IMF
2018.07.19
IMF(International Monetary Fund、国際通貨基金)とは、第二次世界大戦後に国際経済の安定を目指して設立された国連の専門機関をいいます。
1944年のブレトン・ウッズ会議で設立が決定され、この会議で調印された国際通貨基金協定に基づいて戦後に設立されました。
日本は1952年8月に加盟しました。2017年9月現在、加盟国は189カ国にわたっています。これは世界のほぼすべての国が加盟していることになります。
会合は年に1回総会と年2会開催される国際通貨金融委員会などがあり、日本銀行の総裁らが出席しています。
IMFは、加盟国の為替政策の監視のほか、国際収支が悪化した加盟国に対して融資を実施することも重要な任務です。任務を通じて、国際貿易を促進し、加盟国の雇用を高い水準に保つとともに所得の増大をはかりながら、為替の安定の実現を目指しています。
なお、国際通貨基金の資金については、各加盟国が、その経済力や貿易規模等を基準にして算出された自国の割当額(クォータ)に従って、出資払込みを行っています。
読み方
アイエムエフ・あいえむえふ
同意語