの制限が入る可能性もありますので、注意が必要です。

XMからのメールやSNSなどを常に確認し、制限がかかるなどのアナウンスがあった際には焦らずにポジションの利益確定などを行うと良いでしょう。

口座タイプによるレバレッジ制限

XMTrading（エックスエム）ではリアル口座開設時に選択した口座タイプにより、それぞれレバレッジの制限される内容が異なります。

1アカウントで最大口座まで開設できるので、トレードスタイルによってそれぞれを開設するのも1つの方法です。

KIWAMI極口座をメインとしてスキャルピングトレードをしながら、スワップの恩恵を享受できるスタンダード口座でスイングトレードを行うというように、口座で分けてポジション管理を行うのも良いでしょう。

XMの口座タイプ別レバレッジ制限

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XMTrading （エックスエム）では「スタンダード口座」「マイクロ口座」「KIWAMI極口座」「ゼロ口座」の4種類の口座タイプを提供しています。各口座で取引条件やボーナスの有無などが異なるため、しっかりと把握して選ぶことが大切です。

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ロット数によるレバレッジ制限

XMTrading（エックスエム）では、最大レバレッジが250倍以上の仮想通貨ペアに限り、ロット数に応じてレバレッジが変動する段階式証拠金率（ダイナミックレバレッジ）が採用されています。

これら銘柄は、取引ロット数が増加するにつれてレバレッジが制限されるため、大きなポジションを持つ際には注意が必要です。

取引ロット数によるレバレッジ規制（BTCUSD）

レバレッジ制限の解除方法

レバレッジ規制の解除を希望する場合には、まず有効証拠金額を出金などして400万円以下に減らし、その後、XMのサポートデスクにメールでレバレッジ規制解除の要望を伝える必要があります。

また、ゼロ口座においては、最大レバレッジが無条件で500倍に制限されており、この制限を解除して1,000倍に設定することはできません。最大1,000倍のレバレッジを活用したい場合には、「スタンダード」、「マイクロ」、または「KIWAMI極」口座の利用を検討しましょう。

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XMでのレバレッジ変更方法

XMTrading（エックスエム）では、マイページから申請することでいつでもレバレッジ変更を行うことができます。

XMのレバレッジ変更方法

STEP1 マイページにログイン

レバレッジを変更する際は、「マイページ」にログインし「マイアカウントの概要」からレバレッジを変更したいアカウントを選択しましょう。

XMTrading ログインページを開く

STEP2 「マイアカウントの概要」からレバレッジを確認

レバレッジ項目の右側にあるペンシルタイプのアイコンをクリックしましょう。また、マイページでは現在のレバレッジが何倍なのかも確認することができます。

STEP3 倍率を設定してリクエストを送信

変更したい倍率を選び、「リクエスト送信」をクリックすると変更が可能です。また、リクエストは即時変更されるので、「マイアカウントの概要」から確認すると良いでしょう。

XMでのおすすめレバレッジ設定

XMのおすすめレバレッジ設定は、決して高ければいいというものではありません。継続して利益を得るためにはリスク管理が最重要です。

今回は、ハイレバレッジのギャンブル的なトレードではなく、安全とリスクのバランスの取れたレバレッジ設定を紹介します。

XMでのおすすめレバレッジ設定

初心者トレーダーのおすすめレバレッジ設定

まだFXをはじめて間もないトレーダーは、100倍～200倍のレバレッジがおすすめです。レバレッジが低いからと言って、決して初心者向けの設定というわけではありません。実際に利益を獲得し続けているトレーダーの多くは100倍～200倍程度の実効レバレッジを使用していることが多く、継続した利益を狙うことができます。

初心者トレーダーは、加減が分からず知らずのうちにハイレバレッジになってしまうリスクがあります。口座のレバレッジをあらかじめ低く設定しておき、ゆとりのあるトレードを身に付けるべきでしょう。

また、初心者でありがちなのが、大きな利益を挙げることが正義と勘違いしてしまうことです。確かに利益は大きいほど嬉しいですが、過度なリスクをとってしまうとそれは後々癖になります。

一度だけならと割り切ることが出来れば良いのですが、利益を挙げれば快感を覚え、損失を出せばムキになってしまうので、後々自分自身が苦しむことになります。まずは控えめなレバレッジで取引することを徹底しましょう。

中級者トレーダーのおすすめレバレッジ設定

ある程度経験のあり実効レバレッジの知識があるトレーダーは、300倍～500倍のレバレッジがおすすめです。最も自由度の高い1,000倍のレバレッジがおすすめと言いたいところですが、実際に1,000倍の実効レバレッジを使用してエントリーすることはほぼありません。ましてや、フルで使えば500倍ですら危険なギャンブルです。

中級者トレーダーと言えども、熱くなってしまう瞬間は必ずと言っていいほど訪れます。取るべきリスクとそうでないリスクの判断力が鈍っている状態では、ズルズルと損失を出し続けてしまいます。そういった状態での損失をできるだけ抑えるためにも、口座のレバレッジは控えめに設定しておくことをおすすめします。

仮想通貨トレーダーのおすすめレバレッジ設定

仮想通貨トレーダーは100倍のレバレッジがおすすめです。アグレッシブな仮想通貨トレーダーでも実際に使用する実効レバレッジはせいぜい25倍～50倍程度でしょう。ゼロカットを背にする戦術でもない限り、100倍でも十分にハイレバレッジです。

かつては国内仮想通貨取引所でも25倍で取引可能でしたが、25倍でもフルで使えばあたりまえのようにロスカットに遭うのが仮想通貨取引です。リスクと安全のバランスを保ち、資金を減らさないトレードを意識することをおすすめします。

レバレッジはリスクに応じて選ぼう

XMTrading（エックスエム）では、レバレッジを1,000倍にして極端な利益を狙うことも、100倍のように控えめに設定することも、利用者の匙加減一つです。

しかし、利益や勝率に対して過度なリスクを取り続ければ、資金を守り続けることは難しくなります。そうならないためにも、レバレッジに関する正しい知識と適切なレバレッジ設定を身につけなければなりません。

FXで継続して利益を挙げるためには、利益とリスクのバランスを自身の能力に合わせ、コツコツと利益を積み上げるのが最も近道です。本記事で紹介した内容を実践して、より多くの利益を残せるトレーダーを目指しましょう。

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