非農業部門雇用者数変化
2018.08.07
「非農業部門雇用者数変化」はNFPとも呼ばれ、米国の労働省労働統計局が公表しています。この指標は農業部門を除いた民間企業や政府機関などの雇用者数を表しているのです。
景気の動向と非常に密接な関係にあり、連動性が高いことからあらゆる経済指標のなかでも注目度の高い指標だと言えます。非農業部門雇用者数と失業率は雇用統計の一部ですが、世界の経済指標で最も注目される指標という事ができます。
非農業部門雇用者数変化は各事業所の給与支払い帳簿を基にして取りまとめられたものであり、対象となる事業所は約40万社で、従業員数は約4700万人となっているのです。
つまり、非農業部門雇用者数変化の調査対象は全米の約3分の1を網羅しているため、動向の変化に注目が集まるのです。
この指標には自営業者や農業従事者は含まれていないため、米国の雇用状況を示す大事な指標となっています。
読み方
ヒノウギョウブモンコヨウシャスウヘンカ・ひのうぎょうぶもんこようしゃすうへんか