マネタリーベース
2018.06.11
マネタリーベースとは、日本銀行が銀行券を発行して民間銀行に資金供給している資金の総額を指します。具体的には日銀当座預金と現金を合計した金額になります。
日本銀行が行っている量的金融緩和政策は、市場に資金を供給することによって企業の投資活動などへ資金が回りやすくし、経済活動を活性化させて物価上昇を実現することを目指す金融政策です。
市場に資金が供給される場合、民間銀行が日本銀行に開設している日銀当座預金を通じて資金供給が行われることになります。
マネタリーベースが増加すると民間銀行が企業などに貸し出す額も増加することが予想されます。その結果、実際に企業や個人に回るお金が増加することにつながります。
読み方
マネタリーベース・まねたりーべーす