海外FXで利益を上げるための重要なポイント
海外FXに関する基本知識
海外FXで利益を上げるには、信頼できる海外FXブローカーを選ぶことが何よりも大切です。ただ、海外FXのブローカーは数多くあり、どこを基準にして選べばいいのか迷うかもしれません。また、自分に合ったトレード手法を見つけることも難しいかもしれません。今回は、トレーダー選びからデモ口座を使ったトレード手法のシミュレーションなど、海外FXで利益を上げるためのいくつかのポイントを紹介します。
海外FXブローカーを選ぶ
金融ライセンスを持つ信頼度の高いブローカー
全ての国内FXブローカーは金融庁に登録しているため、一定程度の安全性は担保されていると言えますが、金融庁への登録義務がない海外FXブローカーの場合、信頼できるかどうかを自分で判断しなければなりません。
そのためのポイントの一つで、極めて重要となるのが金融ラインセンスを保有しているかどうかです。金融ライセンスには様々な種類がありますが、イギリスの金融行動監視機構(Financial Conduct Authority、FCA)やキプロスのキプロス証券取引委員会(The Cyprus Securities and Exchange Commission、CySEC)は、厳格に運用されていることで世界的に知られており、これらのライセンスを保有する海外FXブローカーは信頼度も高いと言えるでしょう。
スムーズな入出金は重要なポイント
海外FXブローカーを選ぶもう一つのポイントは、スムーズな入金ができるかどうかです。入金方法が限定的であれば利便性は下がりますし、送金してから自分のアカウントに反映されるまでに時間がかかるようだと、取引の好機を逃すことに繋がりかねません。
さらに、入出金にかかる手数料も重要です。海外FXは口座に入金した資金を元に取引を行い、利益は出金して初めて確定します。入出金は何度も繰り返すので、その手数料が高いのは考えものです。多様な入金方法と反映されるまでの時間、そして手数料をよく確認しなければなりません。
スプレッドや約定力、レバレッジなどのサービス詳細を確認
前述した二つの要素と同じように重要視すべきものとして、スプレッドや約定力、レバレッジなどのサービス詳細が挙げられます。スプレッドが他のブローカーよりも広いと、取引を重ねるごとにコストが大きくなり負担になります。また、約定力も確認するようにしましょう。約定力は、売買が意図したタイミングで成立するかどうか、いわばブローカーとしての能力のことで、約定力が低いと売買のタイミングにずれが生じて想定とは異なるレートで売買することに繋がります。利益を逸する以上に、思わぬ損失が発生してしまうこともあるので注意が必要です。スプレッドや約定力、それにレバレッジの大きさなどを総合的に判断して、利用する海外FXブローカーを選ぶようにしましょう。
デモ口座でトレードをシミュレーション
デモ口座とリアル口座の違い
「利用する海外FXブローカーは決まったけれど、すぐにリアル口座で取引を始めるのはちょっと怖い」という場合には、まずは、リアル口座で取引をするのと同じ体験ができるデモ口座で始めてみるのがいいでしょう。主要な海外FXブローカーには必ずデモ口座があり、無料で開設することができます。デモ口座とリアル口座の違いは、損益が実際に発生するかしないかだけで、トレードの操作方法やスプレッド、レートなどは全て同じですので、まずはデモ口座から始めて操作に慣れましょう。
利益が出るトレード手法を検証する
デモ口座を使う大きなメリットの一つは、いろいろなトレード手法を試行錯誤して効率的な利益の出し方を検証できることです。デモ口座で利益を出せたトレード手法は、リアル口座でも利益を出すことができますし、逆に言えば、デモ口座で利益が出せなかったトレード手法はリアル口座の場合でも避けるのが無難です。
デモ口座にてレバレッジの高さを変更してトレードを試してみるのもいいでしょう。海外FXブローカーにしかない高いレバレッジで取引を行なった場合、実際の損益にどのように繋がるのかなどを検証してみましょう。デモ口座で取引を続けて、ある程度利益が確保できるようになったらいよいよリアル口座で取引を始めます。
リアル口座でトレード開始
まずはリスクを抑えたトレードから
デモ口座で海外FXの仕組みやトレード手法をある程度掴めたとしても、すぐに大きな証拠金で取引を行うのは懸命ではありません。まずは、口座を開設した際に付与されるボーナスを活用して、リスクの少ない状態で取引を始めることをおすすめします。
海外FXブローカーの中には、口座を開設するだけで数千円~1万円程度の証拠金をポーナスとしてもらえるブローカーもあります。このボーナスは引き出すことはできませんが、トレードに使用でき、このボーナスを使った取引で得た利益は実際に引き出すことができます。ボーナス等を活用して、リスクを抑えたトレードから始め、その後徐々に金額やロットを増やしていきましょう。あくまでリスクを抑えた慎重なトレードを心がけます。
初心者でも利益がでやすいトレード手法
海外FXには様々な取引手法があり、中には金融業界の知識がある程度必要になってくる中上級者向けのものもあります。海外FXを始めたばかりのトレーダーには、少額の利益を積み重ねて、リスクも比較的少ない手法がおすすめです。
その一つがデイトレードです。デイトレードは1日を区切りとして注文と決済を終わらせる取引手法で、ポジションの保有期間は1時間~数時間という短期で売買します。日を跨いで取引を継続することは基本的にありません。また、朝の時間帯にその日の戦略を立てて、利益確定や損切りの注文を入れておけば想定外の損失が発生することは少なくなります。
徹底したリスク管理を行う
前節で少し触れましたが、損失が発生するリスクの管理を徹底的に行い、もし損失が発生したとしても必要以上に拡大しないようにケアをしておくことが大切です。市場の想定外の乱高下などで損失を受け、それまでに得た利益が吹き飛んでしまえば元も子もありません。その日の取引を始める前に、利益の目安と許容できる損失の金額をあらかじめ決めておくことで無謀なトレードに走るリスクを減らし、精神的な負担も軽減できます。
まとめ
海外FXでは常に利益を上げる事はできません。利益を得るときもあれば、損失が出ることもあります。理想的なトレードは、利益を上げる時はできるだけ大きく、損失はできるだけ小さく留めることです。そのためには信頼できるブローカーを利用し、リスク管理を徹底的に行いながら取引をすることが大切です。各FX業者からの情報などを元に、総合的に評価した最新の海外FX業者人気ランキングも参考にするとよいでしょう。海外FXは世界情勢などの不測の事態で大きな影響を受けることがありますが、あらかじめ定めた損切りプランに沿って冷静に対処しましょう。損失を最小限に抑えつつ、利益を得られるタイミングを待ち、自分にあったトレード手法で効率的に利益を出していきましょう。