逆ざや
2018.07.31
逆ざやとは、投資対象が為替変動によって、購入価格よりも売却価格もしくは現在の価格の方が安くなっている状態のことをいいます。つまり損失が発生している状態のことで、含み損ともいいます。
また、相場において、二つの銘柄を比較した時に、本来高いはずのものが安く、本来安いはずのものが高くなる場合にも使われます。
さらに、その他にも、先物取引において、先限より中限が高く、中限より当限が高くなっている相場のことを意味したり、融資において、貸出金利が調達金利を下回っている状況を意味したりすることもあります。
為替の変動が原因で投資対象が購入時の価格よりも現在の価格または売却時の価格の方が安くなっている状態でもあります。
その他にも、相場の中で2つの銘柄を比較した場合、通常高くなると期待されている銘柄が安くなったり、逆に安くなると予想された銘柄が高くなったりした時にも使われます。
また、融資においても、貸出時の金利よりも調達時の金利の方が上回った状態の時に使用される用語であり、あるいは先物取引でも取引最終日が最も遅い先限よりも取引最終日が中間の中限が高く、取引最終日が最も早い当限が中限よりも高くなった時にもこの用語が使われています。
読み方
ギャクザヤ・ぎゃくざや
対義語