反落
2019.09.21
マーケット全般で使われる用語で、上昇を続けていた相場が値下がりに転じると下落と呼ばれますが、反落とは、基本的には短期間に限定した下落を指し、上げていた相場が一転して安くなる(下落に転じる)ことをいいます。
値下がり幅(反落)が大きい時は「急反落」、値下がり幅(反落)が小さい時は「小反落」といいます。
あくまでも短期間のものなので、本格的な下落を意味するものではありません。反落に転じる要因としては大手企業の業績下方修正やニューヨーク市場の大幅安といったような何らかの悪材料が市場に影響を及ぼすことが挙げられます。
また、実体経済以上に買いが入った場合には為替が一定水準に達して利食い売りが生じるかもしれません。そういった状況でも反落は生じます。その逆で、何かしら好材料が出たときには急反発が起こる可能性があります。そのため、FXにおいては常に相場やニュースに目を光らせて反落や反発に備えるといいでしょう。
読み方
ハンラク・はんらく
対義語