オーダー・約定関連
XMでスキャルピングはできる?
そもそもスキャルピングとは
スキャルピングは、数秒から数分程度の短期売買を繰り返して、利益を積み重ねるトレードスタイルです。とりわけ、日中にはなかなかトレードの時間が確保できないサラリーマンなどの兼業トレーダーに人気の手法です。
兼業トレーダーにおすすめ!スキャルピング3つのメリット
- 夕方の仕事帰りから就寝前の時間帯はスキャルピングに最適。
- ストレスをため込まないので、仕事もトレードも全力で取り組める。
- ハイレバレッジを活用でき資金効率が最も良い。
メリット1)夕方の仕事帰りから就寝前の時間帯はスキャルピングに最適
スキャルピングはトレードする時間帯をほとんど考える必要がありませんが、とりわけ夜の時間は、スキャルパーにとって美味しい相場です。
スキャルピングは、相場の取引量が多くなればなるほど、エントリーするチャンスも多くなります。日本時間の夜(21:00~23:00頃)は、ロンドン市場とニューヨーク市場が重なる時間で、流動性も高くスキャルピングがしやすい時間帯です。
日中働いている兼業トレーダーでも、家でひと休みしてからトレードができますね。
メリット2)ストレスをため込まないので、仕事もトレードも全力で取り組める
トレードとストレスは切っても切り離せない関係です。ポジションを保有しているときは含み益か含み損になっているわけですが、決済するまで最終損益がどうなるのか分かりません。
スキャルピングの場合、就寝前にはポジションを全て決済しているので、「相場が変動して朝起きたら大変なことになっている」ということはありません。トレードは、夜の時間帯に集中すればいいので、昼間は本業の仕事、夜はトレードとメリハリをつけたトレーダー生活ができるようになります。
メリット3)ハイレバレッジを活用でき資金効率が最も良い
スキャルピングは海外FXの魅力であるハイレバレッジを最も活かせるトレードスタイルです。スキャルピングは、ポジションの保有時間が少ない=証拠金をリスクにさらす時間が短いため、他のトレードスタイルよりもレバレッジが掛けやすいというメリットがあります。
短い夜の時間しかトレードできないサラリーマンでも、ハイレバレッジの強みを使って資金を増やすことができます。もちろん、レバレッジの他にスプレッドについても考える必要がありますが、XM Trading(エックスエム)はスタンダード口座・マイクロ口座・KIWAMI極口座で最大1,000倍、ゼロ口座で最大500倍のハイレバレッジを提供しています。
損切り幅を数十~数百Pipsに設定するデイトレードやスイングトレードでは、過剰なレバレッジは資金を大幅に失う可能性が高くなります。一方、スキャルピングはそもそもストップ幅も利幅も小さいため、ハイレバレッジ取引でも影響が少なくて済みます。
XMは公式にスキャルピングを認めている
FX業者の中には、スキャルピングを禁止している業者もありますので、スキャルピングをする際には、スキャルピングが認められている業者かをまずは確認しましょう。
XMTrading(エックス エム)の公式サイトを見ると、スキャルピングを公式に認めていることが分かります。
ちなみに、なぜスキャルピングを禁止しているFX業者があるかというと、FX業者が行う「カバー取引」が行いにくくなるなどという理由があります。
カバー取引とは、顧客から受けた注文を銀行等の金融機関に発注し、価格がどちらに動いてもFX業者の損失とならないようにする取引です。スキャルピングのようにあまりに早く決済されてしまうと、FX業者のカバー取引がしにくくなるという事情があります。
特に、トレーダーの注文をディーラーが処理しているDD方式の業者ではスキャルピングが禁止されている場合が多いです。
スキャルピング禁止の業者でスキャルピングをやると、規約違反となり、利益の取り消しや口座凍結となる可能性があるため、注意が必要です。
XMは、注文を機械的に約定させるNDD方式を採用していて、約定力の高さに定評があります。スキャルピングにも一切制限はないため、安心してスキャルピングができますね。
スキャルピングとハイレバレッジは最高のコンビ
ハイレバレッジ=リスクが高く危険というイメージを持っている人もいます。確かに、リスク管理ができていない過剰なレバレッジは証拠金を多く失ってしまう可能性が高くなってしまいます。
しかし、ポジション保有時間が短いトレードスタイルほど、ハイレバレッジのメリットを活用しやすいです。スキャルピングは、短い時間で決済するトレードスタイルですので、利幅も小さいですが損切り幅も小さいというのが特長です。
利益確定・ストップの判断が素早いので、他のトレードスタイルよりもレバレッジが掛けやすいのです。
どれぐらいの利益を得たいかにもよりますが、10万円でスタートするのがおすすめです。XMの最大レバレッジは、スタンダード口座・マイクロ口座・KIWAMI極口座で1,000倍、ゼロ口座でも500倍なので、10万円の証拠金があれば、十分トレードができるでしょう。さらに、100%入金ボーナスが適用されるスタンダード口座を利用すれば、5万円の入金で10万円分のトレードを行うこともできます。
スキャルピングにはXMのどの口座タイプがいい?
XMTrading(エックス エム)には、スタンダード口座、マイクロ口座、ゼロ口座、KIWAMI極口座がありますが、どの口座タイプがスキャルピングに適しているのか比較してみます。
スキャルピングに向いているのはゼロ口座・KIWAMI極口座
スキャルピングでは、なるべくスプレッドや取引手数料などの取引コストを低く抑えることが重要です。
スキャルピングは、デイトレードやスイングトレードなどの比較的長くポジションを保有するトレードスタイルよりも1回の獲得利益が小さいため、利益に対して取引コストの占める割合が大きくなります。
XMの口座タイプのうち、スプレッドが狭いのはゼロ口座・KIWAMI極口座です。スタンダード口座とマイクロ口座はスプレッドが広めで、ほとんどの時間帯で同じスプレッドです。当サイトで独自に計測している、リアルタイムスプレッド比較のデータで見てみましょう。
スタンダード口座は手数料が無料、ゼロ口座は往復10ドル(※)の手数料がかかるので直接比較することはできませんが、ドル円の場合ゼロ口座の手数料は1Pips相当なので、手数料分を入れてもゼロ口座の方がスプレッドが狭いことが分かりますね。
往復手数料は基軸通貨10通貨分。ドル円などドルが基軸通貨の場合は10ドル、ユーロドルなどユーロが基軸通貨の場合は10ユーロとなる。
このため、スキャルピングを行う人にはXMのゼロ口座が人気です。
スタンダード口座でXMのボーナスをフル活用
XMの魅力の1つに「豪華なボーナス」がありますが、スプレッドの狭いゼロ口座とKIWAMI極口座は、このボーナスが利用できないというデメリットがあります。そのため、スプレッドは広くなりますが、スタンダード口座でスキャルピングを行う人もいます。
XMには、3,000円の「口座開設ボーナス」と、100%+20%の「入金ボーナス」、トレードのたびにボーナスがキャッシュバックされる「取引ボーナス」の3種類のボーナスがあります。
特に、500ドルの入金まで適用される入金ボーナスを利用すれば、資金を一気に倍にすることができます。さらに、スキャルピングは、1回の獲得利益が小さい代わりに何度もトレードを行って利益を積み重ねていくトレードスタイルなので、トレードするたびにボーナスを貯められる取引ボーナスも多く受け取ることができます。
スキャルピングを行う場合、基本的にはゼロ口座の利用をおすすめしますが、最初の資金が少ない方は入金ボーナスのメリットが大きいため、スタンダード口座を利用することを検討してもいいでしょう。
取引ボーナス(XMP)付与の対象は、10分以上のトレードのみです。そのため、スキャルピングと言っても、秒単位で決済するスタイルではなく、10分程度の比較的長めのスパンで決済するスタイルの方が取引ボーナスを利用できます。
XMのボーナスについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
スキャルピングで勝つための3つのポイント、教えます
最も気になるのは、「どうやったらスキャルピングで勝てるのか」ということだと思います。この章では、スキャルピングトレードで勝つための3つのポイントと手法を紹介していきます。
スキャルピングで大切な3つのポイント
ポイント1)トレード計画を立てる
スキャルピングで大切なのが「リスク管理」です。1回のトレードで獲得する利益が少ないので、他のトレードスタイルよりも、トレードルールを守ることが利益につながっていきます。
エントリーするポイントやストップロス幅はもちろん、トレードする時間や通貨もあらかじめ決めておきましょう。
私はトレードする前に集中力を高めるため、毎回お気に入りの音楽を流します。そうすると、気分がトレードモードに切り替わるので、集中しやすくなります。その間に相場の流れやトレードのイメージトレーニングをして、トレード開始です。といっても、エントリーチャンスが来るまでずっと待たなければいけませんが。
トレードを始める前のルーティンワークを決めておくと、スキャルピングトレードにも取り組みやすくなります。ぜひ試してみてくださいね。
ポイント2)トレードにメリハリを付ける
私は、デイトレードをしている最中に別口座でスキャルピングをしています。しかし、スキャルピングには集中力が求められるため、1日に多くて3時間までとルールを決めています。
人間の集中力が続くのが約2時間程度と言われているので、2時間に1回は休憩するのもいいかもしれません。3回以上、損切りが続いた後は、少し時間をおいて再開する方が良いと感じています。
スキャルピングトレードはメリハリを付けて取り組むことが大切です。
スキャルピングで怖いのが「コツコツドカン」です。
私も経験があるのですが、ダラダラとトレードを続けていると集中力が切れて、大きなミスをしてしまいがちです。ある時、スキャルピングを連続で6時間していたのですが、最後の1時間で全ての利益を飛ばしてしまった経験があります。原因は、集中力が切れてトレードルールを守らずに取引をしたことです。
コツコツドカンを避けるためにも、トレードにメリハリを付けて取り組みましょう。
ポイント3)通貨別・時間帯別で徹底的に研究する
スキャルピングで利用する時間足は、1分足が多いと思います。実は、通貨や時間帯によって、それぞれの動き方が大きく異なっています。例えば、ドル円とポンド円でも動き方が違いますし、同じ通貨でも時間帯によって1分間に動く幅(ボラティリティ)が異なります。
ドル/円は比較的動きが緩やかですが、ポンド/円は夕方~夜にかけて大きく動きます。また、日本時間の朝~昼過ぎまではレンジ相場、夕方~夜にかけてはトレンドになるケースが多いと感じます。
トレードする前に、取引したい通貨・時間帯の特徴を徹底的に研究してみましょう。
スキャルピングで覚えたい時間帯別の特徴
日本時間 | 値動きの特徴 |
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早朝~昼過ぎ (9:00~14:00) |
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夕方~夜 (14:00~20:00) |
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夜~深夜 (20:00~24:00) |
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ボリンジャーバンド逆張りスキャルをやってみよう
スキャルピングの手法には様々なものがありますが、ここでは「ボリンジャーバンド逆張りスキャル」という手法を紹介します。
ボリンジャーバンドとは、統計学の「標準偏差」を利用したインジケータです。3本の線が表示されていますが、真ん中の線が移動平均線で、上下の線は、標準偏差から価格の変動幅の予測を算出したものです。
価格の変動幅の予測は、「σ」という単位で設定します。インジケータの設定値を1σ、2σ、3σと大きくするにつれて、上下の線が移動平均線から大きく乖離するようになります。
上記の図のように、上下の線を3σ(-3σ)に設定すると、かなり移動平均線から離れていることになり、逆張りポイントとなります。
スキャルピングのルールとして、例えば下記のようなルールを設定します。
例)スキャルピングのトレードルール
通貨 | ドル/円、ユーロ/ドル |
時間足 | 1分足 |
トレードする時間帯 | 2時間ごとに30分は必ず休憩する 夜21:00~深夜25:00頃までのニューヨーク市場 |
エントリーシグナル | ボリンジャーバンド3αもしくは-3αで逆張り |
利益確定 | 原則、ボリンジャーバンドの中央線 |
ストップ幅 | 10Pips |
スキャルピングの手法は「極力シンプル」なルールを目指します。
この場合であれば、ボリンジャーバンドの上下の線(3σまたは-3σ)にタッチした瞬間にエントリーし、価格がボリンジャーバンドの中央線(移動平均線)にタッチしたら決済、ストップ幅を10Pipsに設定します。
ルールを決めてしまえば、メンタルに左右されずに安定的にトレードができるのでおすすめです。
他にもプライスアクションでトレードする方法などもありますので、自分に合ったトレード手法を見つけてみてくださいね。
ボリンジャーバンドの設定方法については、当サイトで作成したMT4/MT5ご利用ガイドを参考にしてください。
ハイレバスキャルで資金効率をUPさせる
ここまでXMのハイレバレッジとスキャルピングについて解説してきました。XMが公表している平均スプレッドは広めですが、夜になると取引量が高くなるので、ややスプレッドが狭くなるように感じます。
スキャルピングにおすすめの口座タイプはスプレッドの狭いゼロ口座・KIWAMI極口座ですが、スタンダード口座の場合は、XMのボーナスとと1,000倍のハイレバレッジが活用できますので、少ない資金から大きく増やすチャンスが出てきます。
サラリーマンの兼業トレーダーであっても、夜の数時間で資金効率よく運用できるのがスキャルピングの魅力です。
ただ、コツコツドカンとならないように事前にトレードルールを作って、検証してみることも大切です。
当サイトでは、XMのスプレッドをリアルタイムで見ることができるツールも公開していますので、ぜひ参考にしてみてください。