ロウソク足
2018.07.11
ロウソク足とは、相場の値動きを時系列に沿って表す手法のひとつをいいます。ロウソクの形に似ていることからロウソク足、またはロウソクチャートと呼ばれています。
一定期間の初めに付いた値を始値、最後に付いた値を終値、最も高い値を高値、最も安い値を安値とし、この四種の値(四本値)をロウソクと呼ばれる棒状の図形を表し、時系列に沿ったチャートを表します。
ロウソク一つあたりの期間が一日の場合は日足(ひあし)、一週間の場合は週足(しゅうあし)、一月の場合は月足(つきあし)、一年の場合は年足(ねんあし)と呼びます。
それぞれの時系列ごとで始値から価格が上昇すれば上へグラフが伸びていき、価格が下落すれば下にグラフが伸びていきます。
ただし、棒状のグラフで表されるのは始値から終値の部分だけです。最高値や最安値と終値の間は、直線で表現されています。この直線のことを「ヒゲ」といい、一般的には棒状のグラフから上に伸びている部分を「上ヒゲ」、下に伸びている部分を「下ヒゲ」と呼びます。ヒゲの長さは値動きを予測するための判断材料の一つになるともいわれています。
読み方
ロウソクアシ・ろうそくあし