利食い
2018.07.28
利食いとは、含み益を出している有価証券に対して反対売買を行うことで、利益を確定させることです。主に株式や為替などのように市場で取引され、価格が変動するものに対して使われます。
これらの有価証券は一般的に購入時よりも価格が上昇すれば利益になりますが、保有しているだけではいつまで経っても実際の利益にはなりません。そのため、売却した時点で購入価格よりも高い価格になっていることが重要です。
利食いしないまま「もう少し価格があがるだろう」と考えて静観していると、逆に価格が下がってしまい、結果的に購入時点よりも低い価格で売却しなければいけないケースもあります。
そうした事態を防ぐために、ある程度利益が出た状態での利食い売りを薦める「利食い千人力」という格言が相場の世界にはあります。
読み方
リグイ・りぐい
同意語
対義語