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FX用語解説集

ニューヨーク・マーカンタイル取引所

UPDATE2018.07.04

ニューヨーク・マーカンタイル取引所とは、米国ニューヨークにある世界最大の商品・エネルギー先物取引所をいいます。

同取引所は、New York Mercantile Exchange, Inc.(NYMEX)が運営し、かつてはニューヨーク・マーカンタイル取引所とニューヨーク商品取引所の二つに分かれていましたが、現在では統合されています。

ニューヨーク商業取引所はエネルギーや金属取引に強みを持ち、原油、天然ガス、灯油、ガソリン、金、銀、銅などが取引され、特に原油先物のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は有名で世界的な原油価格の指標となっています。

また、取引方法については伝統的な立会場でのフロア取引が現在も行われていますが、2006年にシカゴ・マーカンタイル取引所の電子取引システムである「グローベックス(GLOBEX)」が導入され、取引の電子化(IT化)にも対応しています。

その後、2008年の8月にはシカゴ・マーカンタイル取引所との経営統合が同所の株主総会によって承認可決され、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所の略称) Group Inc.の傘下となりました。

ちなみに、経営統合以降のCMEグループは、「シカゴ商品取引所(CME、CBOT)」「ニューヨーク・マーカンタイル取引所(MYMEX)」「ニューヨーク商品取引所(COMEX)」といった主要取引所で構成されています。

なお、CEMグループは国際的に24時間体制でフル稼働していて、前述したエネルギー類や金属類、さらには農産物などにも強みを持ちます。その取引量は世界最大規模ともいわれていますので、各国通貨の売買を行うFX取引においてもCMEグループの動向や市場変動は無視できるものではありません。

読み方

ニューヨークマーカンタイルトリヒキジョ・にゅーよーくまーかんたいるとりひきじょ

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EDITOR制作/編集 FXplus編集部

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