アセットアプローチ
2018.07.30
アセットアプローチとは、資産、財産を意味するアセット(asset)に由来し、資産運用において「投資対象となる資産」をいいます。
その対象としては、株式(日本株、外国株)、債券(円債、外債)、コモディティ(金、プラチナ、原油、銅他)、不動産(REIT)、短期金融商品、ヘッジファンド、プライベートエクイティ、デリバティブ(先物、オプション他)など様々なものがあります。
ある時点での、資産ストック量の需給関係によって、外国為替相場が決まるという、為替相場決定理論の一つであり、通貨ペアとして組み合わせた二国間の、利子率における差によって為替レートが決まるという理論です。
FXにおける為替レートの変動には各国家の金利事情や経済情勢などが影響しますが、それに加えてドル建ての株券、円建ての債券など外貨建ての金融資産の受給変化も関わっています。
このような考え方を知っておくこくとで、FXにおける株価の変動チェックの重要性の理解につながります。例えば、為替相場に加えて日経平均株価とダウ平均株価の推移をみることで、金融資産の移動を推察することが可能です。
仮に日経平均が低くなりダウ平均が高くなったとすると、理由の一つとして、円建ての金融商品の売りが進みドル建ての金融商品の買いが進んだと考えられます。結果、国内市場の活性化による自国通貨の需要増加を見込めます。
読み方
アセットアプローチ・あせっとあぷろーち