順張り
2018.07.29
順張りとは、マーケット(相場)のトレンド(流れ)に乗って取引を行うことをいいます。具体的には、FXや株式取引について特定の銘柄が上昇相場にある局面で、移動平均線などのサポートライン付近まで価格が下落した局面まで待ってから「買い」で入る取引方法です。
上昇トレンドが発生しているということは、基本的に「業績が順調である」というような良い理由があるということです。そのため、上昇相場は基本的に下落しにくいのですが、一部の投資家の利益確定売りなどで一時的に下落することがあります。そのときを狙って取引をすることで、リスクの少ない取引が可能となるのです。
このような理由によって、一般的に順張りは投資初心者に向いている取引方法であるといわれています。ただし、下落している理由が急な悪材料が出たことである場合は、上昇トレンドから下落トレンドに切り替わっている可能性も0ではありません。どのような理由で下落しているのかについては、よく調べたうえで順張りをする必要があります。
トレンドにあわせた取引を行うことから、トレンドフォローとも呼ばれます。 上昇相場では買い注文を入れてトレンドに乗り、下落相場ならば売り注文によってトレンドに乗ります。
この反対が「逆張り」と呼ばれ、トレンドの流れに逆らって売買をするというものです。一般に短期売買では「順張り」が、中長期投資では「逆張り」が適していると言われています。
読み方
ジュンバリ・じゅんばり
対義語