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XS.com（エックスエス）で複数アカウントが開設可能に
XS.com（エックスエス）が、1人のユーザーが複数のアカウントを開設できるようにアップデートしました。複数の口座ではなくアカウント自体を複数保有することが可能になり、より柔軟な取引管理を行えるようになりました。
アカウント開設と追加口座開設の違い
まずは、アカウント開設と追加口座開設はどう違うかを解説します。アカウントは、XS.com（エックスエス）におけるユーザー別に割り当てられるもので、個人情報や認証情報を含む全体的なプロフィールを指します。
一方、口座は各アカウント内で開設できる取引用口座のことです。例えば、スタンダード口座、プロ口座、セント口座などを同一アカウント内で複数開設することができます。
複数アカウントを使うことで異なるIBパートナーを利用できることや、口座を使い分けられるといったメリットが生まれました。
XS.com（エックスエス）で複数アカウントを開設するメリット
XS.comの複数アカウント開設方法
XS.com（エックスエス）で複数のアカウントを開設する方法は、基本的には従来の新規登録の方法と同じです。ただし「同一の電話番号を入力する」、「異なるメールアドレスを入力する」という条件があります。具体的な方法をご紹介します。
まず以下のリンクからXS.com（エックスエス）の口座開設ページを開きましょう。
同一の電話番号を入力する
口座開設ページでは以下の画面が表示されます。このうちまず「④電話番号」は、「すでに持っているアカウントを登録した時と同じ電話番号」を入力します。
今回XS.com（エックスエス）は、複数アカウントを作成するための条件として「同じ携帯電話番号を登録することを条件」としています。他のアカウントと違う電話番号を入力してしまうと、同一人物として処理できず、アカウントの不正利用が疑われてしまう要因ともなるため注意しましょう。
異なるメールアドレスを入力する
次に、「⑤メールアドレス」に「すでに持っているアカウントとは異なるメールアドレス」を必ず入力します。既存のアカウントと同じメールアドレスを入力してしまうと、「このメールアドレスは既に使用されています。」となってしまい先に進めません。
あとは通常の口座開設を進めますが、その他の項目に関しては、既存のアカウントと同じ情報を入力します。
今のところ会員ページでアカウント追加できるといったシステムは無く、上記のように口座開設ページから1からアカウントを開設する必要があります。
XS.com（エックスエス）で複数アカウントを開設するメリット
同一業者内でFXのアカウントを複数持てることに、どのような意味があるのか分からない方もいるかもしれません。XS.com（エックスエス）でアカウントを複数開設できるようになると、どのようなメリットがあるのかを解説します。
複数のIB（招待リンク）と紐付けられる
XS.com（エックスエス）で複数アカウントの開設が可能となると、各アカウントで異なるIBリンク（招待リンク）と紐付けられるようになります。IBリンクとは、Introducing Broker（紹介ブローカー）の略で、第三者がFX業者を紹介プログラムを紹介して報酬が得られるシステムです。
紹介者は登録してもらうために、キャッシュバックやEA利用などの特典を提供していることがあります。複数アカウントではこれを分けて受けることが可能です。
今までは複数の招待者からXS.com（エックスエス）の招待を受けていたとしても、どなたか1人からしか口座の開設ができませんでした。
用途・手法ごとに使い分けられる
複数のアカウントが開設できるようになったことで、用途や手法ごとにアカウントを管理できるようになります。
例えば、通常の取引用のアカウント、EA（自動売買）用のアカウントなどでも分別して管理できるようになり、収益が混同してしまわないため使いやすいです。通貨ペア・銘柄ごとにアカウントを変えたりも、より柔軟にトレードが管理しやすくなるでしょう。
アカウントを分けてリスク分散できる
複数のアカウントを持つことで、リスク分散としても活用可能です。例えば、高リスク・高リターンの戦略と、低リスク・低リターンの戦略を別々のアカウントで運用することができます。
例えば高リスクの取引を特定のアカウントに限定することで、他のアカウントでの取引に対する心理的影響を抑えることができます。資金管理がしやすくなるというメリットもあります。
XS.com（エックスエス）で複数アカウントを開設する際の注意点
XS.com（エックスエス）で複数のアカウントを口座開設する際の注意点を解説します。あらかじめ把握しておくことで、想定外のトラブルを避けられるでしょう。
各アカウントは完全に独立している
XS.com（エックスエス）で作った複数のアカウントは、完全に独立した別のアカウントとされます。つまりアカウント同士に互換性などはありません。具体的には、資金や各種設定などを共有したりすることはできません。
また、取引履歴なども一斉に出力できないため、トレードの検証などをする際には多少不便さを感じることもあるかもしれません。
アカウントの統合はできない
複数作ったアカウントを統合させて1つのアカウントにしたり、あるいは他のアカウントにコピーすることなどもできないため注意が必要です。
IBパートナーの変更はできなくなる
以前は可能だった、アカウントに紐付いているIBパートナーの変更ができなくなりました。これはサービス内容の変更にともない、IBが複数アカウントで複数紐付けられるようになったためです。
IBの変更をするのではなく、今後は新しく別のアカウントを作ってそこに紐付けましょうという対応になります。1つのアカウントで管理を統一していた方は注意が必要です。
複数アカウント間の資金移動はできない
XS.com（エックスエス）の複数アカウント間では資金の移動はできません。別のアカウントに資金を移動したい場合は、一度出金して再度別のアカウントに入金をするという手続きを踏む必要があります。
入出金に関する手数料、振込手数料など各種手数料がかかってしまう可能性があるため注意しましょう。複数アカウント間の資金移動に関しては、現状はできませんが、今後できるようになる可能性もあるため、XS.com（エックスエス）の告知をよくチェックしておきましょう。
本人名義でのアカウントしか作れない
複数アカウントが作成できるようになりましたが、別名義のアカウントは作れません。あくまで作れるのは本人と同一名義のアカウントのみです。
同一携帯電話番号で登録する必要があります。これは家族や同一世帯同居人であっても同様で、名義が別の場合は作れません。
XS.com（エックスエス）の複数アカウントをうまく使い分けよう！
XS.com（エックスエス）のように同じFXブローカーの中で複数のアカウントを開設できるケースは珍しく、うまく使い分けることでメリットがあります。
XS.comはトレーダーの要望に応えて、サービスの使いやすさと質の向上に努めています。直近ではスワップフリー口座を導入しており、今後も継続的なアップデートが行われる可能性が高いでしょう。
さらに、XS.comは高い安全性を誇り、日本人向けのサポートやサービスも充実しています。ぜひXS.com（エックスエス）での口座開設を検討してみてください。
