無配
2018.06.11
無配とは、企業が売り上げ不振や経営方針などの理由で配当を出せないことです。
それまで配当が出ていたのに配当が出せなくなることを無配転落と言い、その逆にそれまで無配だったけれど、業績が回復するなどの理由で配当が出るようになった場合は復配と言います。
無配が多く見られるのは新興企業のケースです。新興企業の場合には儲けた利益を配当として株主に還元するよりも、成長部門に投資することでより株価を上昇させる方がむしろ株主にとって利益になることが多くあります。
一方で、成熟産業の株が無配となるケースは、その会社の経営状況が悪化している場合が多いので気をつけましょう。
無配転落してしまうと株価にも悪影響を及ぼします。そのため多くの場合、仮に単年度で赤字になってしまってもすぐに黒字に戻せる見通しがあるのであれば、企業は無配転落を避けようとします。
読み方
ムハイ・むはい