通貨ペア
2018.07.02
通貨ペアとは、為替取引で使われる用語で、通貨を売買する際、取引を行う通貨の組み合わせをいいます。外貨と円貨の組み合わせや外貨と外貨の組み合わせがあります。
例えば、「A通貨/B通貨」とするとA通貨が取引通貨でB通貨が相対通貨になり、一般的に為替取引においてはA通貨で取引し損益はB通貨で算出する仕組みとなっています。
日本でよく取引されている通貨ペアには、米ドル/円・ユーロ/円・ポンド/円など円と取引するものが挙げられます。ほかにも、ユーロ/米ドル・米ドル/ポンド・豪ドル/米ドルなど外貨同士のペアの取引も可能です。
なお外国為替証拠金取引ではFX会社によって、取引できる通貨ペアの種類が大きく異なっており多いところでは100を超すところもあります。さまざまな通貨ペアを組み合わせて保有していると発生するのが、リスクの軽減です。
例えば、値動きが逆である通貨ペア同士を保有している場合、含み損を軽減させる効果が期待できます。また、買い・売りのポジションを変えれば、同じ通貨ペアでも異なる戦略の取引が可能です。
読み方
ツウカペア・つうかぺあ