デルタヘッジ
2018.07.02
デルタヘッジとは、デルタを利用してすでに保有しているオプションの価格変動リスクをヘッジするためにデリバティブ対象原資産を売却または購入し、オプションの価格変動リスクを回避する方法をいいます。
オプショントレードにおいてデルタヘッジをすることでリスクを回避し、全体の損益をゼロにすることが目標とされています。
デルタとはオプションのリスク指標の1つで、原資産価格の変動に対してオプション価格(プレミアム)がどの程度変動するかを示す指標(0~1の値)をいいます。
それに対して、ポジションを調整し、損益(価値)に振れが出ないような状態を作り出すことを「ヘッジ」といい、デルタヘッジとは、原資産の価値変化とオプションの価値変化をデルタ値の合計がなるべく小さくなるようにして、トータルで価値の変動を軽減することです。
長期に投資をするうえでデルタヘッジを理解することは、損失を出さないためにも重要なことです。
読み方
デルタヘッジ・でるたへっじ
同意語