これから始める人必見!投資セミナーの探し方とサラリーマンにオススメしたい投資分野
投資に関する基礎知識
これから投資を始めるという方の場合、なにから始めたらいいのか分からないという人も多いはずです。そのようなときに、活用したいのが投資セミナーです。投資セミナーではその時期の景気動向や情勢などを反映したタイムリーな話を聞くことができます。ここでは、そんな投資初心者の方の為にお勧めしたい投資セミナーの探し方と投資分野をご紹介します。
投資セミナーの探し方とは?お勧め方法3選
NISA制度(少額投資非課税制度)の導入で初めて投資をした人や、株式や投資信託に加えて海外FX取引に挑戦したばかりの人などは、投資に関する勉強をもっとしたいと考えるでしょう。また、投資経験が豊富な人も、常に新たな投資情報を継続的に探し続けるのが一般的です。投資に関する勉強方法の1つとしては、セミナーに参加するやり方があります。
FXブローカーや証券会社が主催しているセミナーから探す
セミナーに参加することで投資の勉強ができるのは分かっているのですが、ご自身に合ったいいセミナーを探す方法がわからないと悩んでいる人もいるでしょう。そういった人は、ご自身が取引をしている証券会社やFXブローカーが主催や紹介しているセミナー情報を探してみるといいでしょう。
こういったブローカー等は、常に新しい顧客を獲得しようと努力をしています。その活動の一環として、顧客セミナーを数多く開催しているケースがあります。顧客セミナーのテーマとして選ばれる内容は、旬のテーマであることが多く、投資経験者であってもためになる情報が聞けます。
また、すでに口座を持っている人向けのサービスとして、投資に役立つセミナーを継続的に行っているブローカーもあります。
灯台下暗し、ということで、まずはご自身が取引しているブローカーの情報をあたってみることをお勧めします。自分が取引しているブローカーのセミナーであれば、投資している金融商品とまったく無関係なセミナーが開催される可能性は低いため、外れをひくリスクをおさえることにもなるはずです。
投資セミナー情報サイト・投資仲間からの紹介で探す
投資セミナーの探し方の2つ目は、投資セミナー情報サイトを活用して探す方法です。
ネット上で投資セミナーを検索することで1つ1つのセミナーを探す方法もあります。しかし、投資セミナー情報サイトは、そういった個々の情報をテーマ別、地域別等に整理してありますので、ご自身に合ったセミナーを簡単に探し出すことができます。そのまま申込みができるようになっている情報も多いですので、その点も助かります。
お勧めの探し方の3つ目は、投資仲間からの紹介です。過去に行った投資セミナー先などで知り合いになった投資仲間がいれば、そういった人からお勧めのセミナー情報を得るのもいい方法です。投資仲間は、投資対象が同じだったり、嗜好が似ていたりするケースが多いので、その仲間がお勧めするセミナーは、自分にとっても役に立つ可能性が高いといえるでしょう。
また、信頼できる投資の先輩がいれば、その人からいいセミナーを紹介していただく方法もあります。いろいろな方法を駆使して投資セミナーを探してみるといいでしょう。
サラリーマンの投資入門解説!何に投資するのがベスト?
サラリーマンが給与収入以外に収入を得ようと思ったら、金融資産に投資をするのがお勧めです。副業規定に抵触することもありませんし、不動産投資のように、借入負担をする必要もありません。では、投資の入門としては何から投資するのがいいのでしょう?
投資信託とFXがお勧め
サラリーマンが金融資産へ投資する場合、選択肢は金融商品の数だけあります。株式投資でもいいですし、国債や社債への投資も考えられます。外貨預金や外貨建てMMFで為替差益を狙う方法も考えられます。ただし、投資経験がない初心者であれば、オプション取引や先物取引等のデリバティブ商品は避け、ある程度経験を積んでからトライした方がいいでしょう。
サラリーマンの場合、投資資金として捻出できる資金はそんなに多くない可能性もあります。ボーナス月にはある程度まとまった投資資金が手に入るかもしれませんが、それ以外の月はお小遣いの範囲内での、数万円の投資となるのが一般的です。
そのため、少額でも投資できる投資信託とFXがお勧めです。投資信託は、1万円から購入できるものがありますし、FXは少額の委託証拠金を拠出すればレバレッジをかけて大きな金額の為替取引ができるメリットがあります。サラリーマンが副収入を得るために投資するのであれば、手始めにこの2つから始めてみてはいかがでしょう。
空室リスクと対処法
投資信託もFXも少額から投資できるメリットはありますが、どんな金融商品にもメリットとデメリットがあります。それを正しく理解した上で投資を始めるのが、損失を抑え効率的に利益を得る近道となります。
投資信託は、多くのタイプから選べるメリットがあり、運用はプロに任せられるメリットがあります。デメリットとしては、元本が保証されていないことでしょう。もちろん、リスクが低いものもありますので、まずは安全なタイプから投資を始め、徐々にリスクに慣れることが必要です。手数料や信託報酬等のコストも理解しておくことが大切です。
FXの特徴の1つは、レバレッジがかけられることですが、デメリットとしては、ハイリスク・ハイリターンの投資だということです。最悪の場合、委託証拠金を上回る損失を被る覚悟も必要です。但し、海外FXを利用すれば、追加証拠金を求めない仕組みが採用されているものがほとんどなので、元本以上の損失を被るリスクは避けられます。
それぞれの金融商品の特徴を理解して、少額から投資を始めてみるといいでしょう。
投資と融資の違いは?「貸付」と「出資」を理解する
投資と融資。この2つの言葉は、どちらも実際にお金を渡した相手方から利子や配当金を受け取ることから、混同されがちです。では投資と融資の違いは何なのか?概念や収益モデルから解説していきましょう。
「出したお金」と「貸したお金」
投資と融資の違いを何かと問われれば、最も簡単な答えが「出したお金」と「貸したお金」という違いになります。投資はお金を出した対象が成長し、ご自身の出したお金が(もしくはお金の代わりとして受け取った権利が)将来価値を増大させて戻ってくることを期待するものです。それと同時に株式やFXの場合は「配当」や「金利」が期待できます。つまりキャピタルゲインとインカムゲインの両方を期待してお金を出すのです。
また、もっと広義の意味になると人物の能力や人脈、環境といったものも投資の対象として使われます。成長を期待できるものは投資の対象と見なされることが多いですよね。しかし、出したお金は必ず戻ってくるという保証は原則的にありません。元金が保証されていないのです。
一方融資は基本的に貸付であり、貸し付けた元金に応じた利子を受け取ることを目的としています。また貸し付けた元金は回収するという前提であり、契約上も元金を返済することが約束されています。このように、「原則的に戻ってこない可能性があるもの」なのか「戻ってくることを前提にしている」のかが1番大きな違いかもしれません。
また投資は「成長」「価値増大」「経営参加の権利獲得」などに使われるのに対し、融資は「救済」「繋ぎ資金」「動産や不動産、権利などを担保として預かる」ことなども違いでしょう。
FXは投資であることを忘れずに
投資と融資の違いについては前述した通りになりますが、FXはどちらかと問われれば当然「投資」になります。購入した通貨の価値が上昇、もしくは下落することを見越してキャピタルゲインを得ようとするからです。
それと同時にスワップ金利というインカムゲインも狙うことができます。実はFXはこの「キャピタルゲイン(資本の売却益)」と「インカムゲイン(資本から得られる利子や配当)」を、同時に成立させやすい投資法であると言えます。長期保有すればスワップポイントは毎日獲得することができますし、通貨売買の利益はレバレッジによって増大させやすくなります。
もちろんそれだけリスク管理は必要になりますが、海外FXのようにハイレバレッジであったり初期投資額が少額ですんだりというブローカーもありますので、ぜひ投資先として検討してみてはいかがでしょうか。