スキャルピング
2018.06.25
FXの取引手法には数日から数週間で決済する「スイングトレード」や数時間から1日程度で利益を確定させる「デイトレード」などの方法があります。これに対してスキャルピングは、トレードの手法のひとつで、一定方向に動く最小の時間単位で利益を薄く確実にもぎ取り、数銭の利ざやを取って利益を確定していくトレードスタイルの事を指します。
早いもので数秒から数分で決済し、1日のうちに何十回もの取引を繰り返すため、専業の、プロトレーダー向きの手法といえます。数銭で利益を出していくためには運用資金が非常に潤沢であるか、もしくはハイレバレッジをかける必要があることから、海外FXブローカーを利用して行う投資家が多くなっています。
他の投資方法と比べて決済するまでの期間が短いので値幅も少なくなりますが、その分1回あたりの取引通貨量を多くしたり、高いレバレッジをかけて運用したりすることで、高い利益を追求します。そのため、初心者向きの投資法ではありません。
また、スキャルピングを行うには数秒の判断が大切になりますので、決済においてFX会社のツールの操作に慣れておく必要があります。これらのことから、スキャルピングはある程度FX取引に慣れた人に向いている取引方法です。
読み方
スキャルピング・すきゃるぴんぐ