外貨建てMMF

海外で承認され、日本で販売されている外国投資信託の一つを、外貨建てマネー・マーケット・ファンドといいます。一般的には省略されて外貨建てMMFと呼ばれています。MMFの意味は「Money Market Fund、マネー・マーケット・ファンド」の略です。

外貨で運用される公社債投資信託のことであり、格付けの高い国際など、安全の高い債券に対して米ドル、ユーロ、豪ドル、英ポンド、NZドルの5種類の外貨を用いて投資を行う投資信託で、組み合わせて利用すると気軽に国際分散投資ができます。（運用の基本は、円高で預け、円安で戻します）。

主に対象通貨の高格付け債券や短期金融商品を中心に運用され、信用リスクの軽減や資金の流動性の確保が図られているため、外貨建て元本の安全性は非常に高いのが特徴です（為替リスクは常にあります）。

また、収益については、運用実績に応じて毎日分配が行われ、毎月最終取引日にその月の分配金がまとめて元本に再投資される仕組みになっています。

外貨建てMMFは言葉の通り、米ドルなどの外貨で運用されています。格付けの高い国債や安定性の高い企業の社債などが投資の対象となり、比較的リスクを抑えて投資をすることができます。

また、為替も常に変動しているため、為替による差益と金利で利益を生み出すこともできます。米ドルだけではなく、ユーロ、豪ドルなどを組み合わせて、様々な国に投資をするため、手軽に国際分散投資ができるのが特徴です。

また、少額から投資ができたり、手数料が無料の場合があるため、初心者でも投資がしやすいファンドです。