勝ち組投資家になるために!お勧めのFXやリスク計算などについてまとめてみました
FX初心者のお役立ち情報
景気がどうあれ、現在ご自身が就いている職業が将来的にも同じように稼ぐことができるかといえば、未来のことは誰にもわかりません。不安になるよりはご自身で勉強して投資し、将来に向けての貯金額を増やしていきたいという人が増えています。今回は、そんな投資の種類やそのリスクについて、まとめてみました。
投資種類を知ろう!ハイリスク・ハイリターンの投資商品とは?
投資商品はリスクとリターンで分類できる
リスクとは、将来において損益がどれぐらい見込めるかについての不確実さのことです。一般的にはリスクというと、災害リスクのように発生したら損額が発生するものをイメージするでしょうが、投資の世界では、儲け度合いが不確実なこともリスクといいます。
例えば、満期までの期間に、固定利率に基づく利息収入がある場合や元本保証されている場合はローリスク、大幅な値上がり益も見込める反面、多大な損失を被る可能性もある場合はハイリスクといいます。一方、リターンは利益がどれぐらい見込めるかのことで、収益率と呼ばれます。
低利率の利息が約束されているだけの商品であればローリターン、うまくいけば投資額が2倍、3倍にもなるような投資商品はハイリターンといいます。
投資商品の種類を理解するためのポイントであるリスクとリターンは「あちらをたてればこちらがたたず」の関係にあります。こういった関係を、トレードオフといいます。そのため、投資商品を選ぶ場合は、ハイリターン・ローリスクの商品を選ぶのが得策ですが、ハイリターンを狙いたい場合は、どうしてもハイリスクになる可能性が高くなることは、理解しておく必要があるでしょう。
ハイリスク・ハイリターンの投資商品
ハイリターンを狙いたい場合は、ハイリスクを覚悟する必要がありますが、具体的にはどんな商品が該当するのでしょう?
ハイリスク・ハイリターン商品の代表例としては、株や債券の信用取引やFX、そしてデリバティブ取引などが挙げられます。このうち、信用取引とFXは似ているところがあります。それは、取引に損失が生じた際の担保となるような証拠金を投資家がブローカーに拠出し、ブローカーから資金などを借りて実際に取引を行うものです。
このタイプの商品の特徴は、元本見合ともいえる少額の証拠金を拠出しレバレッジをかけることで、証拠金を大幅に上回る取引ができる点です。
特にFXについては、国内で25倍まで、海外は1,000倍近いレバレッジがかけられる場合もあります。レバレッジの倍率を上げることでハイリターンが狙えますが、その分ハイリスクになります。
短期間で大きなリターンを狙うのであれば、FXなどのハイリターン商品を活用するのは有効な方法ですが、その分リスクが大きくなり、投資元本を上回る損失が発生することもありますので、身の丈を超える取引金額にならないよう、注意する必要があるでしょう。
FXの3大リスクを知って勝ち組FX投資家になろう!
為替変動リスクと金利変動リスク
FX投資における3大リスクのひとつ目は、為替リスクです。FX取引は外国通貨取引ですので、為替リスクがつきまといます。保有している通貨が強くなれば、その通貨を弱くなった通貨に換算する場合に、為替差益が生まれます。一方、弱くなってしまった通貨を保有していれば、ほかの通貨に換算した時に為替差損を被ることになります。
為替変動は、通貨発行国の景気や経済成長、中央銀行の金融政策、政情不安等によって予想外の動きをすることもあります。最悪の場合に備えてロスカットなどの仕組みを活用し、為替差損が青天井で大きくなることを防ぐ工夫が必要になるでしょう。
FX投資の3大リスクの2つ目は、金利リスクです。金利は通貨単位、つまり通貨の発行国単位(一部EUのような広域通貨もあります)の金融情勢や、金融政策によって決まります。ある通貨の金利が変動することによって、FX取引におけるスワップポイントが変動することになります。受取りだったスワップポイントが、金利変動により支払いに転じるリスクもあるのです。
FXの特徴であるレバレッジリスク
FX投資における3大リスクの最後は、レバレッジリスクです。FX取引での特徴は、高倍率のレバレッジをかけられることです。国内取引であれば25倍までに規制されていますが、海外FXの場合は100倍をゆうに超える倍率が可能である事ブローカーも珍しくありません。ハイレバレッジで取引したい人は、海外FXを試してみるといいでしょう。
レバレッジとは梃の原理のことで、少ない証拠金で何倍もの大きな金額の取引ができることを表しています。相場が予想通りの方向へ変動すれば、少額の投資で大きな利益を手にすることができますが、予想に反する方向へ変動した場合は、証拠金を超える損失を被る可能性もあります。
対処法としては、ロスカットの設定などが有効ですが、あまりに急激な変動があると、このロスカットが上手く働かず損失が膨らむ可能性もゼロではありません。そういった点に不安を覚える人は、海外FXの追加証拠金ゼロの仕組みを利用するといいでしょう。最悪の場合でも、最初の証拠金を失いますが、それが損失の最大値で、投資額を超える損失を被るリスクは避けられます。
これらの3大リスクを正しく理解して対処していけば、勝ち組FX投資家に近づけるはずです。
FXでも可能?ローリスクで堅実な投資とは
代表的なローリスク・ローリターン投資
ローリスク・ローリターンというと、敷居が低いように思われがちですが、実は最も難しい投資のひとつともいえます。正直なところ、リターンはリスク管理と覚悟さえあれば、いくらでも狙うことが可能です。それよりも、リスクを確実に低く留めるほうが難しく、金融商品でもそれほど数は多くありません。
まず、ローリスク・ローリターンの代名詞といえば、銀行預金でしょう。平成に入ってからはバブル経済の崩壊を受けて、銀行の破綻が相次ぎましたが、それでも大手都市銀行や地方銀行クラスであれば、破綻のリスクはかなり低いのです。
その代わり金利は非常に低く、300万円以下の普通預金であれば0.02%台、1,000万円以上の大口で10年ものの長期定期預金でも0.1%台後半という数字です。100万円預けて利子が数百円から2,000円弱という世界ですから、現金資産が数億円あるような富裕層であるならともかく、一般の人々が投資として選択するには、考慮の余地があるかもしれませんね。
銀行預金のほかに、ローリスク・ローリターンな投資といえば、個人向け国債があるでしょう。国債は国が発行する債券で、元本を保証しています。リスクはといえば、そもそも国が潰れるということは投資どころではない状況なので、あまり想定しても意味がありません。
個人向け国債は定期預金の半年のものより利率が高く、1年以上保有したのちに売却することで、元本が保証されるような10年満期で変動金利のものがお勧めでしょう。リターンは定期預金よりも若干有利程度ですが、ローリスクという観点では最高クラスのものといえるかもしれませんね。
FXでローリスク・ローリターンは可能か?
銀行の定期預金や個人向け国債は、確かにローリスクですが、投資をするからにはリスク管理をご自身で行って、もう少し上を目指したいという方もいるでしょう。
そんな時は、FXのレバレッジ等倍投資法がお勧めです。FXはレバレッジ(倍率)を上げていくことで、実際の資金以上の取引が可能になりますが、これをあえて1倍に抑えます。実質的に外貨預金と同じく、スワップポイントで利益を上げることになりますが、FXのほうが収益をあげられる機会が多くなります。
通常の外貨預金で利子がつくまでには長い時間を要しますが、FXでは翌日にポジションを持ち越せば、日毎にスワップポイントを受け取れます。また、通貨ペアを複数購入することでリスク分散も可能です。
さらに、海外FXのブローカーではスワップフリー口座を作成可能なブローカーも存在し、他国通貨の金利を丸々受け取ることができます。将来的にレバレッジを自由にきかせ、少額の資金を分散投資するというリスクヘッジを行うのであれば、取引単位の小さな海外FXも大いに検討の余地があるでしょう。