イングランド銀行

イギリス連合王国の中央銀行に当たるイングランド銀行（BOE）は、イングランドとウェールズの通貨発行や政策金利の設定などを行っています。つまり物価安定の維持と英国政府の経済政策支援をしています。

イングランド銀行は世界初の株式組織型銀行として、1694年にプファルツ戦争の費用を調達することを目的として設立されました。19世紀頃の大英帝国は世界の銀行ともいわれ、1997年に金融政策の決定権をもつまでに成長を遂げました。

銀行券を発行したり、政府に貸し付けを行ったり、利子の受け取りをしたりする銀行業務を行っています。

イングランド銀行が毎月上旬にイギリスの政策金利を発表しています。イギリスの金利は長い期間に渡って変更されていませんでしたが、2016年に引き下げられました。

スコットランドと北アイルランドの通貨発行権はその地域の銀行がもっていますが、イングランド銀行に通貨発行額とほとんど同額の預け入れを義務付けられています。