金利先渡取引
2018.06.06
金利先渡取引はFRAと呼ばれ、「Forward Rate Agreement」の頭文字をとったもので、将来の特定期間の金利を現時点で予約しておく相対取引のことを指します。
この取引では、契約時の約定レートと実際の指標金利の差額を、市場実勢金利で現在価値に割り引いた金額を前払いで決済します。指標金利については、日本円TIBORもしくはユーロ円LIBORが用いられるのが一般的です。
その取引の特性上、日本では賭博罪に抵触するおそれがあるとして1990年代前半まで禁止されてきました。しかし国際金融市場の流れに乗り遅れまいと、1994年に解禁されました。
読み方
キンリサキワタシトリヒキ・きんりさきわたしとりひき
同意語